303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/12(木) 12:26:55.12 ID:UWhn8YIFO
「なんでも一つ」のお願いか……

京介「よし桐乃、(ほっぺに)ちゅーしてくれ!」
桐乃「ええ!? ち、ちゅーって……(キス!? マウストゥマウス!?)ほ、本気……?」
京介「おう! もちろんだぜ!」
桐乃「そ、それじゃ……目、つぶって……?」

こうですかわかりません!


308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/12(木) 14:34:34.72 ID:iSPN6FQl0
>>303
もっとソフトでもいいよ。


桐乃「ねえ、『なんでも一つのお願い』決まった?」
京介「なんでも一つ、か……
   それなんだがな、桐乃」
桐乃「なに?」
京介「色々考えたんだけどよ、
   今回俺はおまえに色々世話になったじゃねえか。
   だからむしろ俺がおまえのお願いを聞いてやるべきなんじゃないかと思ってな」
桐乃「はぁ?
   せっかくあたしがなんでも一つお願いを聞いてあげようってのに、なにそれ。
   そもそも、あんたを世話したのはあやせで、あたしはなんもしてないじゃん。
   せいぜい冷蔵庫をあげたくらいでしょ?
   それだってこのブキヤのケース使わせてくれるからチャラだし」
京介「色々発破かけてくれたじゃねえか。
   それに、おまえがあやせに俺の世話を頼んでくれなかったら、
   次々色んなやつが押しかけてきて勉強どころじゃなかったかもしれないんだぜ。
   あやせとあのストーカーのことも解決できなかったかも知れねーし」
桐乃「……ストーカーの問題は、元々あたしがあやせを京介のところに行かせたのが原因じゃん」
京介「直接はそうかも知れねえけどよ、遅かれ早かれ問題にはなってたと思うぜ。
   それにな、そういうの抜きに、俺はおまえに心底感謝してるんだからよ。
   だからお願いくらい聞かせろって」
桐乃「だめ」
京介「何でだよ。
   おまえにとっていい話だろ?」
桐乃「あたしと京介は賭けをして、京介は一生懸命がんばって賭けに勝ったの。
   だから、お願いをするのは京介で、あたしは絶対にそれを叶えるの。
   そうじゃなきゃあたし納まらない。
   わかった?」
京介「くぅ~……!
   ……へいへい、わかったよ。
   それじゃあお願い事を言うぞ。
   覚悟しろよ。
   おまえに拒否権はないからな」
桐乃「分かってるって。
   それで、なんてお願いすんの?」
京介「桐乃」
桐乃「なに?」ドキドキ


309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/12(木) 14:34:52.74 ID:iSPN6FQl0
京介「なんでもいいから、一つ俺にお願いしろ」

桐乃「~~~~~!!
   はぁ!?
   なにそれ!?」
京介「さあ、言ったぞ。
   叶えてみろ。
   もちろん、『俺にお願いを言え』とか言うのは無しだからな!」ニヤニヤ
桐乃「くぅぅぅぅ~~~!
   あんた、一人暮らしして意地が悪くなってない?」
京介「おまえよりはマシだよ。
   それより、ホラ、言ってみろよ」
桐乃「ぐぬぬ……
   …………
   ……ねえ、本当になんでもいいの?」
京介「いいぜ。
   俺にできる範囲ならな」
桐乃「そっか。
   それじゃあねえ……」
京介「おう」

桐乃「絶対に、第一志望に合格すること!」

京介「はぁ?」
桐乃「できるでしょ?
   A判定取れたんだし」
京介「そりゃできると思うけどよ……
   本当にそれでいいのかよ」
桐乃「いいって。
   もともとあんたにできることなんてたかが知れてるしw
   それに、こう言っておけば、京介は絶対に合格するんでしょ?」
京介「あ、あたぼうよ!」
桐乃「それでよし。
   ……あ、それと」
京介「まだ何かあるのか?」
桐乃「えっとね……

   合格したら、この二ヶ月と、合格するまでの間分、あたしに構え」

京介「!
   へっ、わかってるって」
桐乃「一浪したら、合格した後一年間ずっとあたしにかかりっきりだから」
京介「不吉なこと言うんじゃねえ!」
桐乃「でも、一回で合格するんでしょ?」
京介「ま、まあな。
   でも、そうか……
   それならどっか二人で卒業旅行でも行くか?
   親父もお袋もそれくらい許してくれるだろ」
桐乃「卒業旅行か……いいね。
   それじゃああたしのスケジュール空けとくから。
   キャンセルは効かないから、あたしと一緒に旅行したいならこれからも全力で頑張りなさいよね!」



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最終更新:2012年04月21日 22:00