人生で死にたいと思った日

205 人生で死にたいと思った日 sage 2009/10/19(月) 19:10:17 ID:3DsdwCb4
時は日曜、午前9時。

兄ちゃんは2階の部屋で勉強している・・・。この機を逃す手はあるまい。
私は1階にある書斎に籠もり内側から鍵をかける。この部屋はパパの部屋なんだけど今は単身赴任で帰ってこないの。
ママは日曜日はお昼くらいまでグースカ眠っちゃってて起きてこない。
つまりこの時間・・・そう、この時間は私の趣味、いいえライフワークとも言える「コレ」を嗜むのダ☆
―――ウィーン・・・―――
パソコン機動確認。待て待て焦るな私、でもこの機動時間はホントに身体に悪い。とりあえず今のうちに衣服は全て脱いでおく。
だいたいこのパソコン、起動してからデスクトップ表示まで5分もかかるとかマジ無いんだけど。ったくこれだからWin●ows97は・・・。
体感時間1年程の5分を潜り抜け、私は数あるフォルダから「MANAMI×TAKAYUKI」をクリックする。あ、孝之ってのは兄ちゃんの名前ね。
幾重にも張り巡らせたパスワードを入力し、私はあるソフトを起動する。
―――合成音声ソフト『話すんDeath★』・・・!
今年の春、秋葉に行ってなけなしのお小遣いで購入したソフト。コレをどう使うかというと・・・。
『マ、ナ、ミ、キ、ョ、ウ、モ、カ、ワ、イ、イ、ネ』
そう、入力した言葉を兄ちゃんの声で再生してくれる夢のような機械なのダ!!
ちなみにこの兄ちゃんの声は必死こいて兄ちゃん自身から(バレない様に)録音させてもらいました。もちろん「あ」~「ん」までコンプリート済み!
「ウェッヘヘヘヘ・・・もう、照れちゃうよぅ兄ちゃぁん・・・」
音声はヘッドホンで繋いでいるから音漏れの心配はないけど私自身の声はそうはいかない。とにかく最小限の声で私は喘ぐことにしている。
『マ、ナ、ミ、ダ、イ、ス、キ、ア、イ、シ、テ、ル』
うおおおおおおんん!! 私も愛してるよ兄ちゃああああああん!!! もっとっ! もっと言ってええええええええ!!!
『ケ、ッ、コ、ン、シ、タ、イ。コ、ヅ、ク、リ、シ、タ、イ。セ、ッ、ク、ス、シ、タ、イ』
うんうん私もしたいよおおおおおおう!! ヤろう!! 今すぐヤろう!! 兄ちゃんのお●んぽで私のおま●こグチュグチュにしてええええッッ!!!
涎を撒き散らし吼える私。右手でアソコを、左手でキーボードを操作し快感に酔いしれる。
『マ、ナ、ミ、ト、ノ、セ、ッ、ク、ス、サ、イ、コ、ウ。オ、レ、ノ、コ、ド、モ、ヲ、ハ、ラ、ン、デ、ク、レ』
いいよっっ!! 兄ちゃんとの子供なら何十人でも孕んであげるッッ!! きてっ! きてっ! 奥まで来てええええええええッッッ!!!!
『イ、ク――――――――――』
イくうううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!
妄想だということを忘れて思わず絶頂を迎えてしまった!! そして何となく兄ちゃんと台詞がシンクロしたことに感動を覚えた。

―――と、その時

「あ・・・な、何してるワケ・・・?」
機械ボイスではない本物の兄ちゃんの声。恐る恐る振り向くと絶句の表情をした兄ちゃんが立っていた。
「え?」
「え?」
頭の中が真っ白になるとはこのことなのだろう。私の思考は停止し、その目には兄ちゃんしか映っていなかった。
兄ちゃんも兄ちゃんでビックリしただろう。扉を開けたら妹が全裸+ヘッドホンでオナニーをしているのだから。
というか扉には鍵をしておいたはず・・・!! そういえば昨日ママが鍵が壊れてるとか言ってたような言ってなかったような・・・。
「な、なんか凄い声がしてたから気になって来てみたんだけど・・・」
兄ちゃんは明らかに目が泳いでいた。とにかく状況を把握することで精一杯のようだ。
「あ、と・・・。ラ、ライフワーク・・・かな・・・?」
兄ちゃんはゆっくり頷くと回れ右をして部屋を出て扉を閉めた。私は泣いた。


でも悔しいことに一番泣いていたのは私の股間だった。

                                                           おわり

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最終更新:2009年10月26日 17:00
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