568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/13(火) 13:14:41.60 ID:+iJywEJg0 [8/23]
9/14のイベント

メンズバレンタインデー
男性が女性に積極的に愛を表現する日。
1991年に日本ボディファッション協会が制定。
バレンタインデーにチョコレートを贈るのに対し、この日にはプレゼントとして下着を贈る。

セプテンバーバレンタイン
女性から別れ話を切り出してもよいとされる日。
TBSラジオ「パック・イン・ミュージック」が発祥と言われている。
紫色の物を身に付け、白いマニキュアを塗り、
緑のインクで書いた別れの手紙を直接手渡すというのがルール。

なんでこんな混沌とした日があるんだw
とりあえず、京介は今から桐乃に似合うエロ下着を買いに行くんだ。

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/13(火) 23:04:32.89 ID:nqbfbYLM0 [3/5]
SS『メンズバレンタインデー』



あ゛ーーーっ!最近ネタがマジみつからねーーー!

・・・つぅかぁ、加奈子みたいなぁ、ちょう有名SS作家サマとしてはよぉ?
おもしれーネタじゃないとSSなんて書けないしー。
つーか、そうじゃねーと加奈子のファンのみんなに悪いっていうかよぉ・・・

「うーん、うーん・・・」
「ね、加奈子?何をそんなに唸ってるの?」
「おっ、あやせじゃん!」

そーだなー。あやせ『サマ』にならちょっとくらい相談したっていーよなぁ?
なんたって、同じSS書き仲間じゃねーか!

「あやせサマぁ、加奈子ぉ、ちょっとお願いがあるんだけどォ~」
「か、加奈子っ!?ど、どうしたの?熱でも出たのっ!?」

・・・いきなり熱とかひどくねェ?
でも仕方ねーよなぁ。ファンを喜ばせんのも仕事だもん、少しくれぇ妥協しねーとな。

「あやせも結構SS師として有名になってきたじゃ~ん?」
「そ、そう・・・かな?」
「そうだってばぁ」

お?あやせのやつ、結構嬉しそうじゃんかよぉ。
もしかして、結構ノリノリで書いてんのかよ?
つぅか、てめー、桐乃の兄貴のコトぉ、変態だとか散々罵ってたじゃねーかよぉ。

まァ、それはそれとしてぇ・・・

「でぇ、そんなあやせサマは、話のネタってどういう風に考えてんのかって、
 加奈子にもぉ、ちょっと教えて欲しいっていうかぁ?」
「あ、加奈子も結構ネタに困る事があるんだ・・・安心したなぁ」

ん~?それじゃあやせって、そんなにネタに困ってる事があんのかよ?
だいじょーぶかよぉ?ちょっと心配になってきたぜぇ?

「え、えとね。加奈子。あんまり笑わないで欲しいんだけど・・・」
「笑わねェってばよぉ~」
「わたし、インターネットで記念日とかを調べて、それを元にお話を書いたりしてるよ」
「おぉ!マジかよぉ。そんな手があったかぁ!」
「う、うん。加奈子がそんなに驚くなんて、むしろ、わたしがビックリだけど。
 それでね。例えば今日なら・・・メンズバレンタインデー・・・?」

ヘンな記念日だぜぇ?
でも、確かにネタにはなるかもなぁー

「で、どんな記念日だってばよぉ?」
「え・・・と・・・
 『男性が女性に積極的に愛を表現する日。
 バレンタインデーにチョコレートを贈るのに対し、この日にはプレゼントとして下着を贈る。』」
「・・・まじかよぉ?」
「変態っ!!変態っ!!!だ、誰ですかっ!こんな記念日を考えたのはっ!?」
「あ、あやせ、落ち着けって」

つーか、桐乃スレ的には、桐乃の兄貴が桐乃に下着をおくるぅ?
あーダメダメ。加奈子もぉ、桐乃が兄ぱんくんかとかはよく書いてるけどよぉ?
アレはネタで済むけどよぉ、桐乃の兄貴が下着のプレゼントとかぁ、ただの変態じゃねぇかよぉ・・・

「・・・殺す・・・お兄さん・・・殺す殺す殺す・・・!」

ってか隣怖ええぇぇぇぇぇぇぇ!

「あ、あやせぇ、こ、こいつはただの記念日だろぉ?」
「・・・そ、そうだよね?いくら、あの近親相姦上等の変態お兄さんだからって、桐乃に下着のプレゼントなんて!」

あやせのやつの暴走っぷり、最近結構あぶなくねぇかぁ?
と、とりあえず、加奈子ぉ、自分の身の危険もかえりみず、あやせを止めたんだぜぇ?
もっとみんな褒めてくれよなぁ?

「あっ、あやせー!加奈子ー!こんなところで何してるの?」
「き、桐乃ぉ?」
「桐乃っ!?」

こういう時に限って、桐乃かよぉ!?
お、おねげぇだからぁ、余計なコト言わないでくれよぉ?

「なに?インターネットで探し物?」
「ち、違うよっ!ちょ、ちょっとしたネタ探しで・・・」

おいおいあやせサマぁ?焦ってボロを出すのは桐乃の専売特許だったろぉ?

「まァ、ちょっとした打ち合わせみてーなものだっての!
 だからぁ、今回の仕事にかんけーない桐乃にはあんまり見せちゃいけないってゆーかぁ?」
「あ、そうだったんだー。ごめんね、あやせ、加奈子!」
「う、うん・・・」
「あー、いーいー。気にすんなってぇ」

あやせぇ?これで貸し1なぁ?
ま、ちょっと空気が悪くなっちまったけど、仕方ねーよな?
さぁて、話題話題っとぉ。

「そ、そういえば、桐乃って今日が何の日か知ってる?」
「えっ?」
「ば、ばかっ!」
「今日、メンズバレンタインデーって―――」
「しっ、知らないッ!!!」
「き、桐乃?」

あやせぇ、てめー、貸し2なぁ?

「あ、あたしっ、まだはいてないからっ!!!」
「な、何の話?」
「兄貴のプレゼントなんて言ってないもんっ!」

あー・・・やっちまったぜぇ・・・
つか、マジかよぉ・・・

「え、えと・・・桐・・・乃?」
「ご、ごめんっ!あたし、用事ができたからっ!」

桐乃のヤツ、顔真っ赤にして逃げちまったじゃねーかよぉ・・・

「加奈子?」
「んー?あんだよぉ・・・」
「わたしも、とっても大事な用事ができたから」
「お、おう・・・」

この後桐乃の兄貴がどーなるかは知らねえけどよぉ。
一言だけ、加奈子にだって言いたい事があんだからな!



・・・・・・・・・うへぇ×7



End.




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最終更新:2011年09月14日 22:35