小さな胸は好きですか?

632 小さな胸は好きですか? sage 2009/09/27(日) 06:34:25 ID:GeGJZwSK

「ねぇ兄貴」
「ん~?」
「男って胸の大きい女が好きなのかな?」
「…いきなり何口走っとんだこの愚妹」
「妹の目の前でエロ本読んでるバカ兄貴には言われたくないね」
「エロ本ちゃうわ。グラビアだ」
「女から見ればどっちも同じだよ」
「なるほど。一つ勉強になった、ありがとう。で、お前の小さい胸がどうしたって?」
「ふんっ」
「おっと。コップを投げるな。ジュースが入っていたらびしょ濡れになっていたじゃないか」
「全部飲み切ったから投げたんだよ!」
「そうか、それはすまない事を聞いたな。で、おかわりなのか?俺に向かって投げたということは俺に持って来いと言いたいんだな?さっきのでオレンジジュースは空っぽになってしまったから、次はコーラでいいよな?答えは聞かないけど」
「そうじゃなくて!…あのさ兄貴、ちょっと聞きたいことが…」
「何だ?俺に答えられる範囲なら聞いてやるぞ?ちなみにスリーサイズとナニの大きさは秘密だ♪」
「ちょっと黙れバカ兄貴」
「アイマム」
「あのさ、兄貴は…彼女にするなら、やっぱり胸の大きい女の子の方がいいの?」
「そうだな…まあ憧れではあるな」
「そう…」
「母乳で育てられた子供は、脱脂粉乳等で育てられた子供よりも、病気に対する抵抗が強いそうだ。加えて、子供の頃というのは、誰しも母親の胸に抱かれたことがある。だから、『母親の胸=安らぐ≒女性の胸は安らぐ』という方手式が出来上がるのだろう。私見だが」
「…………」
「ま、最近は生まれてから、一度も子供を抱かない母親も居るそうだがな。俺の子供には、そんな寂しい思いはさせたくないものだ」
「あたしだって!」
「それはいい心がけだ。子供にめいっぱいの愛情を注いでやるのは親の務めだぞ?勿論躾けは必要だが」
「…………」
「で?お前は誰と子作りしたいって?」
「ふんっ!」
「おっと。フォークを投げるな。床に落ちたら洗わなければならないじゃないか。まあレモンソーダを持ってくるついでに洗えばいいのだが」
「さっきはコーラって言ってなかった?」
「どちらも炭酸飲料だ。似たようなものだろう」
「全然違うよ…あのさ兄貴。ちょっと頼んでいいかな?」
「俺に出来ることなら何でもしてやるぞ?ちなみに『銀行を襲え』などと口走ろうものなら車を呼んでやる。白黒のな」


633 小さな胸は好きですか? sage 2009/09/27(日) 06:34:47 ID:GeGJZwSK
「お前少し黙れ」
「イエス、マイロード」
「はぁ…」
「で?頼み事とは?」
「あ、あのさ…」
「ん?」
「…い…んで…」
「何だ?聞こえないぞ?」
「も、揉んで…くれる…?」
「何を揉むんだ?」
「あ…あたしの胸揉んでくれる!?」



「あ~…すまん、空耳が聞こえたようだ。何か言ったか?」
「あたしの胸揉んで!」



「…すまん、今度は耳鳴りが…もう一度言ってくれ」
「あたしのおっぱい揉んでって言ってるの!」



「…お前恥ずかしくないのか?」
「聞こえてるなら何度も聞き返すなよ!!」
「いやすまん。聞き間違いだと思っていたのでな」
「ぅぅ…」
「で、お前の胸を揉め、だったか?」
「う、うん…」
「そうか…別にいいぞ」
「そ、そうだよね、別にいい…っていいの!?」
「ああ」
「な…え…?」
「要はマッサージみたいなものなのだろう?俺はその手の資格は持っていないから、あくまで素人腕になってしまうが」
「そ、そう、マッサージ…あはは…」
「ちなみに、『胸を揉めば大きくなる』というのは都市伝説だぞ?女性の乳房と言うのは、ホルモンのバランスの崩れによって大きくなったり小さくなったりするのだそうだ。まあ俺は学者じゃないので、これ以上のことは知らないのだがな」


