752 名前:【SS】京介のパソコン[sage] 投稿日:2011/09/28(水) 18:42:50.89 ID:Ayistvh/0 [9/13]
京介「ただいまっと」
桐乃「おかえり」
京介「・・・・・・なんでおまえが俺の部屋でパソコンしてんの?」
桐乃「今日はパソコン記念日だからあんたのパソコンチェックしてあげてるの」
京介「・・・・・・今始めたばかりだよな?」
桐乃「いじり始めてもう二時間経ってるよ。
あんたwindowsUpdateとかウィルスソフトの更新とか全然やってないじゃん。普通自動で更新されるのに」
京介(ホッ。普通にパソコンを見てくれただけか)
京介「ありがとうな、桐乃」
桐乃「どういたしまして。
ディスクのクリーンアップとか、エラーチェックもしといたよ。デフラグは時間かかるから後でね」
京介「何から何まですまないな」
桐乃「いいって。後で壊れたとか言ってあたしに泣きつかれたり、パソコン借りようとされても困るし。
ところでさ」
京介「なんだ?」
桐乃「最近はカリ○アン.コムとか見てないし、『眼鏡 かけたまま』とかあんまり調べてないんだね」
京介「やっぱりチェック済みかよぉぉ!
なんで?おまえのパソコンじゃないんだから、調べる必要なくね?」
桐乃「あんたがパソコン持つようななったのは元はといえばあたしのせいだし、
そのせいであんたがヘンな趣味にはまってないか心配になっただけなの!」
京介(そうか、そうだよな。俺の性癖が気になったわけじゃないんだよな)
桐乃「・・・・・・ねぇ、最近調べてるのってあたし関係ばっかだよね」
京介「ナンノコトデスカ?」
桐乃「マイピクチャの『桐乃』フォルダの容量500M超えてるし。
これっていろんな掲示板とかから拾ってきたやつでしょ」
京介「ナンノコトデスカー」
桐乃「『あやせ』フォルダは『お気に入り』と『その他』しかないのに、
『桐乃』フォルダは20個に分けられてるし」
京介「ナンノコトデスカー!」
桐乃「・・・・・・検索履歴は『妹 仲良くなり方』とか『妹 デート』とか『妹 添い寝』とか『妹 混浴』ばっかだし」
京介「ナンノコトデスカー!!」
桐乃「そ、それに!MyDocumentの『あた兄』フォルダを見たんだけどさ・・・・・・」
京介「ナニ?ナンノヘンテツモナイSSダヨ?」
桐乃「うん。確かに兄×妹のなんの変哲もないSSだよ?
・・・・・・あんたが『霧乃』スレにSS投下してたのは驚いたけど。
しかも、あたしがあんたに『メッチャらぶらぶないい話だから読んだほうがいいよ』って勧めたのもあるし。
それについても問い詰めたいんだけど、その前に一つ聞いておきたくて・・・・・・」
京介「な、なんだ?」
桐乃「どうしてSSのキャラ名が『霧乃』と『恭介』のファイルと、『桐乃』と『京介』のファイルがあるの?」
京介「それはだな、ほら、読み方が同じだから変換する時に間違えると面倒だろ?
だからまず『桐乃』と『京介』で書いてだな、その後一括置換してるんだよ」
桐乃「それなら別名ファイルで保存しておく必要なくない?」
京介「推敲前の文章を残しておきたかったというか、なんというか・・・・・・」
桐乃「もしかしてあんた、あたしとこのSSみたいなことすることを妄想して書いてたの?
その・・・・・・あたしとお芋を二人で分け合ったり、一緒にショッピング行ったり、口移しでご飯食べたり・・・・・・一緒にお風呂入って一
緒に寝たり、とか」
京介「そそそそそそんなはずねえだろ?」
桐乃「・・・・・・」ジー
京介「・・・・・・ちょっとくらいは」ボソ
桐乃「・・・・・・まじキモいんだけど」
京介「うるせぇ!兄貴ってのは妹と仲良くなりたがるモンなんだよ!」
桐乃「はぁ・・・・・・じゃあ今度一緒にショッピング行ってあげるね」
京介「え?」
桐乃「ほら、実際に体験すればあんたのSSの質も良くなるでしょ?
・・・・・・一応、楽しみにしてるんだからさ」
京介「そ、そうだな!桐乃と実際にデートできたらもっとラブラブなSSが書けるようになるだろうな!」
桐乃「そういうことだから、ちゃんと週末はあけといてよね」
京介「おう!」
桐乃(やった♪
京介とデートすれば、あたし書いてるのSSも、もっとラブラブイチャイチャなものになるよね!)
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最終更新:2011年09月29日 20:35