143 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/10/21(金) 18:03:04.02 ID:Z2keh98Q0
SS君との距離


 ふ……ぅ、なんか今日はモチベーション上がんないなあ。
 無意識に動かしていた右手を止め、窓に視線をやる──そこには水色の空が広がっていて、
二本の飛行機雲だけが平行に伸びている。
 そんな空の色とは裏腹に、あたしは憂鬱な気分で過ごしていた。
 ……そう言えば、ここ数日あいつと殆ど話してないんだよね。
 止めていた右手を動かす。カリカリとノートを軽くなぞる音だけが耳に響く。
 来週の月曜日が受験日って言ってたっけ。追い込みで頑張ってるのは分かるけど……でも!
 ──なんであの人んとこに泊まり込みでやってんだっつーの!
 大体さ、受験勉強なんて家で出来るじゃん。それなのにと、泊まり込みでなんて不潔だって。
家にいればこの可愛くて賢いあたしが教えてあげたり出来るし──こ、困った時に真っ先に
頼るべきはあたしでしょ!
 考えれば考えるほど、こみ上がって来る感情があたしの心を覆い尽くしていくのが分かる。
 ……なんかマジでムカついてきたんですけど! この怒りをどこに向けてくれよう……!
 
 「……高坂さん?」

 突然聞こえてきた声で我に帰ると、男の顔があたしを見下ろしていた。

 「……何?」
 「いや、何って言うか……今は授業中なんだけど」

 言われてあたしはつい今しがたの自分を顧みる。えーっと、今は数学の授業中で、目の前の
こいつは数学の先生で──ってあああああ!?

 「ご、ごめんなさい!」

 ……思いっきり先生にメンチ切っちゃってた。謝るあたしを見て先生は渋々ながら納得する。

 「ま、まあ今後は気を付けてくれればいいよ。君もたまには機嫌が悪い事もあるだろうし
……でも、ちょっとびっくりしたけどね」
 「はい……気をつけます」

 周りを見渡すとクラスメイトが不思議そうにあたしを見ているのが分かった。後ろを軽く
振り返るとあやせと目が合う。あたしの顔を見るなり深くため息を付くあやせ。
 ちょっと……あやせまでその反応は何だってんの?
 
 「いきなり高坂さんが机をバン! って叩くから、何事かと思って声をかけたんだ。
そうしたら睨まれるし、僕の授業がそんなに退屈なのかと……」

 言うなり思いきり肩を落とす先生。──って、机を叩いたって!? あたしが? 
それって超失態じゃん……。何か言い訳しとかないと、さすがにマズイ気がする。
 どうしようかと思慮を巡らせた矢先に、終業を告げるチャイムが響き渡った。
 ──ふう、助かったあ……。

                     □

 「桐乃、どうしたの? さっきは凄く変だったよ」
 「な、何でもないって。ちょっとボーっとしてただけの話しだから」

 授業が終わるなり、あたしの元へやってきたあやせに問い詰められる。
 
 「さっきの桐乃ってわたしから見ても変だったよ。真面目にノートをとってるなって
思ったらいきなり机を叩くんだもん。そんなに先生に不満があったのかなって」
 「あたしってそんな風に見えてたんだ」

 改めてあたしは行動を振り返ってみる。…………どう考えても気が触れたとしか見えない。
振り返るなんて殊勝な真似するんじゃなかった。

 「桐乃ん、超機嫌ナナメっぽかったよねぇ。なんかあったん?」
 「何にも無いってば。ほんと全っ然普通だって!」

 顔に疑問符を貼りつけながら近づいてきたランちんに適当に答えを返す。考えてた事が
アレなだけにこいつ等には知られる訳はいかないってば。

 「それよりランちんも昨日は大変だったよね。いきなり仕事っしょ?」
 「まあねー。昨日ってさ、体育もあったじゃん。それで肩がメチャ凝ったんだよね。
でも『ランちん、今日の分ははずんでおいたから』の一言で超元気でたよ!」

 問いかけるあたしにランちんが嬉しそうに返してくる。ったくあんたは呑気でいいよね。
昨日延々愚痴聞かされたあたしの身にもなって欲しいんだケド。

 「いいなあ……あたしも門限無かったら暇な日は仕事出たいんだけど。まだまだ欲しいの
一杯あるし。そうだ! エタナーの新作で、あやせ好みの香水がでたらしいんだよね」

 言いながらあやせに振り向く。

 「……桐乃。お話を逸らしてないよね」

 ──あやせはまだ硬い表情のままであたしを睨んでいた。チッ、上手く誤魔化せたと
思ったけどあやせには効かなかったか。

 「ほんとに何も無いって言ってんの。大体あやせは心配しすぎだって」

 軽く両手を振り否定の意思表示を返す。
 あやせってあたしの事となるとやたら意固地になるんだよね。幾ら親友って言っても
逐一追求受ける身にもなって欲しいっつーの。

 「ふーん。でもさ、さっきの桐乃んの七変化見てたら飽きなかったよ」
 「ちょ、マジで!? あたしってそんな顔してたんだ?」
 「そそ。ぼーっとしたり落ち込んだり怒ったり──って何考えてんのかなって思ってた」

