376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/03(月) 19:14:55 ID:BtEBIKK/0 [1/2]
エロゲを貸しにくる桐乃ネタ
ドタドタ…ガチャッ
「新しいエロゲ持ってきてあげたわよー」
「どわっ、おま、ノックして入れっていったろ!」
「なに?あんたまさか、またメガネのエロ本見てたんじゃないでしょーね」
「み、見てねーよ!」
「ふーん、どうだか?」
「疑ってんじゃねーよ! それよりエロゲ持ってきたんじゃねーのかよ」
「あ、うん。これこないだ出た新作なんだけどね、神ゲーだから!」
「はぁーっ、またかよ。俺先週も神ゲーだから~っておまえに押し付けられて
土日徹夜でコンプさせられたんだぜ?」
「い、いいじゃん。今度はあんたの好きな黒髪ロングがヒロインだからさー」
「ああもう、わぁーったよ! で、今度はどんなの」
「うん、ヒロインは一人で実妹モノなんだけどね、これが超泣けるイイ話しなのっ!
もうノーパソに入れてあるから。はいっ」
「(うへ、実妹モノかよ…。あれやってると気まずいんだよなぁ)
へいへい、暇見てやっとくからよ」
「あ、そうそう。これ主人公とヒロインの名前自分でつけれんの」
「めんどくせぇなぁおい」
「ちょ、あんた何言ってんの!? 悩んで悩んで自分で名前つけるからより感情移入できんじゃない。
あんたがデフォの名前で始めたり適当に名前つけたりしないかだけ見たげるっ。
チェックすんかんね!」
「(まじかよ…。適当につけたらこいつ、マジギレすんだろうなぁ…)
わーったよ、じゃあゲーム起動するぞ………あれ、ロードできんじゃん。
あ、お前のデータか」
「!!!!(セーブ消し忘れてた!?)」
「お前、どんな名前にしたんだ?」
「ちょ!ダメだって!それは!」
カチカチッ
『桐乃、俺もう我慢できないんだ。お前の事が…』
『だ、だめだよ京介お兄ちゃん。あたしたち、兄妹なんだよ…?』
「…」
「…」
「お、おまっ!こここここれ!ななななんでお、俺とお前の名前が!?」
「ち、ちがっ!違うのこれは! 名前考えるの面倒だったから適当にっ!」
「適当ってお前!適当につけんなって俺に言っておきながら! ………!」
「――っ! だ、だから…これは…ちが…っ。ぅぅっ…」
「(こいつ、泣きそうになってんじゃねーよ…)」
『はじめから』はこれか。よっと」
カチカチ
「ちょ、ちょっとあんた、何勝手に始めてんの!?
まだ説明してな…ってなななナニあんたとあたしの名前入れてんのよ!」
「んー? 名前考えんの面倒なんだよ………だから適当でいいだろ?
お前も適当に名前つけてたんだしさー」
「適当ってあんたね…っ! ま、まぁ、今回だけは許したげる! こ、今回だけだからね!!」
「わかったって。(こんな気まずいにもほどがあるゲーム)一日でクリアしてやっからよ」
「…! な、何そんなにやる気になっちゃってんの? キモっ」
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最終更新:2011年01月04日 23:01