204 名前:【SS】ハンサムの日[sage] 投稿日:2011/08/06(土) 09:28:51.33 ID:J72IJP9rO
浩平「最近、毎日の記念日をお祝いするのが流行ってるそうだぞ」

開口一番、目の前の友人が理解不能な日本語で話しかけてきた。

京介「意味が分かんねぇよ。まずは言葉を正せ、赤城。話はそれからだ」
高坂「相変わらず俺に冷たいな高坂。いいか、つまりは……」

赤城の話を要約すると、ここ最近若い子達の間では、暦上で制定されているあまり有名ではない記念日を一日一日調べて、「今日は

○○の日だから△△~」と、面白おかしく話すのが、ちょっとしたブームになっているという。

京介「何だよそれ?別に楽しいとも思えなんだが……」
赤城「身も蓋もない言葉だな、おい」

みんなの流行りを全否定してしまうが、それが俺の素直な感想だった。
だって、そうだろ?記念日とかって、一年に一度しかないからめでたいのであって、毎日がお祝いになってしまったら記念日が持つ

『ありがたみ』というものが薄れてしまう。
確かに考えようによっては、嬉しい事が毎日続けば、最高にハッピー!というポジティブ思考も良いとは思うが、俺みたいな人間か

らすると価値観が違う。
ひねくれ者と笑わば笑え。価値観は人それぞれだろうよ。

赤城「あっ、ちなみにこの前の8月2日はパンツの日だったんだぞ」
高坂「別に記念日じゃねぇだろ、それ!!」

どうやら「記念日」という表現に語弊があったらしい。間違ってはいないのかもしれないが、俺の記念日の認識とは少し違っていた


要は、今日は何の日?という話題で盛り上がるだけじゃないか。少し真面目に考えかけていた自分が恥ずかしいぜ……。

赤城「当日、俺は瀬菜ちゃんにパンツをくれと懇願したんだが、『イナ○レの全カプを高坂先輩と二人で再現しきれたら、考えてあ

げる』と言われたんだ」
京介「俺、もうそろそろお前ら兄妹との縁を切るべきかもな」

最早どこからツッコんでいいのかも分からないレベルだ。(ツッコむって、そう意味じゃないよ?)
大体、何で俺まで普通に巻き込んでんだよあの巨乳眼鏡はっ!眼鏡ッ娘だからと甘やかして来たが、そろそろ本格的におっぱいを揉

む必要性があるな。

赤城「おい高坂。今何を考えた?言ってみ?」

いつの間にか目の前には、阿修羅のような形相で赤城が迫っていた。

京介「ナニも考えてねーよ。それより、この前のさ……」

俺はそんなエスパーじみたシスコンをかわしつつ、話題を逸らす。相変わらずコイツの妹への嗅覚は異常だな、おい。
それにしても、『記念日』ねぇ。
もし、誰もがそういう日を持っているのなら、俺が桐乃のエロゲ―を拾ったあの日が、俺達兄妹の記念日なのかもな――。
不意にそんな事を考えてしまった俺は、赤城と同じくらいのシスコンにはなっているようだ。


「って、『妹の日』なんてのもあるのかよ!?」

夕方、帰宅した俺は部屋のベッドに寝転びながら、携帯を弄っていた。
特別興味を持ったわけではないが、今日赤城と話していた記念日の話をふと思い出し、ネットで調べて今に至る、というわけだ。

「これじゃ『兄の日』、なんていうのも……」

当然、あるよね!ですよねー。
というか、『兄の日』と『いい兄さんの日』って2つもあるのっ!?

