591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/19(土) 18:33:29.12 ID:E0NQWJe7P [2/3]

事の発端は一人の少女の悲劇

「…え?桐乃が……死ん、だ…?」
「移動中の事故だったらしい。だが、おかしなことに遺体が見つからないそうだ……」


かけがえのないものを失った少年少女は、悪魔の契約にその手を伸ばす

「我が名はケルベロス。我が本願を叶えることが出来るならば、願いを一つかなえてやろう」

「君がかなかなちゃん? 君、魔法少女になる気はないかな? やって欲しいことがあるんだ。それができたら好きなこと、一つだけかなえてあげるよ」

「フフフ、気に入った。我が目的、果たすこと叶うならば貴様にそれまでの間力を貸してやろうではないか!」


『願いのかけら』を巡る戦い。それはありえなかったものの邂逅

「んな!? メ、メルルにマスケラのなんだったっけ? 忘れちまったがどうしてあんなやつらが!? 俺も人の事言えねえけどよ。一体どうなってやがる!?」
「悪いけどー、その『願いのかけら』渡してくんねー?それが必要なんよ」
「……マスケラにメルル? 悪い冗談もほどほどにして欲しいわね。でも……それは私が頂くわ」


言葉は交わらず、想いは重ならず、激化していく戦いのさなか突然現れる珍入者リノ

「あんた達! その『願いのかけら』はあたしが貰うわ! だからとっととそれを寄越しなさいってああぁぁーーーー!!
メ、メルル! リアルメルルがいる!! 何これどうなってんの!? 超興奮するんですケド!!」
「まるで誰かを思い出させるようなやつだな……」


手を組むもの、惹かれあうもの、新たな手を打つもの、それぞれの想いが交錯する

「なんでメルルに手を貸してくれんの?」
「だってあたしメルル超好きだし? ま、目的も同じみたいだしね。最後はあたしが全部貰うけどそれまでは手を組もうよ。そのほうが効率いいっしょ?」

「……あんたってホントバカね。なんで敵のこと助けてるんだか。てかその仮面とりなさいよ」
「チッ、うっせえな。助けてやったのにその言い草かよ。それとこの仮面は無理。……まあなんだ、お前が似てたからだろうな。俺の大事な妹によ」
「ふーん……シスコン」

「桐乃……なんでこんなことに…」
「フフフ、大事なものをなくしたのね。それを取り戻したいとは思わない?」
「誰!?」
「私は千葉の堕天聖……どうかしら?あなたが望むならそれが可能となるわ」
「……それは本当ですか?」
「フッ、話がわかる子は嫌いじゃないわよ?」


そして戦いの最終局面、自体は思わぬ方向へと向かっていく

「よっし! これで全部揃った! これでやっと……!」
「ぐ……!! な!? リノ、危ねぇ!!」
「アハハハハハ!! この時を待っていたよ! 君の魂がむき出しになるこの瞬間! 今その魂を堕としてあげるよ!! ウリエル!!!」
「え? きゃああああーーーー!!」
「リノ!」


明かされる正体。堕ちた桐乃。それを救う手立ては……

「本気でやるつもりか。そうすれば貴様の寿命、もちはせんぞ?」
「ああ。俺の命にかえても、桐乃は助けてみせる。だから最後の一撃、全力で行くぜ?」


京介の思いは届くのか?

「桐乃。お前のこと、大好きだったぜ」


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」劇場版
〜マスケラVSメルル 想いと願いの向かう先〜

今年夏、全国映画館にてオンエアー!



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最終更新:2011年03月20日 22:39