誰もいなかった大学の講義室に足音が響く。
足音は二つ。
彼女と彼は無駄な会話を始めるのであろうため、彼女は壇上へ、彼はその目の前の席につく。
美学ちゃん「はい。今日も始めたいなと思います。美学のお時間です。君は相変わらず出席率がいいなあ・・・。評価よくしちゃうよぉ。?」
君「・・・。」
美学ちゃん「なんですかその目。」
君「いや、美学さん、はやく今日の授業始めてくださいませんか。ゆるふわクソ大学生みたいなしゃべり方しなくていいので。」
1.いじめの美学
君「いじめの美学?」
美学ちゃん「いじめの美学です。具体的にいうと、いじめをどう対処して消滅させるか。です。」
君「いじめに解決方法があるなんてしりませんでした先生。」
美学ちゃん「でしょでしょー。いじめの解決方法はまさに「美学」なんだよ!」
美学ちゃん「まず始めに、いじめが始まる原因は大きくわけて2つあるんだよね。まず1つは「異種排除」、2番目には「報復制作」。」
君「「異種排除」っていうのはわかりますが、「報復政策」とはなんですか?」
美学ちゃん「「報復政策」っていうのはね、相手が何かをしてきたから、なにかを仕返す。そしてそれが相手が反撃できなくなるくらいエスカレートしていっていじめになるパターンなんだ。」
美学ちゃん「「報復政策」っていうのはね、相手が何かをしてきたら、何かを仕返す、そしてそれが相手が反撃できなくなるくらいエスカレートしていっていじめになるパターンなんだ。」
君「なるほど。」
美学ちゃん「大抵は異種排除っていう、自分たちとは異なる者を排除するために、自分たちの地位や権限を保守したり、精神的な快楽を得たりするために迫害するいじめの型なんだけどね。」
美学ちゃん「なんと、今回はどちらの型をも解決できるいじめ解消方法なのです!」
君「おお!先生、これで国民栄誉賞間違いなしですね・・・。」
美学ちゃん「そうかもしれないね。授賞式も制服で出たいなぁ。」
君「・・・。」
美学ちゃん「じゃぁとりあえず、いじめを解消できる方法を2つほど紹介するね。ちょっとまっててね!」
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10分程して彼女は帰ってきた。ただその光景一般的に見れば異様であったが、彼は動じなかった。
君「先生、なんで銃で脅しながら高校生連れてきてるんですか。」
美学ちゃん「いやいや、これはじっせ・・・実験だよ!!いじめ解消方の!!」
君「ああ。。そうなんですか。」
美学ちゃん「まぁ君もとりあえず見ておいてね。まず左の学生、そうそうクリーム色のカーディガンを着た彼。」
美学ちゃん「彼はね、いじめっ子の団長の長、まさにキングオブいじめっ子、もしくはKAMI」
君「・・・。」
美学ちゃん「あきれないでよ。。。まず1つめね。」
彼女はクリーム色のカーディガンを着た男子学生を近くに呼び寄せ、
男子学生に手を講義用机の上にゆけるように言った。
美学ちゃん「さて・・・。」
美学ちゃんは学生が手を机につけた瞬間、
男子学生の親指にほぼゼロ距離で発砲した。
男子学生「ああああああああああああ!!!」
悲鳴が講義室に響く、しかしこの教室、なんと防音仕様である。
君「手荒ですね、先生。」
美学ちゃん「ちょっと返り血がだるいけど、まず1つめ。それは「差異の是正」だよ。
美学ちゃん「つまりどういうことかっていうと、大抵いじめの対象となる人は、そのグループ内で異種的な要素を持っている人なんだよね。」
美学ちゃん「彼がいじめていたのは親指が、かなり短い子だったんだ。容姿でいじめるなんて最低でしょ?でも大丈夫!親指が短いよいう差異を是正したから彼はいじめなんてできないでしょ?なんせ親指が短いのだから。」
君「でも他者がこんなことをしたらいじめがエスカレートするんじゃないですか?」
美学ちゃん「ああごめん、忘れてたよ。このやり方だと「恐怖的体験」がなければ成立しないんだ。私は銃を使って彼の指を吹っ飛ばした!これは十分な恐怖体験になるんじゃないかな。PTSDになっていただけだから彼は二度といじめをしなくなる。」
美学ちゃん「諍いを簡単に終わらせるのに必要なのは「圧倒的恐怖」なんだよね。トラウマなんて言動があるけど、まさにそれだよ。トラウマを植え付けさせて、尚且つ身体的に是正すれば最高の状態でいじめは解決できると思うよ。」
美学ちゃん「2つ目は次回でね!。」