 ランちんが少しニヤついた表情で教えてくれる。っつか混ぜ返すなっての!
 そろりと顔をあげてあやせを見ると、まだムスッとしている。

 「あやせ、そろそろ機嫌直してってば」

 両手を合わせて『お願い』のポーズであやせに迫ってみる。京介と──何故かあやせには
効果覿面だったりするんだよね。
 そんなあたしを見たあやせは軽く嘆息し、表情を和らげる。

 「まったくもう……桐乃はしょうがないんだから。その代り、またお休みの日に付き合って
貰うからね」
 「分かってるって。またあやせと見に行きたいお店もあるから、今度いこ」

 ──ふう。やっと機嫌直してくれたかな。
 いつものあやせに戻ったのを確認すると、心の中でほっと一息つく。
 
 「あれ? そう言えば加奈子がいないけどどうしたの?」

 教室を見渡しても加奈子の姿が見当たらない。いつもならチャイムが終わるなりここに
来るんだけどな。

 「加奈子なら保健室じゃない? さっき目が痛いとか言いながら教室から出て言ったよ」

 加奈子って今日も調子悪いんだ。最近具合悪い事が多いんだよね。昨日誘った時もお腹の
調子が悪いとか言ってたし。まあ、半分くらいはあやせが原因なんだろうけど、ね。

 「……それってさっきあやせが──ううん、何も無かったけど!」

 言いかけて止めたランちんを見ると、何かに怯えたような表情をしていた。その視線の先
──にっこりとほほ笑んだあやせの姿を見て思わず納得する。
 なるほど……そう言う事か。でも加奈子が悪い訳じゃないよ。ただ、バカで空気が読めない
だけなんだから。

 「ね、桐乃。さっきの授業のノート見せてくれない?」

 突然そう言うと、あやせはあたしの机からノートを取り上げパラパラとめくり始める。

 「そのノートがさっきの数学のだけど、重要なポイント無かったし何もとってないよ」

 あたしの答えにも耳を貸さず、ひたすらノートをめくり続けるあやせ。それを半眼で
見ているランちん。あたしはあやせの行動の意図が読めず成り行きを見守っている。
 最近の数学の授業って、予習も復習も終わってるしぶっちゃけする事無いんだよね。
 暫く見ていると、ノートをめくっていたあやせの手が急に止まる。

 「だから何もとってないって言ったじゃん。……って、あやせどうしたの?」
 「う、ううん。何でもないよ。桐乃ってもう予習終わってたんだなって」

 答えながらノートを机に返してくるあやせ。

 「桐乃ん優秀だし、勉強なんて楽勝っしょ」
 「そんな事無いって。つかこまめに予習と復習やっとけば学校の勉強なんて十分じゃん。
あたしってやりたい事が多いからさ、勉強だけに時間取られるのって嫌なんだよね」
 「それを世間では秀才と言うんだって」

 ランちんにそう褒められても今一ピンと来ない。あたしはやるべき事をやってるだけだしさ。
 そんな事より──勉強の話が出てきたせいで、さっきの怒りを思い出してしまう。
 この、折角考えないようにしてたのに思い出しちゃったじゃん……! 大体あいつは兄貴
なんだから、妹であるあたしを誰よりも愛でるべきだよね! それなのに他の女と同じ家に
泊まるなんて何考えてんの。この際にお父さんに頼んであいつにも門限付けて貰おうかな。
そうすれば他人の家に泊まろうなんて思わないっしょ。

 「そうだ。あたしにも桐乃んのノート見せて! 桐乃んの勉強法が気になってきた」

 言うなりランちんはあたしの机からノートを取りあげてめくりだす。

 「……あ、ランちんちょっと待って!」

 何故か慌てるあやせ。それってあたしのノートだけど……なんであんたが慌ててるワケ?
 
 「すっご、公式とか要点とか細かくチェックしてんだ──って、あれ?」

 あたしのノートを見ていたランちんが突然妙な声を上げる。

 「ランちんどうしたっての? なんか分かんないトコでもあった?」
 「いや、そう言う訳じゃないんだけどさ──その、これって」

 そう言いながらノートを広げて、あたしの前に差し出してくる。
 一体どうしたんだろう──って!? ちょ、こ……これは!?
 ランちんが開いたページには──ラフ書きで一組の男女が描かれていた。
 一人はあたしで、もう一人はその……き、京介っぽい気がする。

 「これって……桐乃んだよね。横の人もなんか見た事ある気がするんだけどな。てかこの
桐乃んぽいのが着てる服ってこの前の教会のやつだよね。なんか面影あるし」

 言いながら首をかしげるランちん。
 じゃなくて! あたしは全然身に覚えがないんですけどっ! この絵描いたのって誰!?

