474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/14(木) 23:18:52.93 ID:KJ3QkwE1P
>>455
桐乃「ハイこれ」
京介「ん? これって・・・口紅?」
桐乃「みたいな形したチョコレート」
京介「んなもんがあるのか」
桐乃「うん。今日はバレンタインじゃん? だから、さ・・・」
京介「桐乃」
桐乃「うん?」
京介「確かにバレンタインにお前からチョコをもらえるのは超嬉しい。
   今すぐに赤城に泣いて自慢してやりたいぐらいには」
桐乃「う、うん」
京介「でもな、どうして口紅型なんだ。俺は男だぞ」
桐乃「わかんないの?」
京介「わからん。俺に口紅でも塗れと言うのかお前は」
桐乃「チョコなんて口に塗ってる男なんてキモイだけじゃん」
京介「お前が今俺にくれんじゃねーか!?」
桐乃「ほんとーにわかんないわけ?」
京介「わからん」
桐乃「ほんっと鈍感なんだから・・・。
   いい? あたしは今あんたにチョコ(口紅型)をあげたじゃん?」
京介「おう」
桐乃「で、あんたはあたしがあげたんだから当然チョコ食べたいでしょ?」
京介「そりゃもう」
桐乃「で、口紅なんだから当然口に塗るじゃん?」
京介「お前今それキモイっていったよね!?」
桐乃「バカ。誰もあんたが塗れなんていってないじゃん」
京介「んじゃあ誰が塗るんだよ」
桐乃「あんたが、あたしに塗るの」
京介「は?」
桐乃「だから・・・あんたが、あたしの唇に、塗るの」
京介「でもそれじゃあどうやって食べ・・・あ」
桐乃「ふ、ふん。よ、ようやく気付いたワケ? まあ、その、つまり・・・そ、そういうワケなの!」
京介「・・・・・・」
桐乃「べ、別に食べられないわけじゃないし、あんたがそのまま食べるって言うなら、それでもイイケド・・・」


桐乃「あんたは・・・どうしたい?」



----------

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年04月07日 05:39