「違いが、あるというのか……?」

少し待って頂きたい。
これは良い兄、悪い兄と2つに差別化されているわけ?兄とは、全員が慕われているもんじゃないの!?
そう思い、日本の兄代表みたいにドヤ顔を作ってはみたが、冷静に考えてみると、俺はとんだ思い違いに気付かされた。

「そうだ。まず俺が桐乃に慕われてない……」

自分の立場を完全に無視していたぜ。そうだよな、兄が絶対的に愛されるわけじゃない。二次元じゃあるまいし。
ここ最近は、まぁ俺も桐乃に「嫌われてはいない」くらいの評価を得ている自負はあるものの、妹モノのエロゲ―のような慕われ方

には程遠い。
くそ!何が悲しくて、兄の差別化を実体験で理解せにゃならんのかっ!
……少し目頭が熱くなった。

佳乃「京介ー、ちょっといい~?」

自分の兄としての非力さを悔やんでいると、ドア越しにお袋の声が聞こえてきた。

佳乃「ちょっとカレー粉切らしちゃって。買ってきてくれる?」
京介「おぅ、分かった」

晩飯まではまだあるし、俺もコンビニに行きたかったので二つ返事で了解した。
っていうか、今日もまたカレーなんですね。そうなんですね。
いつもと変わらない我が家の献立に、少しの安心と寂しさを覚えながら、簡単に身支度を整える。
そして一階に降り、リビングへと移動。するとそこには、制服姿のままソファーに座る桐乃がいた。

京介「おぅ、帰ってたんだ。おかえり」
桐乃「んー。ただいまぁ」

桐乃は俺に目も向けずに返す。視線は手に持ったファッション誌に夢中のようである。

京介「俺、これからコンビニ行ってくるけど、何か欲しいのあるか?」
桐乃「メルルの等身大版権イラストポスター」
京介「コンビニに売ってる範囲内でだよっ!!」
桐乃「……ちっ」

桐乃は、一瞬だけ俺に鋭い視線を向け(俗に云うメンチ切り☆)、すぐさま雑誌に戻す。
やっぱ慕われてるってレベルじゃねーぞ、こんちくしょう!見ろよ、圧倒的じゃないかっ!
マイナスの意味でなっ!

京介「はぁ……。まぁ、いいや。ちょっと行ってくる」
桐乃「ハー○ンダッツの苺」
京介「はん?」
桐乃「買ってきて」

リビングを出ようとした矢先に、桐乃の声が耳に届いた。
確認とばかりに振り返ってはみるものの、桐乃は「二度も言わない」とばかりに本を黙読し続けている。
なんちゅうお姫様だよ、ったく。可愛さからして似合いすぎだろ。

京介「了解。ハー○ンな」

姫様の指令を受けた騎士(俺)は、そろそろ旅立ち(買い出し)の時だ。シーユー、マイスイートシスターきりりん。

桐乃「あっ。スーパー○ップに格下げしたら、後で正座だかんね」
京介「スーパー○ップさんディスんなよっ!?ウマいぞアレッ!」

出がけにどうしてそう突っ込みを入れさせるのか、この妹様はっ!せっかくテンション上げてコンビニまで行こうとしてたのに。

桐乃「違うって。今の気分では、ってこと。分かるじゃん、フツー」

桐乃がやっとまともに俺に顔を向けた。が、しかし、その表情たるや……。
(えっ?そんなことも分からないの?)みたいな澄んだ瞳で見つめやがって!!
可愛い、可愛いんだけど、超ムカつくの!!何コレっ!?
もの凄く複雑な心境である。可愛さと苛立ちが同じ速度で急上昇しているのだ。
例えるなら、……そう!地獄の○サワっていう人の漫画を見た時の感覚に近い。
見た目は断然、桐乃の方が一億倍は可愛いけどなっ!!

