695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/02(日) 22:26:52.03 ID:HKCj9srz0
夏休みの間1日中くっついてたのに
学校が始まったら耐えられるの?

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/03(月) 00:16:39.14 ID:7UhhNB4xO
>>695から妄想


「あれ、あそこに小さい女の子がいるぞ」
「ほんとだー、かわいいね」
「まあ俺の妹に比べたらいまいちだな」
「はいはい、ってあれ、高坂の妹だろ、おい高坂」
「ええっ???」

友達の声に顔を向けるとそこには、朝、分かれたばかりの桐乃がいた。
「桐乃、どうして学校になんかきたんだ」
「だって、お兄ちゃんがいなくて、さみしかったんだもん」
「だからって・・・ あっ、先生」


「はいはい、みんな静かにして。今日は高坂くんの妹さんが授業参観にきています。
みんなお兄さんお姉さんなんだから、恥ずかしいところを見せないようにしっかり授業を受けなさい」
「先生、今度瀬菜ちゃんを授業参観に連れてきてもいいですか?」
「赤城くん、少しは空気を読みなさい」

そんなこんなで、学校からの連絡でお母さんが迎えに来るまで、桐乃は僕たちの授業を見学?することになった。

今からの授業は図工の時間で、夏休みの思い出に残ったことを絵に描く。
「せっかくだから、桐乃ちゃんも絵を描いてみようか」
「うん!!!」
目を輝かせて画用紙に向き合う桐乃、本当に嬉しそうだ。

「できたできた!」
「どれどれ、この真っ白い四角いものは何かな?」
「おにぱんだよ」
「おにぱんって、何かな?」

「おにいちゃんのパンツはいいパンツ つよいぞ、つよいぞ♪」
突然歌いだす桐乃。
「おい桐乃、静かにしないとダメじゃないか」
でも桐乃は構わず歌い続ける。
「はこう、はこう、お兄ちゃんのパンツ♪」
教室のみんなは大爆笑。そんな中で、一人赤城だけがそれこそ鬼のような形相でこっちを見ていた。一体なんなんだ?

それはともかくとして、自分の夏休みの思い出の絵は、桐乃と花火をしたときの絵にすることにした。


そうこうしてる間にお母さんが学校にやってきて、名残惜しそうな桐乃を連れて家へと帰っていった。
「高坂くん。桐乃ちゃんが帰っちゃって寂しいでしょ」
「そんなことないよ」
「うそだろ、だって目から涙がこぼれてるぜ」
「えっ、」ごしごし
「やーい、ひっかかってやんの」
妹が巻き起こした騒ぎは、結局放課後まで続いたのだった。


今日は早く家に帰らないと。赤城があれからマジで怖いのもあるけど、
なんで桐乃がパンツを絵にしたのか、ちゃんと聞かないとね。

何となくおかしな、でも何となく楽しい気分でいっぱいになりながら、家へと急ぐのだった。



----------

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年09月30日 15:15