756 名前:SS 京介が出ていく日[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 18:34:31.62 ID:GGp9OjhF0 [1/2]
京介の引っ越し当日を妄想してみました

※きりりんがデレまくりです また、京介が素直な「ハイパー京介モード」になってます。

とうとう京介が一人暮らしを始める日が来た。
今は京介の部屋で荷造りを手伝っている最中だ。

「よしっと・・持ってく荷物はこんなもんか」
「もともと京介の部屋って物少なかったからね、荷造りも早かったね」
「そうだな でも手伝ってくれてありがとな、助かったぜ」
「べ、別にいいケド・・」

あたしとしては最後まで京介と一緒に居たかったから手伝ったんだけどね。
それに・・

「それにしても、こんなにエロゲ持って行ってもいいのか?」

そう、もう一つの目的は京介にあたしのエロゲを持って行ってもらうことだ。

「いいってば 京介に渡した分は布教用だから」
「そっか」
「た、たまにエロゲの進行状況チェックしに行くからやっておくのよ!」
「あぁ、勉強ばっかりも疲れるからな 息抜き程度にやっとくよ」
「う、うん あんまり勉強ばかりで無茶しないでね?」
「大丈夫さ、心配すんなって」

そういってあたしの頭を撫でてくれる京介。

「も、もう 子ども扱いしないでよね・・」
「いいじゃねぇか 一人暮らしを始めたら桐乃と毎日会えなくなるからな」
「あ、あんたあたしがいないと寂しくて死んじゃうんだもんね!」
「あぁ、そうだな」

ほとんど涙目になりながらものすごく寂しそうな声を出す京介。
なんかちょっと可愛いな・・w

「もう!そんな寂しそうな声出さないでよ!ち、ちゃんと会いにいってあげるから!」
「ほんとか!でも、あんまり無理すんなよ?」
「モデルの仕事とかなければダイジョブだよ 心配すんなって」

京介の声を真似て同じことを言ってみる。
京介に会えるなら全然心配なんていらないんだから。

「京介ー!引っ越し屋さんきたわよー!」

階下からお母さんの声が響いた。
ううぅ、これで京介としばらくお別れかぁ・・。

757 名前:SS 京介が出ていく日[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 18:35:35.79 ID:GGp9OjhF0 [2/2]
「桐乃、そんな寂しそうな顔すんなって」
「べ、別に寂しくなんか・・!」
「桐乃」
「ん?」

京介はあたしの名前を呼ぶといきなりあたしを抱きしめてきた。
え!?な、なに!?目の前何にも見えないんだけど!
上を見れば顔を真っ赤にしながらも京介があたしを見つめている。
そんな京介をあたしも見つめ返す。きっとあたしの顔も真っ赤なんだろうなぁ。

「ちょ!きょ、京介!」
「どうしたんだ?」
「どうしたんだじゃないでしょ!く、苦しいってば!」
「いいじゃねぇか、しばらく桐乃に会えないんだからもうちょっと抱きしめさせてくれよ」
「で、でも!」
「桐乃は嫌か?」
「嫌じゃない!ケド・・」
「じゃあしばらく抱きしめさせてくれよ」
「し、仕方ないわね・・」

京介に抱きしめられてから何分が経っただろう。
お母さんの声がもう一度聞こえてから京介はあたしを離した。
もうちょっと抱きしめてもらいたかったなぁ・・。

「よし、じゃあ行ってくるぜ」
「うん、いってらっしゃい、京介」

あたしはトラックと一緒に去っていく京介を見えなくなるまでずっと見送っていた。
あたしからは見えなかったけど、京介もずっとこっちを見てる気がしたから・・。

そうして京介はうちから出て行った。


SS書くのは初めてなので文章や構成が下手です・・
お見苦しいところがありましたらごめんなさい
A・Aさんに埋められてきます




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最終更新:2012年04月01日 09:57