「女の子だったんだ」
「はい、ボクは女の子です。」
Tシャツをもとに戻した少年改め少女は笑いながら答えた。
「で、君は一体………誰なのよ。」
落ち着けと心の中で繰り返しながら、当然のことを聞いた。
「僕ですか、僕は………誰なんでしょう? お兄さん。」
いつの間にかすぐ目の前に来ていた少女は彼女の顔を覗き込む。
落ち着けようとした彼女の鼓動がさらに早く大きくなる………と、
「ちょ、ちょっとお兄さんって、私も女よ」
目の前の少女を睨みつける。
「えっ、だけど、こんなに大きくなってますよ、ここ」
そういうと少女は彼女に手を伸ばした。一瞬なんのことかわからなかった彼女は少女の手の先に視線を動かす。そこには。
「お兄さんの大きなおちんちん。」
彼女にあるはずの無い、
「え、あ、ああ、あああぁ」
大きく起立した、包茎気味の男性器が存在していた。
「うわー、ボクのおっぱい見ただけでこんなに大きくなるなんて、お兄さんって変態ですね。」
そっと少女に指が男性器の幹に触れるとビクンと大きく揺れた
「ひっ!?」
彼女は初めての未知の快感におびえ、のけぞる。
「敏感なんですね、やさしいほうがいいのかな?」
今度は幹をやわらかく握り締める。
「あは、ドクンドクンて脈打ってる、かわいい。」
「あ、や、やめ」
少女は握った手を一度離す。
やめてくれたとほっとした彼女だったが、まだ終わりではなかった。
「駄目ですよ、我慢は毒です。」
今度は男性器の先のあまり気味の皮を両手でつまんだ。
「剥いちゃいますね」
そういうが早いがつまんだ皮を下に引き摺り下ろす。
「うひゃぁ!」
いまだに自分に起こっていることが理解できない彼女はさらに起こったことにもついていけなかった。
「はい、綺麗な先っぽが顔を出しました。」
ビクビクと震える先からは透明なものが滲み出し、ぷっくりと鈴口にたまりだしていた。
「あ、は、な、なんなの、これ………」
「え、おちんちんですよ、しってるでしょ。」
「何で私に、こんなものがあるのよ。」
「う~ん、何ででしょ?」
そういうと少女は先走りの汁を自分の指先に擦り付ける。
「んくっ、はぐらかさないで。」
「気持ちいいでしょ、先っぽがぬるぬるで。」
先走りを亀頭に広げ弄ぶ。右に左に上に下に。
そのたびに彼女の体に電流が流れ、体が振るえ、男性器のドクドクが多くなっていく。
「ねぇ、お兄さん。」
少女が彼女の目を覗き込み、自分の唇をちろりとなめ上げる
「咥えてあげようか。」
彼女が知識だけでは知っている行為、男性器への口での愛撫、フェラチオ。
「ボクの口で、おちんちんもっとどろどろにして、じゅぷじゅぷしごいてあげようか?」
唇を少し開けて、その奥の舌に唾液を見せ付けるようにして動かす。
「あ、ああ」
非日常の繰り返しで彼女は混乱の窮みにいた。何が現実で、何が非現実なのか、嘘か真か。
確実なことは自分に与えられているこの感覚は確実なものということだけ。
それは彼女の正常な判断を快感だけで選択させるには十分だった。
「………て……」
「ちゃんとお願いしてください。でないとこのままですよ。」
「く、口で……くわえて」
「口で咥えるだけでいいんですか?」
さらに多く滲み出す先走りをまぶしながら少女が言う。
「どろどろに………してください。」
「どろどろにするだけ?」
さらに暴れる男性器の幹を優しく強く、ゆっくりと握りしめる。そのたびにドクドクがしびれと快感を滲み出す。
「口で、しご「どういうふうにされたい? おにいさんの知っている言葉でいってください」
乱れる呼吸で答えようとした彼女の言葉をさえぎり、少女がすこしだけ声を強めて問う。
自分の知っている言葉………ああ、なんだ簡単だ。そんなことを彼女は考えていた。
「わたしの………お、おちんちんを………口で………ふぇ、フェラチオ………してください。」
「それで?」
