384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/05(火) 12:11:42.78 ID:ibxkMve6O [1/3]
>>381
「桐乃」
「何よ? なんか用?」
「…………」
「なんか用かって聞いてるんですケド? 用ないならあたし部屋行くから」
「ちょっとこっちにきてくれ」
「何でよ?」
「いいから」
「何なのよ一体……ほら来てあげたわよ。で、何?」「後ろ向いてくれ」
「はいはい。これでいいの? ったく、アンタ一体なんのつも――ひゃあっ!?」
ムギュウー
「な、ななななななな!? あ、あ、あ、アンタ急に何を!?
(な、なんであたしこいつに抱き締められてんの!?)」
「桐乃。お前って意外に華奢だよな」
「そ、そんなことどうでもいいでしょ!! 放しなさいyふぅんっ!!?」
「(クンカクンカ)」
「ち、ちょっと!? あんた人の髪にんくっ!?…顔うずめてハァン! な、何してんっ…!――っ!?」
「いや、お前の髪いい匂いするから」
「だ、だからって…ぁん! ふくっ! あっ、あっ、く、首はやめっ―!?」
「(クンカクンカ)」
「あ、あたしっんんんっ!! 首は弱い、からっ! お願い、やめふあぁあっっ!?」
「(スンスンクンカクンカ)」ムギュウ
「ぁふっ! あ、あ、や、やめ―っ!? ―っ! ―っ!
(だ、だめ。もう、あたし……!)」
「(フーッ)」
「――――――っ!?!?!!!?」ビクンッ!
クテリ
「(あ、やべぇ。つい夢中になっちまった!)あ? き、桐乃? どうした? 大丈夫か?」
「ハァ…ハァ…ハァ……。ア、アンタ……」
「な、なんでしょうか?」
「あ、後で……ハァ…ハァ…絶対に、おんなじ目に…あわせてやるから。
…ハァ…覚悟しときなさいよ……ハァ…ハァ…」
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最終更新:2011年04月06日 00:08