788 名前:※コピペ改変[sage] 投稿日:2011/11/13(日) 15:32:16.33 ID:FCN0rfT30 [1/2]
赤城と二人、俺の部屋で遊んでいると、こんなことを言われた。
「お前、頭ん中で自分の家一周してみ?」
「なんでだよ…?」
「いいからやってみろって!」
言われるままに俺は目を閉じ、頭の中で描いた自宅を歩き始めた。
玄関…リビング…台所…洗面所…風呂… 階段を昇って二階へ…桐乃の部屋…
そして、最後に俺の部屋…
そこにあったのは、いつも見ていたいつもの自室だっ…

!?
俺の部屋に誰かいる!? 

それは紛れも無く、桐乃だった。
いつ見ても憎たらしい、尊大な態度で俺に接してくる妹だった。
しかし
可愛らしかった。
細い身体。どこか儚げな表情。
知らず知らずのうちに、俺は彼女の虜になってしまったようだ…。

「おい、おい、高坂? まだ終わんねぇのかよ?」
「う、あ、 スマン…」
なんだよ、せっかくのいい気分をぶち壊しにしやがって…。
「で、家ん中歩いてて誰かいなかったか?」
「ああ、いた」
「!どんな奴だよ!?」
「おっぱいが結構大きくて、ブルーの髪留めが超似合ってて、くせっ毛が超キュートで、すっげぇ可愛い女の子だった…」

「ちょ、バカなこと言わないでよ!」
「うわあ!?」




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最終更新:2011年11月15日 07:15