理緒の檻(その7)

648 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:16:48 ID:xKJDTlqP
ふらふらと家への道を歩く俺。
理緒姉はすごく楽しそうに歩いている。
あの後もしばらく理緒姉の買い物(下着ではない)につきあわされていた。
帰ろうって言ったのに…
時計を見ると既に5時を過ぎていた。
クラスのやつとかに会わなきゃ良いけど…
「あれ?織部君?」
「はっ、羽居…」
「修くん?この子はだれ?」
「あ、あぁ、同級生の羽居春華さん。うちのクラスの委員長をやってくれてる」
「初めまして、羽居春華です」
「初めまして、理緒です」
はぁ…なんでこんな時ばっかり会うんだ…
「織部君、今日は熱でお休みじゃなかったの?」
「あぁ、でも午前中寝たら治ったんだ」
「それでこんな綺麗な人とデートしてるんだ?」
「ち、違うよ。理緒姉は俺の姉ちゃんだよ」
「そうなの?てっきり恋人だと思った」
「あら、そう見える?嬉しいなぁ」
「すごくお似合いだと思いました。お姉さんですか…」
「その最後の間はなんなんだよ?」
「別になんでもない。その様子なら明日は学校来れそうだね」
「あぁ、明日は行くつもりだよ」
「良かった。じゃあまたね」
「またな」
「羽居…春華、ね…」
「理緒姉どうしたの?」
「ん、なんでもないよ」


649 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:19:43 ID:xKJDTlqP
ふぅ…やっと家に着いた。
結局帰ってきたのは7時を過ぎた頃だった。
まぁ外食で済ませてくれたから夕飯を作る必要は無くて良かったけど。
「ん~、楽しかったねぇ」
「まぁそうだね。理緒姉と出かけるなんて久しぶりだし」
「もうちょっと修くんとの時間が欲しいなぁ…」
「俺が学校行ってる限り無理だよな」
「修くん。お姉ちゃんが稼ぐから主夫にならない?」
「えっ…主夫って俺理緒姉と結婚できないじゃん」
「……冗談だよぅ」
「そういえば理緒姉ってなんの仕事してるのさ?一回も俺に話してくれないじゃん」
「えっ…え~っと…そだっけ?」
「そうだよ。まさか俺に言えない様な仕事とか?」
「違うよ!だけど…内緒にしときたいの」
「分かったよ。これ以上聞かない」
気になるなぁ。まさか水商売じゃ…いや、ありえないな。夜一緒の時間に寝てるし。
「そうだ、お風呂沸いたよ理緒姉」
「りょ~かい。ねぇ、修くん。一緒に入らない?」
「それは無理…」
「ね~入ろうよ~。背中洗ってあげるから~」
「違う部分も洗われそうなのだが」
「それはお仕置の時だけだってばぁ」
「早く入ってきてよ…」
「むぅ~…分かったよぅ」



650 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:20:21 ID:xKJDTlqP
「ねぇ修くん、すっごく気持ち良いよ~、入ろうよ~」
「あ~もう!入らないってば!」
「あぁ!お姉ちゃんにそういう口の聞き方して良いと思ってるの?」
「…」
「無視するなぁ~!」
「…」
「修くん…上がったらお仕置決定だね」
「ごめんなさい!」
「許してあげないもん。決定事項だもん」
「謝ってるじゃんよー」
「誠意が感じられないから駄目」
「背中洗ってあげるからさ」
「…それはお願いするけど、まだ許さないからね?」
「はぁ…とりあえず入るよ」
「どぞどぞー。ってなんで服脱いでないの?」
「だって背中洗うだけだし」
「濡れちゃうよ?」
「どうせ理緒姉が上がったら風呂入るもん」
「ぶ~…」
「ほら、洗うから座って」
「は~い」
コシコシ…コシコシ…
「…」
コシコシ…コシコシ…
「んっ…」
コシコシ…コシコシ…
「あんっ…」
コシコシ…
「んんっ…」
「理緒姉…変な声出すの止めてくれ」
「だって修くんの洗い方気持ち良いんだもん…」
「ちょっと強くするよ」
ゴシゴシ…
「痛いたいたい!酷いよ修くん…」
「仕方ないだろ?それに強くしないと綺麗にならないぜ?」
「もうちょっと優しくしてよ…」


651 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:23:25 ID:xKJDTlqP
「じゃあ変な声出さないでくれよ」
「だって出ちゃうんだもん…」
「我慢してよ」
「分かったよぅ」
コシコシ…
「…っ!」
コシコシ…
「っ!?っ!」
「…止めて良い?」
「ふぁ…なんで?」
「俺の精神衛生上良くないから」
「じゃあ次は前洗ってよ~」
「前は自分で洗えるでしょ?」
「お~ね~が~い~」
「駄目だって…」
「じゃあ足だけで良いから」
「ん…仕方ないなぁ…」
「お願いね?」
ゴシゴシ…ワシワシ…
「ひゃ…ん」
ゴシゴシ…
「はんん…」
「我慢してって…あ…う…」
「修くん…どうしたの?」
「理緒姉…その…見えて…」
「あっ…」
「ごめん…見るつもりは無かったんだけど…」
「うん…」
「俺…もう出るよ…」
「待って!」
腕を掴まれる。
その瞬間理緒姉の体がバランスを失う。
「あっ…きゃっ!」
「危ない理緒姉っ!」
転ぶ刹那なんとか理緒姉をかばおうとする。
ガターン!
……つっ!
後頭部がズキズキとする。
理緒姉は平気なのだろうか。
「ん…大丈夫?修くん…」
「軽く頭を撃ったみたいで、視界がはっきりしない…理緒姉は大丈夫?」
「私は全然大丈夫。ただ…」
「ただ?」


