アットウィキロゴ

28 無関心

それからというもの、店には噂を聞きつけた客がかなり入るようになり、たまにインタビューまでされるようになった。
以前「フットサルおじさん」として特集され、有名になったこともあり、周りは次第に再戦を期待し始めていた。
やれるもんならぜひやりたい。
だが拓真の脳裏には常に腰の怪我のことがよぎった。
さらに、Xの強さは日に日に増していき、来シーズンのFリーグ(この時代の日本プロフットサルリーグ)に参入するという噂まで出た。
再戦どころか、もう手の届かないくらい遠い存在になってしまったのだ。
ここ最近の練習でまったくボールが蹴られていない拓真は、気づけばもう選手ではなく、立派な監督になっていた。


最終更新:2008年06月15日 13:09
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|