169 名前:【SS】? お花見話1/2[sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:29:56.71 ID:z/70COhMP [4/5]
「まさかこんなことになるとは。いやはや、流石にこれは拙者も予想外でした」
「そうね。こんなものを持ち込んだあなたが言えた事じゃないけれど、ここまでとは思わなかったわ」
「手厳しいですなぁ黒猫氏は」
「言ってなさい。それよりも、これをどう収拾つけるつもりかしら?」


「えへへ♪ねぇ兄貴、ぎゅってしてよ~」
「んん~?仕方ないなぁ。ほら、これでいいかぁ?桐乃」
「うん。いひひ、兄貴あったかい~」
「そうか~? 桐乃はやわらかくて抱きしめてると気持ちいいな~」
「やんっ♪ 兄貴のえっち♪ そんなこという兄貴にはお仕置き!」
「お仕置き?一体何するつもン~~~~!?」
「ン~~~~~~!」


「(^ω^#)ピキピキ」
「く、黒猫氏? 落ち着いてくだされ。京介氏もきりりん氏も酔ってしまってああなってるわけで……」
「ええ、ええ、わかっているわ沙織。でも、これぐらいなら許されると思わないかしら?」スッ
「携帯? ま、まさか黒猫氏……」
「ええ、そのまさかよ。この現場を写真に納めて証拠として後であの女をとことんからかってやるわ」
「黒猫氏!」
「何? 私を止めるのかしら?」
「拙者も混ぜて欲しいでござる!」


「――っぷはぁ! 桐乃~。よくもやったな~」
「えへへ~♪ でも嬉しかったでしょ?」
「ん、まあな~」
「じゃあいいじゃん!」
「だな!」
「兄貴~、あたし眠くなってきちゃった……」
「お~奇遇だな~。俺も何だか眠くなってきたぞ~」
「じゃあ一緒に寝よっか~?」
「そうするか~」
「おやすみ兄貴~」zzz
「おう~。おやすみ桐乃~」zzz


170 名前:【SS】? お花見話2/2[sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:30:32.88 ID:z/70COhMP [5/5]

「……寝てしまったわね」
「寝てしまいましたなぁ」
「で、どうするのかしら?」
「どうするといわれましても。このまま放っておくわけにもいかないでしょう?」
「それもそうなのだけどね。はぁ、まったく世話のかかる兄妹だこと」
「まあまあ。とりあえず片付けてしまいましょう」
「仕方ないわね。それにしても、幸せそうな寝顔だこと」
「まったくですな」
「……」
「おや? まだ撮るのですかな?」
「これは撮っておいても損はないでしょう?」
「…それもそうでござるな」


後日、桐乃roomにて
「な、ななななななな!? な、何よこれぇ!?」
「何って、先日あなたが見せたこの痴態のことかしら?」
「こ、こんなの嘘よ! あ、あたしがあいつとキ、キ、キ、~~~~~っ!」
「むっふっふ。ほらきりりん氏、こっちは別角度でござるぞ」
「~~~~~~!!?!?!?」

ガチャッ
「おいうるせえぞ! もう少し静かに出来ねえのか!」
「あ、あ、あ、アンタ!!!」
「いい!? ちょ、お前なんで怒ってんだ!? 俺何かしたかよ!?」
「な、何かって(カアァァァ)こんの―――」
「おい、ちょ、ま」
「ばか兄貴―――――!!!!!」




END



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最終更新:2011年04月03日 18:27