純情王子と腹黒姫

291 純情王子と腹黒姫 (1/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03:49:40 ID:i1LxBk0u

「中荷平真央(なかがひらまお)先輩は、ぼくら少年剣士の憧れなんです!
 県大会を初出場で制覇した伝説は、今でも小学校では語り草なんですよ!」
「ありがとう。でもそれは中学入学前のはなしだから、あまり期待しないでね?」
 ぼくこと城野谷王司(じょうがやきみもり)は今、先輩の自宅に招かれている。
 理由はわからないけれど、なぜか先輩のほうから、ぼくを誘ってくれたのだ。
 ぼくとしても、伝説の少女剣士と会話できるということで、断る理由はなかった。
「さあどうぞ。紅茶しか出せないけど、ゆっくり味わってね?」
「あっ……、はっはいっ!! ごちそうになりま……す……?」
 けれど、慌てて出された紅茶を口にしたあたりで、ぼくの記憶は途絶えた。

 目が覚めた時には、ぼくは両手足を拘束されて、この場所に連れて来られていた。
 目の前には、なぜか恐怖を感じるほどの笑みを浮かべた、先輩がただ1人だけ。
 あまりに心細くて怖かったぼくは、灯萌(ひめ)ねえの名前をずっと呼んでいた。
 そしたら主将のお姉さんが突然キレて、奇妙な形状の道具を取り出し、言った。
「本当は縛るだけのつもりだったけど、キミが煩いから、いけないんだよ……?」
 そして下半身を剥かれて、お尻にソレを無理やり詰め込まれてしまった。
 さらにその上から、ぼくの下半身を完全に覆う、謎の拘束具まで着けられた。
「あはは♪ もうソレは外せないよ♪ じゃあもう狂っちゃいなさい♪」
 先輩のその科白と同時に、ぼくのお尻の中でソレが蠢きだした。

「む……ぎぃぃ~~!? ひぐぅ!?」
 それから何時間か過ぎたころ、ぼくは本当に狂いそうになっていた。
 いつの間にか、猿轡まではめられて、もうまともに悲鳴さえあげられない。
 お尻の中に入れられた震える何かが、ぼくの理性や正気を奪っていく。
 他のことを考えて、お尻の中の快感をごまかすのも、もうとっくに限界だ。
 ぼくはこんなところで、ぼくは狂ってしまう? そんなの絶対嫌だ!?

 その瞬間、鉄のような重たい扉の開く音がして、急に光が差し込んできた。
「ここですか、王司君を攫った馬鹿のいる倉庫は――っと、あなたは誰?」
「ふふ、はじめまして灯萌ちゃん。お会いするのは初めてね?」
「ふっ、ふぐぬぅ~?(ひっ、灯萌ねえ~?)」
 声が出せないけど、それでもぼくは灯萌ねえの名前を呼んだ。
「ああ王司君、こんなところでそんな酷い目に遭っちゃったのね……?
 大丈夫? そんな格好してるけど、まだその女に犯されてないよね?」
 いやあの、灯萌ねえ……? 犯されるとか、そういう問題なの……?
「……ふん。なんでひー君は、こんな小娘に惚れこんでるのかしらね?
 まあ別にどうでもいいわ。これからひー君は、私しか見えなくなるもの」
「ひー君、ね……。そんなことでわたしの王司君が、こんな目に――」
 まるでかみ合っていないような会話をする2人が、少しだけ怖かった。

「さあ灯萌ちゃん、この哀れな王司くんを助けたければ、私のひー君を」
「貴女の弟さんはいらない。この可愛い王司君を、さっさと解放して?」

 一瞬だけ、その場が凍りついたような錯覚を感じた。
 あまりの展開に、ぼくもお尻の中の振動のことを、一瞬忘れてしまった。
 そんな中、灯萌ねえは悠然と歩いて、ぼくの傍に近づいてくる。
 そしてすれ違いざまに、先輩に向かって取引(?)を持ちかけた。
「ねえ、貴女はわたしから、弟さんを取り返したいんですよね?
 だったら協力します。わたしは別に、彼が好きではありませんし。
 ――って、中荷平先輩、何を呆けているんですか?」
「……はっ!? ああと、うん。話が早くて助かるけど――いいの?」
 きょとんとした顔で、灯萌ねえに問いかける先輩。
 さっきまでの怖い顔をした先輩とうって変わって、とても可愛らしかった。
 対して灯萌ねえは先輩に背を向けて、縛られたぼくの前に屈みこんだ。
「別に構いません。貴方の弟さんとのデートは、どうでもいいですし。
 わたしが協力する条件は、王司君の貞操帯の鍵――でいいですよ?」
 そう言いながら、ぼくの股間を貞操帯越しに触る灯萌ねえは――とても怖かった。


