593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23:14:38.27 ID:1Z/aLpQZ0 [2/2]
SS釣り
俺は今、地の底に沈みこむほど後悔している。
いや、或いは天にも昇りそうな位に、狂喜乱舞している。
というのも、こんな事があったのさ・・・
それは昨日の夜の事だった。
「なあ、桐乃」
「なによ、京介」
俺たちはいつものように、桐乃の部屋でエロゲーをプレイしてたのさ。
おい、そこ、おかしいなんて言うなよ。
俺たちはもう、昔の俺たちとは違って、とっても仲の良い兄妹なんだよ。
え?兄妹でエロゲーはありえない?
そんなことねーぜ?
赤城兄妹もエロゲープレイしてるわけだし、ごく普通のことじゃねーか。
それはともかく、だ。
「おまえ、俺の事好きなんだよな?」
「・・・大っ嫌いって言ったでしょ?」
「つまり、好きって事だよな?」
「っ!」
おー、真っ赤になっちまって、本当に可愛いよなー、こいつ。
ほんっとからかいがいがあるぜ。
それにしても・・・こいつになら・・・
こんなに仲の良い妹になら、聞いちまっても大丈夫だよな?
だって、俺たちは兄妹だろ?
彼女に聞くとかじゃセクハラ扱いされちまうし、あやせに聞いたら殺されちまうしな。
うん。やっぱ、兄妹だもんな。兄妹なら聞いたって大丈夫だし、普通のことにきまってるぜ。
「ところで桐乃」
「な、何よ」
「仮におまえと付き合う事になったらさ、その・・・」
「な、なっ、なにっ!!!」
「・・・いつからおっぱい触っていいの?」
「し、死ねっ!変態っ!!!」
桐乃の強烈なフックが俺のみぞおちを正確に捉える。
い、痛てーよ・・・
「あ、あ、あんたっ!い、言うにことかいてっ!!!」
「だ、だから、仮に、だよ、仮に・・・」
よく考えると、俺、とんでもねー事言ってね?
「か、仮に、ね・・・そ、それなら・・・」
桐乃は意外にも真剣に考え込む。
御鏡のヤローでも適当にしか答えなかったってのによ?
さすがは俺の妹だぜ。
「あ、あたし、きょ、京介なら、つ、つきあってすぐにでもいいよ?」
「ま、マジかよ!?」
「う、うん・・・」
つ、つきあったら、すぐに桐乃のおっぱい触れるのかよ・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・いやいやいや!
俺は何もやましい事は考えてねーぞ?
大体だな?俺と桐乃は兄妹だぜ?
付き合えるわけないじゃねーかよ。
・・・・・・・・・だから、別にこう言ってもかまわねーわけだよな?
「桐乃、今すぐ付き合おうぜ!」
「うん!・・・えぇっ!?」
なんだよ、そんなに驚くことはないじゃねーか。
俺たち兄妹だろ?だから、こんなこと言うのも当然じゃねーか。
つか、今やってるゲームでも、兄が妹に告白してたろ?
・・・いや、たしかはじめに『うん』って答えたよな?
「よし!おまえも承諾してくれた事だし、これで俺たち付き合ってる事になるんだよな?」
「えっ・・・あっ・・・う、うん」
よっしゃ、これで・・・これで!!!
「それじゃ、さっそく、おまえのおっぱい、さわる・・・ぜ?」
「はっ、初めてだから・・・そのっ・・・」
か、可愛すぎる!!!
初々しくて、でも興味深々で・・・まさに俺の好みじゃねーか!
「そ、それじゃ、いくぜ?」
「う、うん・・・来て、京介」
桐乃スレの変態お兄さん、ここまで見ちゃいましたね?
この先に、桐乃と桐乃の変態お兄さんとのエッチシーンがあると想像しましたよね?
だって想像したじゃない。想像したでしょ?想像しましたよね!!!
・・・わたし、言いましたよね?
桐乃で変態的な想像をしたならブチ殺すって。
ううん?泣いても謝っても無駄だよ?
だって、お兄さんのお部屋。もう分かってるんだもの。
だめだよ、逃げたら。
そんなことしたら、家族や周りの人にも迷惑がかかっちゃうでしょ?
えっ?わたしは誰かって・・・?
わたし、新垣あやせ。
今
あなたの
う
し
ろ
に
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最終更新:2011年05月29日 23:05