選択

54 選択 sage 2009/08/30(日) 18:11:37 ID:SH/ERsU0


あるところに、キモ姉キモウト、そしてヤンデレな幼馴染に求婚されている男がいたそうな。
ヤンデレな方が三人も揃えば、血を見ない日が無く。
男は警察と病院の厄介になるような日々にうんざりしていた。
ある日、そんな日々に終止符を打つためこのなかから伴侶を選ぼうと決心した。

そうはいっても、どうやって選んだものか。
一人を選んだら、残りの二人がどのような行動をとるか。
惨劇が待っていることが簡単に想像ができた。

とりあえず、男は女たちに何故自分に惚れているのか訊いた。

姉は言った。
「なんでかって? なんか昔からずっと一緒だったからなんか欲情できるようになっちゃったのよ。
 欲情する……そう、それは本能! つまり本能が弟という存在を求めているのよ!
 さあ、ヤろう!」

よく分からなかった。
とりあえずこの姉は常に貞操を狙っていることは分かった。


幼馴染は言った。
「幼稚園のとき言いましたよね。私のことずっと守ってくれるって。
 そのときからずっとあなたのことを想っていました。
 だから責任取ってファックしてください」

幼馴染と初めて会ったのは小学生のときだったはずだが。
過去を捏造していることと、こいつも貞操を狙っていることは分かった。


妹は言った。
「……なんていうか、兄さん放っておけないのよ。
 だって兄さんの周りの女、頭のCPUが2bitしかないような奴しかいないんだもん。
 だから私が責任を持って兄さんの お 世 話 をしようかな、って思ってね」

他の二人と比べてまともそうなことは分かった。
が、『お世話』という単語にやたらと力が込められていたことに何か不安を感じた。


男は考え、そして選んだ。
この中で一番おっぱいが大きい幼馴染を。


血が、舞った。

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最終更新:2009年09月05日 22:24
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