292 純情王子と腹黒姫 (2/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03:53:03 ID:i1LxBk0u

 ― ※ ― ※ ― ※ ― ※ ― ※ ― 

 隣にアナルバイブで悶え苦しむ王司君を横たえ、わたしは先輩と電話をしている。
 ここは監禁に使われた古い体育倉庫で、携帯電話の光だけが頼りの、暗闇の中だ。
「それでは、もう二度と中荷平先輩と話すことはないでしょうから、さようなら……」
 通話を切るのももどかしく、わたしは携帯電話を、文字通り握り潰した。
 ちょっとだけ破片で手の平を怪我したけど、別に気にはならない。
 そんなことよりも早く、この辱められた王司君を解放してあげたい。
 そうだ。この怪我も王司君に舐めてもらえばいいんだ。
 そしたら、たぶん普段より早く治る。そうに違いない。

 そんなことを考えていたら、唐突に目の前の鉄製扉が勢いよく開かれた。
 倉庫内の光源は携帯電話だけだったから、外から入る照明の光が眩しい。
 まったく、空気も雰囲気も読めずに、唐突にやって来てくれるのね?
「だ、大丈夫か灯萌ちゃん!? た、助けに来たから、もう――」
 とりあえず扉を開けて入ってきた男の子を、眩みから治った眼で見る。 
 やはりクラスメイトの男の子、中荷平英雄(ひでお)くん――だった。
 相変わらず、やんちゃでどこか自分勝手で、曇りのない挙動をしている。
 けれど、ただそれだけ。もうわたしはこの人に、魅力もなにも感じることはない。
 いや、以前はそれでも、王司君に少しだけ似てると思って、気にはしていた。
 この人のデートの申し出を受けたのも、なんとなくそういう理由だった。
 でも、もうそんなことはどうでもいい。この人なんか、どうでもいい。
 だってわたしの隣には、本当に愛しくて大切な、わたしの『おうじさま』がいる。
 だからもう、ただ少しだけ似ている『にせもの』の『ゆうしゃ』に用はない。
 わたしは目の前の男の子に近づき、素早く鍵束を奪い取った。
 そして目当ての青色の鍵――貞操帯の鍵を見つけて、ほくそ笑んだ。
「うふふ♪ たすけにきてくれて、本当にありがとうございます。
 王司君を助ける鍵は貰いました。あとは大丈夫ですので――ばいばい」

「え……? い、いまなんて」
 まったく、空気の読めないヤツだ。これだから王司君以外の男子はイヤだ。
「ですから、わたしはこれから忙しいので、お引き取り下さい、と言ったんです。
 早くこの子を――王司君を解放して、介抱してあげないといけないんです。
 助けに来てくれた――つもりの貴方には、一通りの感謝の気持ちはあります。
 けれどそれだけです。もう貴方に用はありませんから。それではさようなら」
 そう言い捨てて、わたしは視界から、にせものの彼を排除した。
「……そだ。……う、ああ、…………うわああああああああっ!?」
 しばらくして、泣きそうな悲鳴をあげて、逃げるように彼は飛び出していった。
「――なんだ、意外にあっけなかったな。まあどうでもいいけど別に」
 中荷平先輩に言ったみたいに、本当に目の前でつながるのも嫌だったし。
 わたしの肌を見せるのは、王司君だけでいい。それ以外に見せたくない。

「さあ王司君。さっき偶然手に入れた鍵で、あなたを解放してあげる。
 だから頑張ったわたしに、ちゃんと王司君のごほうびを頂戴?」
 そう優しく言いながら、王司君を拘束する貞操帯の鍵を解除した。
 ペニス部分を覆っていた貞操帯が外れ、王司君のおちんちんが外気に晒される。
 昔お風呂で洗ってあげた時よりも何倍も大きい、王司君の勃起おちんちんが。


293 純情王子と腹黒姫 (3/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03:56:32 ID:i1LxBk0u