桐乃「……ププッ。京介、顔まっかwwwプフフwww」

桐乃は俺の心境を知ってか、口元を手で押さえながら笑いを抑えている。今にも噴き出しそうだ。

桐乃「ねぇどんな気分?今どんな気分??ねぇねぇ」

殴りてぇ~~~~~!!せめて、引っ叩きてぇ~!!!
やはりコイツは、兄をイラつかせる才能を持ち合わせているよ。世界レベル、のな!
何が悔しいって、ただイラつくだけじゃなく、楽しそうにおちょくる桐乃を見ていると、なんか俺まで嬉しくなってきてしまうから

タチが悪い。まぁ、いいかと思ってしまう。
ホント、反則だと思うよ。この可愛さが。

京介「フンッ!もういい!付き合い切れんっ!」

本心ではそれほど嫌ではなかったが、いつまでも桐乃と戯れているわけにもいかない。さっさとカレー粉を買ってこなければ、今夜

の夕食にありつけない。
妹との団欒も程々に、いい加減リビングから足を出す。すると、ドアの横にかけられたカレンダーが視界を過ぎった。普段なら別に

気にも留めずスルーするが、この時はちょっとした違和感を感じたので、意識がそちらに向けられた。

京介「……何だこれ?」

その違和感の正体は、すぐに分かった。8月の暦の前半、ちょうど今日の日付の所に、

『京介の日』

と、手書きで書かれていたからだ。

京介「俺の日?なんで??」

この文字が何を示しているのか、見当がつかない。
俺の誕生日は全然違うし、今日俺が何かをするわけでもない。
確かに今日は、学校でも部屋でも『記念日』の事を考えてはいたが、8月6日が何を指すかまでは調べてなかった。

京介「……う~む」
桐乃「エッ?ウソッ!!キヅイタ…!?」

俺が思考を巡らせている後ろで、桐乃が小声で何かを言っている。独り言だろうか?

京介「……あれ?待てよ」

桐乃、で思い出したが、この字、桐乃の字だよな?という事は、これを書いたのは、桐乃か?

京介「なぁ、桐乃。この字って」
桐乃「ふえっ!?な、何?アタシの字だけど、アタシじゃないよ!書いたのは、きりりんだからっ!」
京介「――お前は何を言ってるの?」

慌てふためく桐乃。発言が成り立っていない。きりりんって自分だろうが。
先程とはうって変わって、今度は桐乃が顔を真っ赤に染めている。(←超かわいい)

桐乃「ア、アタシが書いたように見せかけて、実は……アタシが書いたのよっ!」
京介「じゃあ、お前じゃん」
桐乃「えっ。……ハッ!!」

俺さ、前から思ってたんだけど、ウチの妹って実は結構おバカなんじゃないのかなぁ。過去の例から見ても、桐乃は抜けている所が

ある。
中でも動揺した時の墓穴の掘り方は、見事なまでの腕前だ。
それも良さ、とも言えるが、兄としては少し不安にもなるぞ。大丈夫か、これで……。
まったく。これじゃ今しばらくは、桐乃から目が離せないな。

京介「よし。まずは落ち着け、桐乃。お前が何に慌てているのか分からないが――」
桐乃「ふぇ?」
京介「それ以前に、俺は何も気付いていないぞ」
桐乃「……は?」

桐乃を落ち着かせるため、俺はそう言ってやった。すると桐乃は、ぽかんと口を開けて呆けてしまう。

京介「いいか。まず、このカレンダーに『京介の日』と書き込んだのは、桐乃だろ?」
桐乃「……うん」
京介「OK、それなら次の疑問だが、この『京介の日』について、だ。どう考えても、今日の日付と俺とが、何一つ連想できんっ!



カレンダーを指さし、必死に今日という日を頭に巡らしてはみるが、やはり自分と結びつく答えが出てこない。
なぞなぞは得意じゃないからな。そういった方面なら、自力で当てるのは結構厳しいぞ。

桐乃「……」

桐乃はというと、さっきまでの動揺も落ち着いたのか、俺をジッと見つめている。
本当に表情豊かなヤツだ。
……今向けられている視線がジト目なのが、少し気になるけどね。

桐乃「じゃあ、アンタ。何も分かってないの……?」
京介「自慢じゃないが、そうだ!」

ここぞとばかりに胸を張る俺。だって分かんないんだもん。

桐乃「(フルフル……)」
京介「エヘヘ。で、答えは何の日ー?」
桐乃「教えないわよ、このバカ~!!」
(ドゲシッ!!)
京介「どごぉ!」

脚色無しに、良い蹴り持ってやがると感じさせる一打が腹に入る。
(桐乃が、あやせたんレベル……だと!?)
いつか天使から貰った激しいプレゼントを思い出しながら、俺は転がった。
そして俺はそのまま、妹の赤面キックの勢いで家を追い出された。

