582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 04:20:40.45 ID:0pmsKNsk0 [4/4]
全くどうでもいいことだがアンカーが階段みたいだ

583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 08:09:28.88 ID:VAiJp2+k0
クンカーが怪談みたいとな

584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 08:15:20.84 ID:0tP6tMrkI [2/7]
いちまーい
にーまーい

やっぱり一枚たりない…
ってなるのか

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 08:29:28.60 ID:kBp8hh0y0 [1/4]
 桐乃の帰ってきた晩から、また梅雨がもどり、じとじとした雨が降り続いた。
 そして人も寝静まった深夜になると、桐乃の部屋のドアの隙間から、ぼうっと光るものが現れた。
 やがて、部屋の中から、くぐもった女の声がはいのぼってくる──。

 「いちまい、にまい、さんまい………」

 声はパンツを数える。

 「よまい、ごまい、ろくまい………」

 哀れにか細い声は、切れるかと思えばつづき、つづくかと思えばふっと消える。

 「ななまい、はちまい、きゅうまい」

 そこで声がとぎれたかと思う次の瞬間、

  「クンカぁぁぁぁぁぁっ」

 引き息に、奈落の底へ引き込まれて行くような恐ろしい叫びが上がり、あとは何事もなかったように、しんと静まり返った。



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最終更新:2011年04月13日 00:53