「灯萌ねえ……っ、ゃあっ――早く、お尻のもぉ、抜いて……」
 今にも気絶しそうなほどの、虚ろな瞳で訴えてくる王司君。
 ああ、ダメだよ王司君。そんな目でわたしを見ないで。わたし狂っちゃう――
「心配しないで? わたしに――灯萌ねえちゃんに全部委ねて、ね?」
 努めて平静な態度を取ろうとする。けれど、欲望は隠せなかったらしい。 
「……こわい……怖いよ……灯萌ねえ……じゃない……!?」
「怖がらないで? 今からゆっくり、お尻のをヌいてあげるから、ね?」
 王司君のお尻に差し込まれたバイブの紐をつまんで、軽く揺する。
「あっ……! 灯萌ねえやめて……!?」
「王司君――いいえ、きー君♪ 今まで我慢して、偉かったね?」
 そう言いながら、わたしは片手で自分の服を、ごそごそと弄りだす。
 ぐちょぐちょに濡れた下着とかが邪魔になってきたので脱ぎ捨てる。
 抑えるものがなくなって、倉庫の床に音を立てて愛液が滴り落ちる。
「だから、お尻のをヌくのと一緒に、わたしからごほうびをあげるね♪」
 そう言いながら、わたしはきー君のおちんちんに、自分の膣口を添える。
 上の口で優しく受け止めてあげても良いけど、そこは我慢しよう。
 それよりも強烈なインパクトを与えて、きー君を虜にしてあげないと。

「ひめ……ねえ……!? まさか、それは――!?」
 どうやら、きー君にわたしの企みが、ばれちゃったみたい。
 でも止まらないし止まれない。それに止められることもない。
 まだきー君の両手足の拘束は解いてないから、わたしのなすがまま。
 抵抗されて拒絶されることもない。まさにずっとわたしのターン!!
 そんなことを考えながら、きー君のおちんちんを、ゆっくりと飲みこんでいく。
――びちょ……にゅぷぷ…… 
「ひいっ!? 熱いよ灯萌ねえ!? これ以上されたらっ、オカシク――」
「構わないよきー君、遠慮しないでおかしくなっちゃえ♪
 そしたらわたしも思いっきり、きー君を犯しくしてあげるから、ね♪」
 かくいうわたしも、きー君のおちんちんが進むたび、狂いそうになる。
 負けじときー君のお尻からバイブをゆっくりと――確実に引き抜いた。
「ひゅぐ……! も、もう駄目我慢でき――」
――びくっ、びゅるるっ、ぶゅちゃあぁっ!
「あっ、やああああぁああああぁああああ!!?」
「ひゃ、きぃ、きたあああぁあああぁああっ♪♪」
 膣内に咥えきる前に――処女膜を突き破られる前に、きー君が射精した。
 ほぼ2日近くアナルを刺激されて射精寸前だった、きー君の精が放たれた。
 その勢いは凄まじくて、それだけで処女膜が破られる――そんな気がした。
「あ……ぁひ……ひめ、ねぇ…………」
 あまりに気持ち良かったのか、全部出し切る前に気絶してしまったきー君。
 ちょっと残念だったけど、しょうがない。だいぶ無理をしてたんだものね?
 それに、きー君が絶頂に達した時の顔が、すごく可愛かったから、許せる。
「うふふ♪ 名残惜しいけれど、さすがにここまでにしとかないとね?
 あはは♪ 膣内が精液でべとべと~♪ 子宮にも少し入ったかも~♪」
 処女のまま、きー君の精液で孕んじゃう――それもいいかも、なんてね?

「ごめんねきー君。助けてあげるまでに、いっぱい悪戯しちゃって。
 それでもわたしは、幸せになりたいの。だから、もう少し――」
 きー君の身体と精液があったかいから、ここでわたしも一緒に眠ろう。
 幸いここはほとんど使われない倉庫で、学校もあと2日はお休みだ。
 だからここで眠っても、次の日くらいまでは、誰にも見つからない。
 傍にあったマットの上に、気絶したきー君と一緒に横たわり、目を閉じる。

――次に目が覚めた時は、今度こそきー君のおちんちんで、わたしは女になるんだ。


                          ― The princess is in love with a prince!! ―

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最終更新:2009年09月14日 22:13
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