どおしてこうなった

175 99 どおしてこうなった sage New! 2009/09/02(水) 16:17:29 ID:YyGeVcnI
どうやら拙い事態に陥ったらしい
というよりも、自分のあまりの愚かしさに自らを呪いたくなる。
夏休みが終わり、始業式の後に始まった実力テスト。
出題範囲は夏休みの宿題がメインであったが、ズタボロである。
そりゃそうだ、夏休みの俺の脳内は妹一色で染められてしまっていた。
宿題なんて解いてはいないし、書き込んでもいない。
だが、そんなことはこの後の出来事にくれべれば些細なことだった。
昼休みの休憩時間になると、俺は真っ先に妹がいる下の階へ向かった。
禁断症状だ。
何時間も繋がったままの生活を一ヶ月も送った俺は、すでに妹と離れることに耐え難さを感じるようになってしまっていたのだ。
すると、下の階に降りる途中の階段の踊り場で、駆け上がってくる妹と鉢合わせした。
妹は俺の手をつかむと、人通りのほとんど無いトイレの個室まで連れて行かれた。

道中は互いに無言だった。阿吽の呼吸とでも言うのか、行き先も目的もなんとなくわかった。
人気の無い、ほとんど誰も来ないだろうトイレは臭いがキツかった。
学校にもかかわらず掃除すらされず、カビと糞尿の臭いが漂っている。
妹もさすがに顔を一瞬しかめたが、すぐにどこか興奮した顔つきで語りかけた。
「兄さん、どうやらそちらも僕と同じだったようでうれしいよ。
 ボクのおまんこ、兄さんのペニスをずっと咥えていないと我慢できない贅沢な子になっちゃたようだ。
 おっぱいだって、いつものように吸ってほしくて張り裂けそう。兄さん、はやく抱いてほしい。」
俺は話の半ばくらいから、すでに妹の制服のボタンに手をかけていた。
一つ一つ外すのがもどかしいが、この後もテストがあるのに引きちぎるわけにもいかない。
ようやく胸をはだけさせると、家ではつけていなかったブラジャーが胸を被っていた。
今日の下着は薄桃色で、それはそれで可愛いものだったが、いまは邪魔にしかならない。
外し方を知らないので無理やり下にずらすと、待ちわびた胸が姿を現した。
一ヶ月前に比べるといくらか大きくなり、綺麗なピンクだった乳首も吸い続けたせいで多少色づいている。
そして待望の瞬間がやってきた。
左胸を鷲掴みにしつつ、右胸の乳首に唇をあて、出るはずの無い母乳を吸いだすように吸い付く。
妹が艶かしい吐息を吐き出し、俺の頭を抱きしめるように胸部に押し付けることで応える。
そういえば家ではずっと縛られていたから、口と共に手を同時に使って愛撫したことが無かった。
だから、これが胸の揉み心地を味わった最初の経験だ。
張りがある胸に指を沈ませると、軟らかさと共に反発で押し返されるようで。
左手で感触を楽しみながら右手で時折コリコリと乳首をいじると、妹の腕に力が入り感じてくれているようだとわかる。
ちょっと思いついて、それと同時に口で右の乳首を甘カミしてやった。
するとその瞬間、抱きしめる力がいっそう強まり、快感からか足を振るわせ始めた。
俺はいくばくかの満足感を得た。
こうなると自分が女を感じさせているという気がして、オスの支配心を刺激するんだろう。
そして、俺の舌に胸とは別の生暖かい感触と、妙な味がした。
乳首を刺激している右手にも何かがかけられたような感覚を得る。
いったいどうしたのかと、胸から頭を離し確認する。
妹が「あっ」、と名残惜しそうな声をあげたが気にせずに右手を見て、そして絶句した。
「どうしたんだい兄さん?急にやめてしまうなんて…焦らすなんてやめてくれよ
 ボクもう本当に限界なんだ。おまんこだって、兄さんが欲しくて欲しくてキュンキュンしてるのに。」
妹がたまらない声でおねだりしてくるが、それよりも俺は戦慄していた。
右手には白い液体が確認できる。まだ陰茎は出してもいない。
この状況でこれの正体はただひとつ。母乳だ。