652 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:24:10 ID:xKJDTlqP
「修くんに抱きついちゃってる」
「!?」
てことはこのやけに柔らかいものは…
「お姉ちゃんの…おっぱいだね」
心を読まれたっ?
やべ…意識したら下半身が…
「あっ…」
屹立したペニスが理緒姉に当たる。
なんとか、なんとか落ち着けないと。
大丈夫、服は着てる。
「修くん…立っちゃってる?」
「…うん」
改めて言われると途端に恥ずかしさが増してくる。
「お姉ちゃん…我慢できなくなっちゃいそう…」
「だ、駄目だ!それは絶対駄目だって!」
「んん…でも、あそこがすごく熱くて…」
「そうだとしても…それはやっちゃいけない。俺と理緒姉は…」
「家族じゃない…」
「…え?」
「ずっと…内緒にしてたけど。私と修くんは血が繋がって無いのよ」
「そんな…じゃあ…なんで…」
「修くんは…私のお母さんが再婚した人が連れてきた連れ子だったの」
「…」
「修くんはまだ1歳位だったから覚えて無いのも無理はないの」
「じゃあ…俺と理緒姉は…」
「義理の姉弟なの」
「…そんな…嘘だ…嘘だろ?理緒姉…」
「嘘じゃないわ…」
本当は嘘。私と修くんは本当の姉弟。
だけど、確認する手段はほとんど無い。



653 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:28:45 ID:xKJDTlqP
だからこそ、この嘘は限り無く真実味を帯びる。
両親が居ないからこそ言える嘘。
修くんを手に入れる為のカードのうちの一枚。
それを…今切る。
更に畳みかける。
「だから…私と修くんは…恋人にもなれるし、SEXしても問題無いの…」
「……うっ…あっ…」
「泣かないで修くん。私達は、本当の姉弟の様に居れば良い。でも、恋人にもなれる。だから…愛し合おう?」
「理緒…姉…」
「私は姉であって姉じゃない。だから…ほら。私を、愛して下さい」
そう言って、修くんの顔にまたがる。
修くんは…おずおずと舌を動かし始める。
「あっ…くぅんっ!」
なに、これ…すごく気持ち良い…
自分でするのなんて比べものにならない…!
「はぁん!もっと…もっとぉ!」
すごい…すごい!
修くんの舌が…私のあそこをなぞって…入って…
「んんんっ!私も…修くんのを愛してあげる…」
くるりと向きを変えて修くんのペニスに触れ、擦りあげる。
「すっごく熱くなってるね…」
「理緒姉…気持ち良い…」
「理緒姉じゃなくて…理緒って呼んで?」
「理緒…気持ち良い…」
「うん、私も…すごく気持ち良い…」
「理緒のここ、柔らかくて熱い…」


654 :理緒の檻 ◆/waMjRzWCc :2007/10/27(土) 21:29:23 ID:xKJDTlqP
「はあぁ…もう、我慢できない…修くんの童貞、私にちょうだい…!」
とうとう、修くんのが私の中に…
ゆっくりと手に持ったそれを目指して、腰を降ろす。
ズプッ…ズズッ
「ん…くぅっ…」
痛い…痛いっ!
裂かれる様な痛み…
こんなに痛いなんて…!
でも、嬉しい。ずっと夢見てた…
修くんに、私の処女を捧げるこの瞬間を。
「修くん…動いて?」
ズズ…ズズッ
痛いけど…ちょっとずつ良くなってきた…
「理緒…理緒…!」
「んっうんっ!修くん、キス…して?」
お互いにお互いの唇を貪る様に重ねる。
「理緒っ…!もう…出そう…」
「良いよ。私の中にいっぱい出して?」
「くっ…!」
「ふぁぁっ!出てる、熱いのがいっぱい出てるよぉ!」
どぷどぷと中に入ってくるのが分かる…
すごい…入りきらなくて溢れてきちゃってる…
「はぁ…はぁ…」
少し腰を浮かせるとずるりと抜ける。
その後に続くように白濁がどろっと出てくる。
もったいない…!
瞬時にそう考えて手で白濁をすくう。
それを慈しむ様に口に含み味わう。
くちゅ…くちゅ…
こく、こく…
おいしかった…
「理緒…」
修くんはうわ言の様に呟くと眠ってしまった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年10月28日 13:49
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。