変態兄貴

413 :変態兄貴(表):2007/12/25(火) 23:42:13 ID:JbL7Az0t
今日もいつものように俺が洗濯係だ。
洗濯機を開け、洗剤と一緒に篭の中の洗い物を一気に流し込む。
ぐふふ。これで俺とアイツの下着が洗濯機の中でぐちゃぐちゃに……
洗濯機の中をにやけながら見つめていた俺を、誰かがすさまじい力で引き剥がした。
驚いて振り返ると、赤いランドセルを背負ったツインテールの少女が立っていた。
俺の首根っこをしっかり掴んでいるこの少女は、妹の真美だ。
「ちょっと、バカ兄貴! 洗い物私のと一緒にしないでって言ったでしょ!」
真美は洗い物を次々に引き出しながら、俺を鋭く睨みつけてくる。
「もう! きもいきもいきもい! 何回同じ事言わせんのよ!」
「す、すまん。もうしないから、許してくれ」
床に土下座し、許しを請う。
が、そんな事で怒りが収まるはずもなく、真美の表情はどんどん引き攣っていく。
つり目がちの目をさらに吊り上げながら、真美は俺を罵倒し始める。
「ふん……どうせ私の下着と自分の下着が混じりあうとこでも想像して興奮してたんでしょ!
この変態! 変態! 変態!」
黄色いワンピースから覗く白い足が、俺の頭に振り下ろされる。
「いてっ! いてっ! や、やめてくれ! 許してくれ真美」
「今日という今日は許すか! この変態! 死ね! 死んでしまえ!」
「なっ! 兄貴に向かってその口の利き方はなんだ! 大体別々に洗ったら水道代が持ったいな……」
「うるさいうるさい! 口答えするな! このシスコン! ロリコン!」
口汚く罵りながら、俺を踏みつける真美。
いくら力が弱くてもこう何度も何度も踏まれるとさすがに痛い。
頭を両手で抑え、どうにか真美の蹴りから逃れようと身体を縮こませる。
だが、蹴りの威力はどんどん強くなるばかりで一向に軟化する気配がない。
このままじゃまずい……抑えきれなくなってしまう!
「はぁはぁ……真美、ほんとにやめてくれ。そうじゃないと……」
「そうじゃないと、なんなのよ」
「そうじゃないと……」

そうだ、そうじゃないと……


「勃起しちまう」


そう言った瞬間、真美の蹴りが一直線に向かってきた。


414 :変態兄貴(裏):2007/12/25(火) 23:43:23 ID:JbL7Az0t
今日も洗濯係は兄貴だった。って事はやる事はひとつ。
学校に行く振りをして玄関に向かい、そのまま階段の影に隠れる。
荒い息をたてながら、兄貴がリビングから玄関先の洗面所まで近づいてくる。
兄貴は洗面所に入ると、洗濯機の開き、ニヤニヤ笑いながら洗い物を一気に流し込んだ。
予想通りだ。ホント、なんで兄貴はこんなに変態なんだろう。
……いや、変態は私も同じか。
音を立てないように慎重に兄貴の背中に近づき、勢いよく首根っこを掴み、洗濯機から引き剥がす。
突然現れた私に、兄貴は驚愕の表情を浮かべる。
そんな兄貴を無視し、私は洗濯機の中に手を突っ込む。
洗濯物を一緒にするくらいで怒るなんて、って友達からもよく言われる。
でもこの変態兄貴にはこのくらいしないと駄目なのだ。
「ちょっと、バカ兄貴! 洗い物私のと一緒にしないでって言ったでしょ!」
本当はこのままにしておきたい。兄貴の下着と私の下着が混ざり合わせてみたい。
でも駄目だ。このままじゃ兄貴は駄目人間になってしまう。
私が、しっかりしないと。
「もう! きもいきもいきもい! 何回同じ事言わせんのよ!」
「す、すまん。もうしないから、許してくれ」
床に膝をつき、私に土下座する兄貴。
10歳も年下の女の子に、惨めに土下座し許しを請う大学生。
……ああ、だめ。やめてお兄ちゃん。そんなことしないで。
我慢できない。私、我慢できなくなっちゃうよ。
ゴクリとつばを飲み込み、ゆっくり足を上げる。
「ふん……どうせ私の下着と自分の下着が混じりあうとこでも想像して興奮してたんでしょ!
この変態! 変態! 変態!」
だめだ。やってしまった。結局、いつもと同じだ。
「いてっ! いてっ! や、やめてくれ! 許してくれ真美」
「今日という今日は許すか! この変態! 死ね! 死んでしまえ!」
「なっ! 兄貴に向かってその口の利き方はなんだ! 大体別々に洗ったら水道代がもったいな……」
「うるさいうるさい! 口答えするな! このシスコン! ロリコン!」
少しずつ力を加えながら、兄貴を踏みつける。
分かっている。兄貴の股間は膨らんでいる。私に蹴られる事で、興奮している。
そんな事わかってるのに。このままじゃ兄貴が余計駄目になっていまうってわかっているのに。
でも止められない。止めることなんてできない。


415 :変態兄貴(裏):2007/12/25(火) 23:44:19 ID:JbL7Az0t
私に踏まれながら、亀のように身を縮こませる兄貴。
そんなことされたら、余計踏みつけてあげたくなっちゃう。
どんどん兄貴を踏みつける。何度も何度も踏みつける。
ゾクゾクする。得もいえぬ快楽が私の背筋を駆け抜けていく。

お兄ちゃん……お兄ちゃん。私のかわいいお兄ちゃん。
私知ってるんだよ? 私が寝てる間に部屋に入ってきて、なにしてるのかってこと。
いつも私の寝顔見ながら鼻息荒くして、おちんちん擦ってるよね?
しかもたまに私の顔に白いのかけまくってそのまま朝まで放置してるよね? 
おまけに私が一生懸命顔ゆすいでるとこみてまたおちんちん大きくしてるよね?
そのあと洗い物取りに行く時、私のパンツのにおい嗅ぎながらトイレでシてるでしょ?
私知ってるよ。全部知ってるんだから……

「はぁはぁ……真美、ほんとにやめてくれ。そうじゃないと……」
「そうじゃないと、なんなのよ」
「そうじゃないと……」
額に脂汗を滲ませながら、私を見上げてくる兄貴。
その子犬のような瞳に、私の加虐心は一気に燃え上がった。

お兄ちゃん、ホントは嬉しいんだよね?
こうやって私に蹴られるの、嬉しいんだよね? だからわざと私を怒らせてるんだよね?
分かってるよ……お兄ちゃんが嬉しい事は、私にとっても嬉しい事だもん。
小さい頃から私をかわいがってくれて、何でも言う事聞いてくれたお兄ちゃん。
私がいないとダメダメな、妹に欲情しちゃう最低のクズお兄ちゃん。
大好きな、大好きな私だけのお兄ちゃん。
だからお兄ちゃんが次に何を言って、どうして欲しいのか、私ちゃんとわかってるよ。

意を決するように私の目をしっかり見つめ、兄貴はつぶやいた。

「勃起しちまう」

それを聞いた瞬間、私はひざまずく兄貴に向かって空手で鍛えたローキックを繰り出した。
蹴りは見事に鼻に当たり、兄貴は勢いよく吹き飛んだ。

ほら、やっぱりね。
でも、これもお兄ちゃんの望みなんだよね?


だって、お兄ちゃん、嬉しそうに笑ってるもん。

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最終更新:2007年12月27日 13:58
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