176 99 どおしてこうなった sage New! 2009/09/02(水) 16:18:30 ID:YyGeVcnI
「お、おい。これはいったいなんだとおもう?」
いや、もしかして俺の勘違いかもしれない。正直、俺は頭もよくないし、勘違いしているのかもしれない。
「これは…そうか、これは母乳だよ。ボクのおっぱいが、甘えん坊な兄さんのためにミルクを作ったんだよ。」
そうか、これは俺のためのものなのか…じゃなくって!
「どうするんだよ!母乳が出るってことは、妊娠してるってことだろう!」
俺の頭に認知、退学、養育費、15歳の母、勘当など不吉な言葉たちが溢れる。
だが、次の妹の一言で救われる。
「あぁ、それなら兄さん。女性は妊娠しなくても母乳が出ることはあるよ。
 乳首を授乳と同様に刺激し続けると、母乳の分泌が妊娠していない女性でも起こることがあるんだ。」
安堵した。よかった。本当によかった。
正直言って、俺は妹を孕ませてしまうつもりは無い。俺の甲斐性では養育なんて無理だ。
それに、発覚してしまえばそれこそ両親に殺されてしまうだろう。
「そうか、それじゃぁお前は妊娠して無いんだな。安心した。」
だが、妹はどこかうれしそうに重大で、俺の期待を真っ向から裏切る言葉を放つ。
「いや、確証は持てないけれど、高い確率で妊娠自体はしたんじゃないかな?」
「ちょっと、ちょっと待ってくれ!どういうことだ?説明しろ?」
「だって兄さん、思春期真っ盛りの男女がだ。
 一ヶ月間にわたって、毎日平均五発もドロッドロの噛めちゃうくらい濃い精液でボクの膣内を満たしておいてだよ。
 それで妊娠しないってのは、よほど運が悪いか、あるいは性機能に問題があるかのどっちかじゃないかな?
 ともかく月経周期はおよそ一ヶ月で、その間の受精可能期間が八日間だから少なくとも八月の危険日は全部ナカ出しキメちゃったね。
 二日目から避妊のことなんて口にも出さずに、自分からひたすら中だし宣言してたじゃないか
 ボクはてっきり、そういう覚悟をしてくれてるんだと思ったんだけど…違うの?」
「いや、だって二日目からは薬を飲んてたじゃないか。あれがピルってやつなんだろう?」
妊娠などという言葉を頭から振り払いたくて、焦りで喉を震えさせながら応える。
だがその瞬間、妹は笑いで吹き出して。口を押さえながら、ちょっとあきれ声でこういう。
「はははは。兄さんは避妊に関して知識が薄いようだね。だって、薬を飲まされたのは兄さんだろう?
 ピルってのはホルモンを調整して子宮を妊娠させない状態にするものさ。
 男性側が飲んで、どうして避妊薬としての機能をはたせるっていうんだい?」
そうだったのか。またひとつ賢くなった。いや、そうではなく。
「じゃぁ、じゃあ。あの薬はなんだったんだ?」
「あれは…その…エビオスだよ。あれは精子を増やすのにいいらしい。
 なるべく濃い精液が欲しかったから飲ませたんだよ。」
もう俺は過去の自分の無知蒙昧さにあきれ果てて、自己嫌悪と将来への不安でふたたび頭が満たされた。
次の一言で意識を完全に飛ばされた。
「とりあえず言わせてもらおう。ボクは絶対に生むよ。兄さんの子供。」
そして意識が真っ白になり、気がつけば自室のベッドに横たわっていた。
その間の記憶は一切無い。どうしてこうなった。

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最終更新:2009年09月05日 22:39
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