766 :名無しさん@お腹いっぱい。 :sage :2011/03/21(月) 18:27:10.07 (p)ID:OKAY0pl10(3)
きっと文学だね、コピペ改変難しいね
きりりんは妹である。恋人では(まだ)無い。
どこで間違えたかとんと見当もつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でクンカクンカ嗅いでいた事だけは記憶している。
きりりんはここで始めて兄パンというものを見た。
しかもあとで聞くとそれは匂いフェチという人間中で一番ブラコンな種族であったそうだ。
この匂いフェチというのは時々下着を捕えて煮て食うという話である。
しかしその当時は何という考えもなかったから別段恐しいとも思わなかった。
ただ兄パンを掌に載せてスーと持ち上げた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。
掌の上で少し落ちついて兄パンの匂いを嗅いだのがいわゆる匂いフェチというものの始まりであろう。
この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
第一妹をもって装飾されるべきはずの兄が妹を無視してまるで他人だ。
その後人生相談もだいぶやったがこんな無自覚シスコンには一度も出会わした事がない。
のみならずトラブルの真中にはあまりに突出している。そうしてその中から時々ぺらぺらと本音を吐く。
どうも素直じゃなくて実に弱った。
これが言うところのツンデレというものである事はようやくこの頃知った。
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最終更新:2011年03月26日 23:16