634 小さな胸は好きですか? sage 2009/09/27(日) 06:35:14 ID:GeGJZwSK
「…………」
「だがいいのか?俺は妹だって構わず喰っちまう…ゲフンゲフン、マッサージ程度ですまなくなってしまうかもしれないぞ?まあ高がBカップの胸を揉んだところで面白くもないがな」
「…いいよ」
「ん?」
「それ以上のことしても、いいよ?」
「…………」
「兄貴、好―――」
「すまん。冗談が過ぎたようだ。さあ横になれ。誠心誠意マッサージ「抱いて」は?」
「兄貴、抱いて」
「…………」
「好きだから。兄貴のこと好きだから。兄貴としてじゃなくて、男として好きから」
「…………」
「本当に…愛してるから…」



「…♪」
「どうした?やけにご機嫌だな?」
「だって…やっと夢が叶ったんだもん♪」
「夢?俺とセック「わー!わー!わー!」どうしたいきなり」
「何を口走ってんのよバカ兄貴!!」
「あれだけのことをしておいて今更恥ずかしがるか?」
「ぐっ!?」
「それにしてもアレだな。後ろから攻められている時のお前は凄かったな。色々な意味で」
「ふんっ!!」
「おっと。いきなり殴ろうとするな。折角の男前が崩れてしまうではないか」
「誰が男前よ」
「お前が」
「殴るよ兄貴!」
「つれないな。将来の旦那に向かって」
「例え将来の旦那でも…だんなぁぁぁっ!?!?」
「何を驚いている」
「だ、旦那って…つ、つまり、あたしと結婚してくれるってこと!?」
「当たり前だ」
「ちょっ!?えっ!?で、でもあたし達兄妹…」
「何だ知らなかったのか?俺とお前は本当の兄妹じゃないぞ」
「そ、そうなんだ…本当の兄弟じゃないんだ…ってええええぇぇぇぇぇぇっ!?!?」
「どうした?今まで男として恋焦がれていた兄が、実は全く血の繋がっていない赤の他人だったことが判明したような声を出して」


635 小さな胸は好きですか? sage 2009/09/27(日) 06:35:38 ID:GeGJZwSK
「ええぇっ!?あ、えええぇぇぇぇぇっ!?」
「ふむ、少し落ち着け。こういう時は『薔薇』という字を掌に書いてだな」
「薔薇、バラ、ばら…バラってどう書くんだっけ?」
「知らん」
「知らないのかよ!?っじゃなくて!あたしと兄貴が本当の兄妹じゃないって本当!?」
「いささかややこしい表現だな」
「恍けないで!」
「嘘に決まっているだろう」
「がく…」
「と言って欲しかったのかも知れんがね」
「どっちなのよ!?」
「血の繋がっていない兄妹だと言うのは本当だ。何でも、捨てられていた赤ん坊のお前を、俺が拾ってきたとか何とか」
「…マジで?」
「マジ」
「…………」
「まあ俺は覚えていないんだがな」
「をい」
「ちなみに当時5歳だったそうだ」
「…そのこと父さんと母さんは?」
「勿論知っている。お前が俺を男として好きなこともな。むしろ俺とお前、どっちが先に手を出すのか賭けてやがった」
「賭け?」
「俺が先に手を出したら親父とお袋の勝ち。お前が先に手を出したら俺の勝ちだ」
「…うちの親って…」
「いや~辛かったな、隣の部屋で、俺の名前を呼びながら派手にオナニーされた時は。どれだけいっそ諦めて襲ってやろうかと思ったことか」
「…親が勝ったら、どんなことされる予定だったの?」
「子供全員の命名権をよこせだと。冗談じゃない。愛する息子、娘の名前は、親である俺達が決めるもんだ」
「…ちなみに兄貴が勝ったら?」
「自立。お前が高校卒業するのと同時に二人で引っ越す」
「…………」
「折角の新婚生活を邪魔されてたまるか!」
「…なによこのオチは…」

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最終更新:2009年09月28日 20:13
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