21歳のキモウトネタ

764 21歳のキモウトネタ sage 2009/06/19(金) 12:15:27 ID:lg3X43rS
「ただいま…」
「おかえりなさ~い、あ・な・た♪御飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
「…その質問に答える前に、何故そんなトチ狂った格好をしているのか聞いてもいいか?」
「え?これ?彼氏持ちの友達が、「裸エプロンは淑女の嗜みよ!」って言ってたから」
「今度そいつに会ったら、「淑女という言葉の意味を調べて、ノートに100回手書きで写して来い」と言え」
「え~と、とりあえず伝えとくよ。で、あ・な・た♪お風呂でする?ベッドでする?それとも、こ・こ・で?」
「寝言はいいからシャワーを浴びさせてくれ」
「は~い!お風呂でソーププレイね?」
「殴るぞお前」
「きゃ~!家庭内暴力~!DV~!」
「(ピッピッポッ)あ、もしもし?警察ですか?ここに頭のおかしい女が一人いるので、10年ばかりムショにぶち込んで欲しいんですけど」
「ちょっ!待った待った!私が悪かったからパトカーマジ召喚は止めて!」
「安心しろ。実際にかけたのは時報だ」
「兄さんの意地悪!」
「何を今更」
皆さんこんばんわ。俺の名前は蛍。七志野・蛍と言います。先じて言っておきますが、決して『名無しの・兄』と誤変換しないようにお願いします。
現在25歳。アパート暮らしの、しがない会社員であります。
さて、先程冒頭で俺と漫才をしていた人物。彼女は舞。七志野・舞と言いまして、俺の4つ下の妹です。
俺が就職のため上京したその翌年、何をトチ狂ったのか、俺のアパートの近く(電車で20分くらい)にある大学に通うために、俺の所に転がり込んできやがりました。
全国レベルの頭脳を持っているというのに、進学先に二流の大学を選ぶとは、全く理解不能です。
現在21歳。特定の彼氏はなし(本人談)。まったく、二人して寂しい毎日です。
あ、そうそう。こちらも先に言っておきますが、決して『名無しの・妹』と以下省略。
「大体兄さんも兄さんだよ!舞ちゃんがこ~んなに誘惑してるのに、これっぽっちも靡かないんだから!」
「妹に靡いたら不味いだろう。色々な意味で。あと『ちゃん』言うな」
「ぷ~っ!」
「で、舞。お前食事は?」
「食べてきた」
「ではさっさと寝てしまえ。明日も大学なのだろう?」
「まぁね…兄さんは食事は?」
「済ませてきた」
「まぁこんな時間だからね…って!もしかして恋人さんと!?だ、ダメよ兄さん!私というものがありながら浮気なんて!」
「先輩(男)と軽く食べてきただけだ。あと誰が『浮気』だ」
「そう?ならいいんだけど…」
「では俺はシャワーを浴びさせてもらおう。少々うるさいかもしれないが気にするな」
「あ、兄さん!「一人で洗える」まだ何も言ってないよぉ~!」
「大体想像できるからいい。背中くらい一人で洗える」
「覗いていい?」
「いいわけあるか」
じゃれ付いてくる舞を華麗にスルーして浴室へと向かう。
「…ったくあいつは…」
基本的に、舞は美人だ。去年のミスキャンパスコンテストで、準優勝したらしい。まあ身内の俺が見ても、それなりの容姿だとは思う。
「後はあの性格がなければな…」
「にいさ~ん!よく考えたら、私まだシャワー浴びてなかった~!」
「ピッキングはやめろ。入ってくるな」
「ごめ~ん、もう鍵外しちゃった!」
「せめてタオルを巻け」
「いや~ん!私の「だいなまいと☆ばでい」に欲情しちゃった?」
「するか」
「どうしても我慢できないなら、あーんなことやこーんなことをしてもいいよ?その代わり責任は取ってもらうけどネ☆」

「だ が 断 る !」

妹よ。頼むから兄をからかうのも大概にしてくれ。
「兄さん!私は本気だよ!!」
「尚悪いわ!!」

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最終更新:2009年06月22日 20:16
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