アットウィキロゴ

22 重傷

この後の展開は思い出すだけでも辛い。
奪われ続けるボールは次々とゴールに放り込まれる。
0-10
今までこんな試合を体験したことがない。
新藤監督は経験を駆使して何度もメンバーチェンジを行うが、大した変化は見られず。
後半も残りわずかとなったところで、雰囲気を変えるべく、拓真がピッチに入った。
こうなったら腰の痛みなどかまってられない。
相手は時間を稼ぐためにスローペースになった。
拓真は後方でのパスをカットに向かう。
残り1分を切った。
KING TAKUはパワープレーに入る。
前線で張る拓真に向かい、ゴレイロがロングスロー。
ボールは拓真よりはるかに高く、相手のゴレイロの方へ。
だが拓真はあきらめなかった。
必死に伸ばす拓真のハゲた頭にわずかにボールが触れ、ゴレイロはファンブル。
こぼれ球を味方が流し込み、なんとか1点取り返した。
だが拓真の努力の代償は大きかった。
拓真とゴレイロは激しく激突。
地面に叩きつけられた拓真の上にゴレイロがのしかかった。
ゴールは決まったが会場は沈黙。
拓真は悶絶。
すぐに救急車で搬送された。


最終更新:2008年06月13日 23:59
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|