138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/25(金) 18:55:07.27 ID:Ag5xaEe9P [4/5]
そして高校でもモテモテなきりりんに不安な京介は今日も今日とて
偶然を装ってきりりんの高校まできりりんを迎えに行くのかw

「よ、よう。偶然だな桐乃。今帰りか?」
「……いい加減偶然って言われても説得力なんですケド~? 毎日毎日会ってて偶然とかありえないし。
 何? そんなに妹と一緒に帰りたいわけ? うわ~キモッ !キモッ! 回りに色々勘違いされるあたしの身にもなってほしいんですケド」
「ぐ…べ、別に! お前と一緒に帰りたいとかそんなんじゃねえし! 俺はだな――」
「あーはいはい、わかったから。ほら、帰るんでしょ。さっさと行くよ」
「あ、ちょ、待てって! おい!」


うん、なんか京介が可愛くて萌えたww

143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/25(金) 19:46:32.39 ID:58+qT8rw0 [3/3]
>>138
きりりんが大学に迎えに行くって展開も面白いかも


以下【SS】
うちの大学、昼夜開講制なのはいいんだけど、今日は5コマめがあるんだよな、今から講義だよ、あーかったりぃ。って桐乃からメールか、なんだ?
>ねぇ、今日夕方講義あるっしょ、今どこ?
俺は○号館の○○教室、9時くらいに帰ります。メールして返す。って向こうからきた茶髪って、あれ桐乃じゃないか?

「へへー、大学の講義って聴いてみたかったんだ」まぁここは大講義室だし、桐乃は大人びているからわかんねーか。
今日はドイツ語だぞ、わかる訳ないじゃねーの。
「初級でしょ、聴いてりゃわかるって」

90分長かった、桐乃は結構真面目に聴いていて、辞書(ウムラルトとかわかってるのか謎だが)みたり、教科書に線引いたりしてた。
帰り道、お前面白かった?って聞くと「うん面白かったよ」へーそりゃよかったな。俺にはさっぱりだったけどよ。
「なにそれ、あの講義でわからないなんてありえないんですケド、じゃ帰ったら復習しよっか」

夕食後、教科書と辞書持って桐乃の部屋に行く
「今日の重要構文はこれね、短節文だからなんてことないけど Ich liebe dich」
イッヒ リーベ ディッヒ、ああなんかあったなあ、そんな文章
「じゃあんた言ってみて」イッヒ リーベ ディッヒ、
「なんか発音がイマイチなのよねぇ、心をこめてもう一度言ってみて」イッヒ リーベ…
何回繰り返しただろう、そんなやりとりをしてやっと解放してくれた。
自分の部屋に戻って、そういや、なんて意味なんだろ、それさえ聞いてなかった。辞書ひいてみるか。
えーとIchが私は… で…

あいつ俺に何言わせてんだ。
end



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最終更新:2011年03月26日 23:48