647 名無しさん@ピンキー sage 2008/02/07(木) 23:49:47 ID:u8poO9dd
ここはどこだろうぼんやりしていてなにもわからない
「に―さん」
「兄さん」
誰かに呼ばれているようだ、だがあいにくこっちは調子が悪いんだあとにしてくれよ
「もう起きないなんてこれでどうです? えいっ」
「ぐわっ」
その一撃で俺は完璧に目が覚めた、かなりのチョップだこんなことできるのは妹しかいない
「起きましたね兄さん」
「なにするんだよ」
かなりきいたぞそこら辺の男のチョップよりきくんじゃないか?
「そ、そんなことよりお前今授業中だろ?」
そう授業中でありここは保健室だ、妹はここの学生だし授業もきちんと受ける模範的な生徒だ、不良じゃないし保健室にお世話になるような事もない
―ならなぜここにいる?
「それは兄さんが心配で来たんですよ簡単でしょ?」
まったくコイツは素でこんなことを言うのだから困る
「なら大丈夫だただの貧血だ」
事実を言い教室に帰らせようとする
「だめですよ兄さんが貧血だなんて、いいですか絶対安静にしてくださいあと私も心配なので帰りませんからね!」
こうなると妹は頑固だ、しかたないか…
まったりとした時間が過ぎていった…
だがそんな平穏を神様が許すはずがなかった
最終更新:2008年02月12日 23:12