584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/29(火) 20:41:58.44 ID:+Q5QUUKU0 [2/3]
ありのまm(ry
13話を見たあと切なくなって、5巻を読んでいたらこんなものを書いていた。
なにをいtt(ry



「桐乃~……もういいか~?」

「ん……もうちょっと……」

「……はぁ、わーったよ」

俺、高坂京介はベッドの上で桐乃を抱きしめていた。

桐乃の強い要望により頭を撫でるオプション付きだ。

決していかがわしいことをして、その事後というわけではない。

「なによ~……いいじゃん、あたしがいない間に黒いのとか沙織とかあやせと色々してたんでしょ~」

「その3人と遊んだことに間違いはないが、そのひっかかる言い方はやめてくれ」

コイツが陸上部の夏合宿に行っていた間に、先の3人と遊んだり、部屋でゲームしたり漫画読んだりしたのは事実だ。

だがこいつの言い方で該当するようなことはしていない。

ついでにいうと3人の誰とも『こんな状態』になったことなんてない。

「つーかよ、さっきからもうちょっと、もうちょっとって……もう2時間近くになるぞ?いつまでこうしてればいいんだよ」

「ん~……あたしが満足するまで?」

「おい」

「いいじゃん~、10日も兄貴分補給できなかったんだよ?2時間で足りるわけないでしょ~」

「はぁ~……わーった、わーったよ。あとで好きなだけこうしててやるから、とりあえず昼飯食おうぜ。腹減っちまったよ」

時刻はもう午後1時近くになっていた。

8月のこの時間でずっとくっついたままで暑いうえに、腹も減った。

「ほんと!?」

「あ、ああ。うそじゃねーって。ほらとりあえず今は離れろ」

桐乃はふてくされた顔から急に笑顔になってベッドから軽快に降りた。

なんなんだ、いったい?

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/29(火) 20:43:34.84 ID:+Q5QUUKU0 [3/3]
「ほら~!お昼ごはん食べるんでしょー!」

「切り替えはえーな、おい!?ってひっぱんな!!」

桐乃に引っ張られながら部屋をでて、とりあえず昼飯を食った。



「……熟睡してますね、この妹様は」

現在、時刻午前0時。

桐乃は合宿の疲れからは11時くらいにはもう寝てしまった。

……俺の腕の中で。

ちなみにその日桐乃は、メシ、トイレ、風呂の時を除いてずっと俺の腕の中にいた。

いや、現在進行形で腕の中にいるのだが。

「……俺、今日寝れっかなぁ」

寝てる桐乃に何をするわけにもいかないので、俺は羊を数える仕事を始めた。

もっとも、すぐそばから良い匂いが漂ってくるので羊は数えたそばから、

綿となって飛散して行ってしまったが。

「……はあ、誰かたすけて」

俺の妹がこんなに可愛いすぎて寝れない。



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最終更新:2011年03月31日 02:16