高坂先輩にチョコを：100スレ目139-140,144,146/小ネタ集 - 高坂桐乃スレまとめwiki

139 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2012/02/15(水) 18:45:44.65 ID:2Wx/r7Mx0 [3/6]
>>136
後輩Ａ「そわそわ」ｷｮﾛｷｮﾛ
後輩Ｂ「どうしたの？」
後輩Ａ「きゃっ！
　　　　ビ、ビックリしたぁ」
後輩Ｂ「ん？
　　　　　ふふ～ん。
　　　　　その手に持ってるのは何かなぁ？」ﾆﾏﾆﾏ
後輩Ａ「こ、これ？
　　　　　これは高坂先輩に上げるチョコです！」
後輩Ｂ「高坂先輩に？」
後輩Ａ「うん。
　　　　　いつもお世話になってるから……」
後輩Ｂ「高坂先輩って人気だよね。
　　　　　陸上部のエースだし、読モだし、わからないでもないけど」
後輩Ａ「でも、ちょっと渡し辛くて……
　　　　　先輩、迷惑に思ったりしないかな？」
後輩Ｂ「平気だよ。
　　　　　さっきも女の子にチョコもらってるところ見たけど、嬉しそうだったよ」
後輩Ａ「そっか。
　　　　　それなら勇気を出して渡してくるね！」
後輩Ｂ「あ、ちょっと待って！」
後輩Ａ「なに？」
後輩Ｂ「これを持って行って」ｽｯ
後輩Ａ「お人形？」
後輩Ｂ「うん。
　　　　　魔除けの『かなかな人形』。
　　　　　良く知らないんだけど、高坂先輩にはひどく凶悪なファンがいて、高坂先輩に近づく人を埋めちゃうっていう噂があるの。
　　　　　でも、このお守りがあれば、代わりに『かなかな』が埋まってくれるんだって」
後輩Ａ「へぇ……
　　　　　高坂先輩、人気者だから変な人に付きまとわれちゃってるんだね。
　　　　　ありがとう、それじゃあ今度こそ渡してくるね！」
後輩Ｂ「うん！
　　　　　頑張ってね！」

140 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2012/02/15(水) 19:00:49.10 ID:2Wx/r7Mx0 [4/6]
後輩Ａ「ただいま……」
後輩Ｂ「どうだった！？」
後輩Ａ「駄目だった……」
後輩Ｂ「『かなかな人形』効果なかったの？」
後輩Ａ「ううん。
　　　　　高坂先輩にチョコを渡そうと思って近づいたら黒髪で虹彩のない女の人が近づいてきたから、
　　　　　『かなかな人形』を放り投げたらそっちの方に行って助かったの。
　　　　　でもね、その後やっと渡せると思ったら突然高校生くらいの男の人が現れて
　　　　　『桐乃にチョコは渡させねえ！
　　　　　　桐乃がおまえに惚れたらどうするんだ！』
　　　　　って言って通せんぼするの。
　　　　　結局高坂先輩を見失っちゃった……」
後輩Ｂ「あちゃー。
　　　　　それは巷で有名な『シスコン兄さん』だね」
後輩Ａ「『シスコン兄さん』？」
後輩Ｂ「そう。
　　　　　桐乃のお兄さんで、桐乃に近づこうとする人に絡んでくるんだって」
後輩Ａ「桐乃のお兄さんと言うと……あの？」
後輩Ｂ「うん。
　　　　　あの」
後輩Ａ「そっかぁ。
　　　　　それじゃあ、相手が悪いなぁ」
後輩Ｂ「高坂先輩、ブラコンだしね。
　　　　　でも安心して」
後輩Ａ「何か手があるの！？」
後輩Ｂ「はい、これ」
後輩Ａ「これは……高坂先輩の生写真！」
後輩Ｂ「『シスコン兄さん』に出会ったら、これを放り投げれば平気だよ」
後輩Ａ「なるほど！
　　　　　……ところで、この写真もう一枚無い？」
後輩Ｂ「はいはい。
　　　　　一枚千円ね」
後輩Ａ「わーい！
　　　　　それじゃあ、今度こそ渡してくるね！」
後輩Ｂ「頑張ってね！」

144 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2012/02/15(水) 19:27:38.17 ID:HYZ1OnSe0
>>140
オチはこうか

後輩「あ、あの、高坂先輩……」
桐乃「ん？　何？　どうし――っ！？」
　　　（あ、あの子が手にしてる写真、あたし……と、京介！？　ま、まさかこの子……！（※））
後輩「高坂先輩、あの、その、わ、わたし……（もじもじ）」
桐乃（いけない！　こ、これは完全に「お兄さんを紹介してください」フラグ！？）
後輩「あの、どうか、わ、わたしの気持ち――」
桐乃「ダメ！　それだけは絶対にダメ！」
後輩「え？」
桐乃「そのお願いだけは絶対に聞けないから！　これはあなたのためでもあるのよ！　いい！？」
後輩「え？　え？　あの、わたしまだ、なにも……高坂先輩！？　あの、まだ話は……ちょ、いかないで高坂せんぱーい！」

※桐乃が一番いい笑顔で写ってる生写真には、必ず京介も一緒に写ってます

146 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2012/02/15(水) 19:47:14.96 ID:2Wx/r7Mx0 [5/6]
>>144
後輩Ｂ「それで高坂先輩に逃げられた、と」
後輩Ａ「うん……
　　　　　結局どうやってもダメなのかなぁ？
　　　　　あたし、いつものお礼をしたいだけなのに……」
後輩Ｂ「なぜベストを尽くさないのか」
後輩Ａ「え？」
後輩Ｂ「Why Don't you do your best？
　　　　　あなたは諦めきれるの？
　　　　　高坂先輩を―高坂先輩の笑顔を」
後輩Ａ「えっと……」
後輩Ｂ「高坂先輩は前に言っていたわ。
　　　　　『好きなことは絶対に止めない』
　　　　　あなたの気持ちはそんなものなの！？」
後輩Ａ「えっと……別にそういう気持ちはないんだけど……
　　　　　でも確かにそうだよね。
　　　　　高坂先輩もいつも諦めないもんね！
　　　　　あたしもがんばる！」
後輩Ｂ「そんなあなたにこれを……」ｽｯ
後輩Ａ「これは……『シスコンお兄さん』の写真？」
後輩Ｂ「そう。
　　　　　これを道端においておけば高坂先輩をおびき出せるわ」
後輩Ａ「！！
　　　　　さすがだね！
　　　　　その考えはなかったよ！
　　　　　高坂先輩はブラコンだもん、絶対に姿を現すよね！」
後輩Ｂ「それじゃあ、今度こそ成功させなさいよね」
後輩Ａ「うん！
　　　　　がんばってくる！」ﾀﾀﾀ
後輩Ｂ「がんばって……」
後輩Ｂ（あの子で遊ぶのは楽しいなぁｗ）




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