「イテテ、桐乃のヤツ、本気で蹴りやがって……」

DV相談所とかってあったよな?俺もそろろ、そこに電話するべきかもしれない。
コンビニに足を向けながら、暴れん坊妹の行く末を案じていた。というか、俺の未来も案じるね。
だってそうだろ?、今回の事だって、桐乃が勝手にカレンダーに書いて、それを俺が見て、というだけの話さ。
それなのに、俺が腹部に痛みを残すだけの結末とは、これ如何に。
兄とは、妹の気まぐれに翻弄されるだけの存在だというのかっ!?
腹をさすりながら、そんな事を考えていると

「……ん?」

携帯の画面に、先程の俺の疑問を晴らしてくれる答えが映し出された。
桐乃の気まぐれとはいえ、カレンダーに自分の日!と書かれていたのだから、何かあると思うのは人としての必定。
なので、部屋で携帯を触っていた時の履歴が残っていたので、そのまま「8月6日」が何の記念日かと調べていたのだ。
すると――、

「……コレか」

思いの外、早く答えは出てくれた。
World Wide Webの日、太陽熱発電の日……と色々あるが、俺とちょっとした繋がりがある日を見つけたので、自ずと答えは導かれた


それは、『ハムの日』。
8(ハ)と6(ム)で、ハムの日らしいが、これが高坂京介と何の関係があるのか。おそらく誰もが感じる疑問点だろう。
だが、ここには盲点をついた関連性があるのだっ!


それは、少し前の話――。

桐乃「アンタ、コレ見なさい」
京介「?DVDか?」
桐乃「コレマジ名作だから。絶対見た方が良い、ていうか、見なきゃ許さない」
京介「あぁ、いつも通りなんですね……。って、コレ『ガソダム』シリーズじゃねぇか!」
桐乃「そっ」
――『ガソダム』
それは説明が不要なほど、知名度が高い超名作アニメシリーズである。ヲタクは言うに及ばず、ノン気の皆さんも多少は知っている

位の人気作品だ。
桐乃「で、その中でも最新TVシリーズがこの『QQ』ってわけ」
京介「あぁ、確か『ダブルキュー』っていうんだよな」
桐乃「何?アンタ知ってるの?」
京介「沙織がさ、『ここ最近のガソダムシリーズの中では、会心の出来でござるっ!@ω@』って力説してたから、ちょっと調べた

時があってよ」
桐乃「ふ~ん。じゃあ、キャラももう分かってる?」
京介「いや、実際に本編までは見てないんだわ。だから全然分からん」
桐乃「!!じゃあ、このキャラ!このキャラに注目して観なさいっ!」
京介「わわっ、ち、近ぇーよ顔が!!……って、この金髪の男キャラか?」
桐乃「そ。名前はロリハムさんね。マジ神キャラだから!!」

京介「……注目しなさいよね、か」

そういって桐乃に全部見せられたっけな、『QQ』。
実際、ストーリーもよく構成されていて、桐乃のオススメ無しでもハマった作品だ。
壮大な話でありながら、キャラクタ―も掘り下げられている。人気があるのも納得だな。
ただ、ロリハムについてなんだが。
あのキャラは、いろんな意味で凄かったな……。
一見クールそうに登場してきたが、実は妙に熱い一面を持ってはいるんだよ。そしてそれは、こと「ロリキャラ」に対してのみ特別

強く表れるという、ね。
すっごい紳士さんだった。
赤いランドセルを背負った女の子を前に、「センチメンタリズムな運命」とか言っちゃうんだぜ?
現実世界なら完全にセクシャル・ハラスメントな運命だよ、それ。