「それで………唾液でクチュクチュして………舌で、さ、先走りと混ぜて………おちんちんをどろどろにして………」
「うん、それから?」
「わ、私を………私の、私のおちんちんから、射精させてください! 精液どぴゅどぴゅさせてください! 我慢………できない!」
彼女の羞恥心は消え去っていた。正常な判断は出来ない、唯一理解できる判断材料は正常でない自分の股間に聳え立つ男性器からの感覚だけ。
「いいですよ、おちんちんから精液出してあげます、んちゅ」
鳥が餌を啄ばむように少女が亀頭に軽いキスを繰り返す。だがそれだけでは足りない。柔らかいだけでは射精するにはかなり物足りない。
キスが次第に深くなっていく。唇だけでなく舌でもキスを始める。舌で先走りを削り取って、亀頭、幹、皮の間に舌を滑らせ唾液をまぶしていく。
唇のつるつるとした触感ではなく舌特有のざらざらは敏感な彼女の亀頭には劇薬だった。
「ひぎゅ、そ、そんな!」
「駄目ですよ、まだまだ、これからです。」
そういって、先走りと唾液で濡れた唇を大きく開ける。
「あ、ああぁ」
そして、彼女は食べられた。ゆっくりと舌で租借される。ぐちゅぐちゅと大きな音を立てて租借される。
「ん、んくぅ、んは、ははぁ」
彼女の息が口から吐き出され、声に変わり、嬌声に変わる。
少女の頭が動いて、深くのどの奥に飲み込まれ、そして吐き出される。じゅぷじゅぷと締めた唇の隙間から漏れる唾液と先走りの混合液が漏れて少女のあごからシャツを濡らして、胸、さらに下へと流れる。
ぐちゅぐちゅじゅぷじゅぷという粘液の音と少女の息、そして彼女の嬌声が支配していた。
彼女の足に力が入り始める。味わったことの無い新しい感覚が下半身に集まり始める。甘く暖かく出口を求める痺れが出口を求めて蠢く。
「や………は、な、なにこれ? へん、なんか………でちゃいそう」
嬌声の合間に彼女が言う
「んぷっ、いってしまいそうなんですね。いいですよ。出してください。ただし………」
少女が男性器から口を離す。だが粘液まみれで扱くことだけはやめない。
「いく時は大きな声で言ってください」
「え、あああぁ、いう、いうから、いかせて!」
彼女の嬌声とも取れる言葉を聴くが早いか、少女は再び口淫を再開した。今度は先ほどよりも激しく。
足にさらに力が入り、蠢く痺れが暴れる。腰を自分で動かしてしまいそうなのを少女が押し付けて激しく頭を動かして、唇で扱く。
漏れる粘液は少女の筋にまで届き、濡らしていた。しかし、それ以上に少女自身も濡れていたのかもしれない。
「ああー、いぃ、いく、いきますー! 出ちゃいます!」
一瞬時が止まる
「ああああああぁぁぁぁぁ! いくー!」
男性器が暴れて、決壊する。
少女が深く咥えみ、吐き出される彼女のドロドロを飲み込む。
飲みきれないドロドロが漏れて彼女の薄い胸を、乳首を、臍を、無毛の丘を、濡れた谷を流れて犯す。
「あ、あああ…………はぁ………」
吸い出される残滓も気持ちがいい事を発見したなと思いつつ、彼女は意識を手放した。
「ねぇ、またボクに出会えたら、今度はボクも気持ちよくしてほしいな。ボクのどこでも挿入してぐちゃぐちゃのどろどろに犯してくださいね」
そんな少女の言葉を聴いたような気をした。
そして、彼女は目を覚ました。
キーボードの前に突っ伏した格好で眠っていたらしい。
寝ぼけた頭で状況を確認する。
つけっぱなしのTVはいつの間にか字幕のまったく知らない映画に変わっていた。
彼女はおそるおそる自分の股間を見て絶句した
おびただしい量の女性としての性的分泌物でジュースでもこぼしたかのようになっていた。男性器なんてありはしなかった。
「ああ、やっちゃったなぁ。」
気だるい感覚を覚えつつ彼女は、ああアレが禁断少女なのかなと思いつつ、後始末をするために、甘いしびれの残る腰に力を入れて立ち上がった。
禁断少女ってこうですか? 間違っていたらスルーしてください
最終更新:2008年04月05日 21:20