38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 17:30:37.07 ID:Had/pIA70 [5/7]
京介は桐乃の嗜好を受け入れたんだから、桐乃も京介の嗜好を受け入れるべき。
桐乃「というわけで、あんたの性癖も認めてあげるから。
だからあんたの好きな眼鏡のタイプ教えて」
京介「・・・教えたらどうするんだよ」
桐乃「二人きりのときなら、眼鏡をかけてあげる」
京介「・・・教えねえ。それに、誰の前でもかけさせねえ」
桐乃「はぁ?せっかくあたしが眼鏡をかけてあげるって言ってんのに。
あんたの好みに合わせるなんて、もう二度とないかもよ?」
京介「・・・べつに好みじゃねえし」
桐乃「何言ってんの?あんたの好みなんてリサーチ済みなんだから。
いまさら言い逃れなんてできないし」
京介「リサーチ済み?」
桐乃「お、お母さんが調べたの!
それで、どうしてなの?理由ぐらい教えなさいよ」
京介(桐乃が俺のために眼鏡かけてくれるって、それ性的な対象として見ろってことだろ?
それがイヤなんて口が裂けても言えねえ。
他のヤツにもそう見られたくないなんて、あやせに刺されても言えねえ)
京介「・・・・・・おまえに似合わないからだよ」
プイッ
桐乃「ふ~ん。まぁいい。納得してあげる。
あたしも眼鏡かけるの嫌いだし。
じゃあ、何で眼鏡が好きなのかくらい聞かせてよ」
桐乃(やっぱり地味子がかけてるから?)
京介「・・・・・・よく覚えてねえんだけどよ、
ずっとむかし眼鏡をかけたすっごい可愛い子と会ってさ、
そのときは似合ってないって言っちまったんだけど、妙に眼鏡が頭に残ってな。
気がついたらこうなってた」
桐乃「・・・・・・あ」
京介「どうかしたのか?」
桐乃「~~~!!
なんでもない!あんたはもう出てけ!」
京介「何なんだ一体・・・」
バタン
・・・・・・
『ねぇお兄ちゃん。にあってる?』
『~~~!!
桐乃にはにあわねえ!二度とかけんな!』
『ふんだ!メガネなんてだいきらい!』
・・・・・・
桐乃「・・・・・・バカ」
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最終更新:2011年07月02日 00:18