しかし、それでも格好良く見えてしまうという不思議な魅力を持ったキャラだったな、ロリハムさん。
ああはなりたくないけど。

桐乃曰く、「これは演じている声優さんがマジパない!だからキャラが魅力的になった」との事だが、確かにそれは頷けた。
アニメを見ている時、何度も惹きこまれたのは、声優さんの実力があったからだと思う。
素人目の俺でもそう感じたくらいだ。目が肥えたファンからも支持を受けたのは、そういう裏付けがあるからだろうよ。

まぁ、そんなロリハムさんだが、実は俺と共通する点が一つだけあったのだ。

それは、「声」。

桐乃も沙織も黒猫も、「声だけは似てる」と太鼓判を押すほどに、俺の声はロリハムさん、ひいては演じている声優さんにそっくり

だという。
確かに自分の声に似ているのは否定しないが、如何せん自分の声というものは自分ではよく聞こえないからな。いまいちピンと来な

いんだよね。
それならマスケラのコスの方が似て……、一瞬そんな記憶が頭を過ぎったが、思い出すと泣いちゃいそうなので止めておく。

つまりは、俺とロリハムさんには「声」という共通項目があったりするのだ。

「ん~。しかし、それだけでハムの日=京介の日、ねぇ」

本題に意識を戻すが、答えが見つかったわりには、俺は消化不良な気持ちのままでいた。
おそらく、答えはこれで合っている。合っているはずだ。
でも、拭い切れないこの後味の悪さ。
考え方一つでどうとでもなるんだが、このスッキリしない感じは何とも言えず不愉快だ。

「……まぁ、どうせ沙織がガソダム好きとして、俺を推してくれたってところかな」

あの人の良い友人のことだ。俺と桐乃に、少しでも多く関連性を見つけようと気を遣ってくれたのかもしれないな。
ホント、いつも頭が下がるよアイツには。

「とりあえずそういう結論で、よしとするかっ!」

俺は携帯を閉じ、半ば無理矢理にモヤモヤを振り切った。
そしていつの間にか止まっていた足を、目的地のコンビニへ向けて少し速めに踏み出す。

理由はどうにせよ、今日が俺と桐乃の、そして「俺達の」記念日っていうんだから、嬉しくないわけがない。
俺達にしか分からない、俺達だけの『記念日』――。
それなら今日が特別で、「8月6日は京介の日!」と、言っちゃってもいいよな!

「へへ……」

そんな事を思ってみたら、俺は無意識に笑みを零していた。



 ~翌日~

桐乃「でさぁー、あのバカ、字だけでアタシって気付いちゃってぇ。マジキモいシスコンだよねぇ~(ニヤニヤ)」
あやせ「アハハッ、ホントだね~(お兄さん、またレベルが上がってるっ!?)」
加奈子「でもよ~。キリノってば何でそんなラクガキしたんだ~?」
桐乃「えっ!?……そ、それは……」
あやせ「確かにそうだね。桐乃、どうして?」
桐乃「あ、あの、それは……」
加奈子「ゼッテー何かあんだろ~?アヤシ~★」
桐乃「……!そ、そう、ハムの日だから!アイツ、ハム好きだし、とりあえず書いておこうって、思って……」
あやせ「<●> <●>」
桐乃「うっ!?……あ、あやせ?」
あやせ「桐乃……。本当は、なんで、書いたの?」
桐乃「う、う~!!そ、それは……///」
加奈子「あっ、コレだ~!!」
桐・あ「「えっ!?」」
加奈子「ハンサムの日、だってよ~!キリノマジブラコンじゃ~ん♪」

<携帯> 『8月6日=(ハ)ンサ(ム)の日』

あやせ「なん……だと……?」
加奈子「とかっつって~。無い無い無いっ!!いくらブラコンでも、これは無いって!な~、キリノ~?」
桐乃「………(プイッ!)」

加奈子「……あれ?マジ、だったの……?」


あ・加「「8.6うへぇ」」




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最終更新:2011年08月08日 21:15