931 名前:【SS】きりりんprpr 1/2[sage] 投稿日:2011/10/03(月) 17:01:48.71 ID:9bJPHtj+0 [6/16]
桐乃「『りんこりんprpr』っと」
京介「おまえ毎朝そのレス投稿してるな。なんでだ?」
桐乃「別に意味はないけど。でも、最近はこれ書かないと起きた気がしないんだよね」
京介「朝の習慣、てやつか。
   ところでその『ピーアールピーアール』てなんだ?
   『りんこりんプルプル?』」
桐乃「はあ?何でそうなんの?
   『りんこりんペロペロ』に決まってんでしょうが」
京介「確かにそう言われればそう読めるけどよ、普通は『プルプル』だろ?」
桐乃「信じられない。どうして『プルプル』になんのよ?」
京介「『p』単体だと『ぷ』『ぴ』て読めるけどよ、普通『ぺ』とは読まないだろ?」
桐乃「そ、そうだけど」
京介「『r』だって『り』『る』『れ』とかの発音だが『ろ』にはならんだろ?
   それなら『prpr』はなんて読める?」
桐乃「ぺろぺろ」
京介「駄目だこいつ……早く何とかしないと……」
桐乃「それじゃああたしから聞くけど、『ぷるぷる』はどういう意味?
   あんた、あたしのりんこりんがプルプルだって言いたいの?」
京介「そうじゃなくて、その、なんだ……りんこりんをプルプルするんじゃないのか?」
桐乃「りんこりんをプルプルする?
   よくわかんないんだけど」
京介(俺だって適当に言ってるんだからわかんねえよ)
桐乃「……じゃあ、あたしで『プルプル』してみてよ」
京介「は?なんでそうなるんだよ」
桐乃「仕方ないじゃん。わかんないままだと気持ち悪いし。
   ちゃんとあたしをプルプルできたら『prpr』が『プルプル』だって認めてあげるからさ。
   ほら、早くプルプルしてみなさいよ」グイ
京介(こうなると意地でも引かないよな……仕方ねえ)
京介「こ、こんな感じか?」フニフニ
桐乃「む……あたしのホッペなんかつついてもプルプルじゃないし」
京介「本当だな。丸顔の上柔らかくてスベスベなのにプルプルしねえ。ふにふにって感じだな
   ……でもこれはこれで気持ちいいな。いつまでも触りたくなるぜ」フニフニ
桐乃「~~!
   ……あんま触るな。それより、さっさと次の場所をプルプルしたら?」
京介「じゃあ次は……ここだ!」フヨフヨ
京介「ぐ……ここも駄目か……」フヨフヨ
桐乃「ふふん。あたしはちゃんと陸上で鍛えてるんだから、二の腕もプルプルじゃないっての。
   ……いつまで触ってんの?」
京介「いや、ここも病みつきになる感触でな」フヨフヨ
京介(ここから離れるのは名残惜しいが……ここなんかどうだ?)ペタペタ
京介「ここはあんまり柔らかくないな」ペタペタ
桐乃「当たり前じゃん。陸上やってるんだから、ふくらはぎは二の腕よりも硬いよ」
京介「普通にしてる分にはすげぇ柔らかそうなんだけどな。
   それじゃあまさかこっちも」スススッ
桐乃「ひゃんっ!」ビク
京介「こっちはふくらはぎより柔らかいが、それでも芯は硬いし、プルプルしない良い肉付きだな。
   ……それにしてもスベスベふわふわで柔らかいし、こっちもクセになる触り心地だな」ホムホム
桐乃「い、いきなり内腿を触るな!」
京介「うぉ!すまねえ。
   硬くないか心配になって、つい触っちまった。悪かったな」
桐乃「そんな何度も謝らなくていいから……驚いただけだし。
   それで、もう終わり?」
京介「終わりも何も……もう『プルプル』させられそうな場所ないだろ?」
桐乃「あ、あるじゃん、二箇所」
京介「~~!さ、さすがにそこはマズいだろ!」

932 名前:【SS】きりりんprpr 2/2[sage] 投稿日:2011/10/03(月) 17:02:14.25 ID:9bJPHtj+0 [7/16]

桐乃「あ、あんたが『prpr』は『プルプル』だって言い始めたんじゃん!
   それなのにもう諦めるの?
   あんたは全力を尽くさないで諦められるんだ?
   このままだと、『prpr』は『ペロペロ』読みになっちゃうんだよ?」
京介(いや、俺的にはどっちでも構わないんだが)
桐乃「それに、今は寝起きで下着つけてないから……

   すごいプルプルすると思うよ?」

京介「……仕方ねえな。
   俺が言い出したことだ。ちゃんと責任を持って最後までキチンと調べてやるぜ」
桐乃「その……痛くしないでね?」
京介「わかってるさ……」スッ
桐乃「……」ビク
佳乃「……」
京介「…………」ソー
桐乃「…………」ドキドキ
佳乃「…………おはよう」
京桐「「!!!」」
佳乃「何時までも起きてこないと思ったら、朝っぱらからナニしてるのかしら?」ニヤニヤ
京介「こ、ここれはだな!
   言葉のアヤと言うか、実験というか!」
桐乃「そう!兄妹として普通のことしてるだけだから!」
佳乃「ふ~ん。普通のことねぇ……」
京介「…………」ドキドキ
桐乃「…………」ドキドキ
佳乃「ふぅ。今回は見逃してあげるわ」
京介「ホッ」
桐乃「ホッ」
佳乃「それじゃあ早く着替えて降りてきなさいね。
   ああ、それと京介」
京介「な、なんだ?」
佳乃「毎日桐乃と一緒に寝るのはいいケド、桐乃が高校生になるまではちゃんと節度を守りなさいよ?」ニヤニヤ

バタン

京介「き、気づいてたのか……」カァァァ
桐乃「//////」カァァァ
京介「あ~……それじゃあさっさと着替えるか」
桐乃「そ、そうだね。このままじゃ遅刻しちゃうし。
   ……で、あんたはいつまであたしの部屋にいるつもり?」
京介「……いや、一つ思いついたことがあってな」
桐乃「……?なに?」
京介「ちょっと動くなよ?」スッ
桐乃「!!」

ぷるぷる

京介「やっぱりな。
   おまえの唇はすごいプルプルだ」

桐乃「は、早く出てけ!」
京介「へいへい」
桐乃「…………
   ねぇ、一つお願いがあるんだけど」
京介「なんだ?」

桐乃「これからは、毎朝『きりりんprpr』してもらって……いい?」




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最終更新:2011年10月03日 23:25