 「これあたしじゃないってば! 本人が描いた覚えないんだよ?」
 「無意識で描けるとか、桐乃んってマジ天才じゃない?」
 「そう言う問題じゃないっての!」

 ランちんは妙に楽しそうなんだけど、あたしはそれどころじゃない。絵があたしだけなら
スルー出来たんだけど、この……隣に描かれてるやつが!

 「……真面目に授業受けてるかと思ったら、桐乃ってば何してるんだか」

 半分諦めの表情を見せるあやせ。

 「そ・れ・よ・り・さ! お堅い桐乃んも心は乙女だったんだねぇ。これってなんだか
結婚式の二人っぽくない? 相手は……んー誰なんだろう。やっぱなんか見覚えが……」

 「えええ!? 高坂さんに恋人!?」「うそぉ!?」「誰だそんな羨ましい奴はぁ!?」

 突然の声に思わず周りを見るあたし達。
 ──こ、こいつ等いつの間に!?
 あたし達三人はいつの間にかクラスメイトに囲まれていた。

 「ねね、相手は誰? この学校の人」「そう言えばこの前仲よく歩いてるの見た!」
 「何度も告ってる俺を差し置いた奴は誰なんだぁ!?」

 クラスメイトから矢継ぎ早に問いかけられるが、どうしていいか分からないあたし。
 ……なんであたしが学校で公開処刑されなきゃなんないっての! うう、それもこれも
あいつ──京介のせいだっ! 分かんないけどきっとそう。
 様々な質問を投げかけられるが、とりあえず愛想笑いでスルーする事に決める。
 ──もう、今日はずっと黙っておこう。それがいいって言うかそれしかないよね……。

                     □
 
  学校が終わったあたしは、あやせとランちん、復活した加奈子と一緒に下校する事にした。
 みんな部活とか仕事があるから四人揃うのって最近珍しいんだよね。……あやせはちょっと
不満げな感じだけど、二人の時以外は大抵こんなだから気にしない。

 「あーあ、しっかし今日は災難だったなあ」
 「……その台詞ってあたしが言うべきだと思うんだけど? 元凶が部外者面すんなっ
──たく!」
 「あははは。まあそう言う時もあるって」

 ランちんに愚痴を返すが、表情はまるで懲りてない。──いつか仕返ししてやるかんね。
 
 「つーかあ、災難だって言いたいのは……加奈子の方じゃね?」

 後ろから疲れたような加奈子の声が聞こえる。

 「そう言えばさ、加奈子って体調悪いんじゃなかった? さっきあやせにそう聞いたけど」
 「体調が悪いっつーか、悪くされたっつーか……ま、いつもの事だべ。でもさぁ、
ニヤついただけで両目潰されそうになるとは思わなかったって」
 
 あたしの問いかけに身を震わせる加奈子。思わず隣に並んで歩いているあやせを見る──
うっわ、なんか超にこやかなんだケド……あやせのこの表情ってたまに恐怖感あるんだよね。

 「ふふ。加奈子ってば、時々おかしな事いうんだよね」
 「まあ……あえて何も聞かない事にするけど、加減忘れないようにね」
 「桐乃ってば心配性だなあ。わたしの加減は絶妙だから大丈夫だよ」

 追及すると加奈子が行方知れずになりそうだし、この辺でやめておこう。

 「それよりも今日はどうする? みんなが揃うのって珍しいじゃん」
 「それもそうだよね。あたしも結局仕事を再開する事にしたし、加奈子も事務所に
所属しちゃったし、考えてみれば一緒に帰る時間って随分減った気がする」

 事務所専属でやってるあやせや加奈子は、仕事が入る率は高いけど、その分暇な時間が
あんまり無いんだよね。読モなあたしとかランちんのがまだ気分的に余裕がある感じがする。

 「どこかのお店でおしゃべりでもする? 確か新作スイーツが入ったお店が二件あったから、
それの試食っぽいのも兼ねてみるとか」
 「いいねー。体系維持しなきゃって我慢してたけど、逆に体重減ってヤバイんだよね。減る
とこ減らないで違うとこ減るから超困るんだけどさ!」
 「加奈子も賛成! ずっと保健室だったから腹減って死にそうだって」

 あやせの提案にランちんと加奈子は乗り気みたいだ。んー……言われればこう言う機会って
おひさだし、たまにはいいかな。──どっちにしてもあいつ帰って来ないだろうし。
 その時、ブルル……と、スカートの辺りに揺れを感じる。ポケットに手を入れて探ってみる
と微かに震える携帯が手に触れた。昨日あやせに言われて着信音切ったままだったんだっけ。
 
 「桐乃?」
 「ごめん。ちょっとメールっぽい」

 あやせに言いながらあたしは携帯を操作して、メール画面を表示させる。どうせ黒いの
辺りが中二病メールでも送ってきたんだろうけど、一応みてやるか。
 ええと差出人は──って京介!? なんであいつがメールなんか送ってくんの? 今日は、
その……あの人のとこに泊まるって言ってたし、あたしに送る用件は無いはず。
 心の動揺を軽く深呼吸して抑えて、本文を表示させる。
 ──ふうん、あいつにしちゃ珍しいじゃん。

 「どうしたの? 桐乃」
 「んっと……ごめん! あやせ、今日はちょっと帰るね。お店には三人で行って」

 あたしの返事にポカンとするランちんと加奈子。あやせは少し考えるしぐさを見せた後、
しょうがないとでも言いたそうな表情になる。

 「分かった。じゃあ、残念だけど今日は三人で行ってるね。その代り今度は絶対一緒だよ」
 「勿論だって。今日はほんとにごめん! 加奈子もランちんもごめんね」

 ──そう言い残してあたしは走り出した。
 走りながら、送られてきたメールの内容を思い出す。
 『今日は泊まるのやめた。そん代わりに息抜きにエロゲー付き合えよ』だって。マジで
バカじゃん。受験勉強で大変な癖してさ──どんだけシスコンだっての。
 仕方ない、ついでにあいつの勉強も付き合ってやんないとね。やっぱり可愛くて賢い
あたしと一緒じゃないと捗るものも捗らないって!

 「──きゃ!」
 「うぉ!?」

 急に角から飛び出してきた人影にぶつかりそうになる。もう、危ないじゃん!

 「あぶねえな……って桐乃?」
 「え……き、京介?」

 飛び出してきた相手は、京介本人だった。

 「お前、何急いでんだよ。さすがに今のはびっくりしたぞ」
 「な……つかあんたも走ってたじゃん! そんなに急いで何を企んでたわけ?」
 「企んでるとか人聞きわりーなおい! 俺は早く帰って……その、勉強をだな」

 しどろもどろになりながらも答えてくる京介。その表情は何だか赤い気がする。
 見ているあたしまで顔が熱く感じるのは絶対気のせいだけど!

 「ふん、まあいいケドさ」
 「相変わらずだよなあ。それが桐乃らしいっちゃらしいけど」
 「分かったような事言うなっての、バカ京介」
 「そこまで言われる理由ないぞ!?」

 そのままにらみ合うあたしと京介。……全く何やってんだろう、あたしって。

 「いつもこれじゃ進歩無さすぎだろ…………よし!」

 一人で納得するなっつーの。最近、誰かさんのせいで一人ツッコミが上達した気がする。

 「なあ、たまには一緒に帰るか? 二人で帰る事ってあんまり無いしな」
 「……別にいいけど。ま、まあ、あんたは超シスコンだし、超ヤバ過ぎてキモ過ぎてもう
止めてって感じだけど──あたしがいないと死ぬほど寂しいだろうしね!」

 顔が自然と緩んでくるけど、こればかりは止められない。悪いのは京介だもんね。

 「一緒に帰るかって聞いただけなのにどんだけ言われてんだ俺! ……まあ、半分以上は
当たってるから言い訳出来ねえけどな」
 「そうそう。可愛いあたしと並んで帰れる事に感謝しなさいよ」

 今日はこいつに免じて一緒に帰ってやるか。あたしの為に帰ってきてくれたんだし。

 「お……珍しいな」

 空を見上げていた京介が、不意にそんな事を言い出す。その目線を追いかけると、二本の
飛行機雲が目に入った。平行に並んでいる雲は途中で折り重なって一本の雲に姿を変えている。
 
 「平行したり交差してるのは結構見るんだけどな。あんなにきれいに二本が折り重なって
飛ぶなんて相当すげーと思うぞ」

 言いながら空を見上げる京介の横顔はなんだか優しく見える。
 ……いつからなんだろ。こいつの傍にいてこんなに安心できるようになったのって。

 「桐乃、どうしたんだ?」
 「なんでもないっての! ね、早く帰ろ?」
 「だな。今日は久しぶりに思いっきり遊ぶか!」

 あたしはもう一度だけ空を見上げ──先に歩いていた京介の元へと走る。
 今日は何のゲームやろうかな。一緒にやるつもりで置いてたゲーム多いんだけど、やっぱり
一番はしすしすだよね! あれ以上の神ゲーは無いってのもあるけど、あたしにとっては特別
な思いがあるから……。でも今の京介だったら、りんこルートやらせてあげてもいいのかな。
 あいつだったら、きっと──気付いてくれるはずだよ、ね。




-------------

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年10月22日 23:45