879 名前:見ちゃった【SS】[sage] 投稿日:2011/07/19(火) 23:54:48.87 ID:iknmxGjiO [3/3]
>>799氏の指導を自分なりに考えたらこんな感じに

「お母さん、ただいま」
「お帰りなさい、桐乃」
「もう汗でベタベタ、シャワー浴びるね」
(あ、そう言えば京介が先にシャワー浴びてたんだっけ、でもいい加減出てるでしょ。さてカレーの支度支度っと♪)

「キャアアアッッ」
バチーン!!

※※※
俺は夜遅く、桐乃に部屋に呼び出された。昼間の件で話があるらしい。
桐乃はなかなか口を開かない。よほど腹に据えかねているのか?やがて桐乃がおもむろに口を開く。
「アンタ、あの時あたしに欲情しちゃったわけ?」
「な、何をいきなり…」
「あ、あたしの汗でスケスケなシャツ姿見たアンタは固まってたケド、アンタのその、あそこがだんだん大きく…」
「頼むから羞恥プレイは勘弁してくれよ」
「てかあんなの見せられたあたしが恥ずかしいっての。で、アンタは欲情してたかしてないか正直に答えればいいの」
「……してた」
「……そ、そう。やっぱそうなんだ……」


「てっきり怒られるかと思ってたんだが、冷静なんだな」
「…だって、おんなじだから…」
「えっ?」
「あ、あたしも、兄貴の全裸見て、ドキドキしちゃったから…」
「桐乃……」

「前に、兄貴が夜中に人生相談してきたことがあったじゃん。あの後、あたしね、あたし……」
桐乃は躊躇う素振りを見せたが、意を決したように話し出す。
「あたし、あの後、兄貴に襲われる夢を見るようになっちゃった……」
いきなりとんでもないことを語りだす桐乃。
「夢の中での兄貴は、それは乱暴にあたしを襲うの。まさに欲望むき出しって感じで。
今だから言うけど、昼間の兄貴の全裸の姿は、まさに夢のなかの姿そのものだった、だから怖くなって…思わず手がでちゃったの」
「………」
「あたし、何か怖いの。夢がエスカレートしていって、夢なのに、変な意識しちゃって、もうワケわかんなくなるし……」


「桐乃、すまなかったな」
「京介?」
「俺もあの人生相談の時のやり取りは、ぶっちゃけレイプ魔みたいだったなって、今思うとそんな気がする」
「……」
「お前にばかり恥ずかしい思いさせる訳にはいかないから俺も正直に思いをぶちまけちまうが、いいか?」
「う、うん。いいよ」

「今まではお前が俺の前でどんな姿しようと、どんなに体が触れようと問題なかったんだが
俺もいつの間にか、桐乃のことを変に意識するようになっちまってた」
「京介……」
「だから、昼間の桐乃のスケスケ姿を見たとき、内心嬉しかった。てか、もうちょっと遅く風呂場から出てたら
もしかしたら桐乃の裸見れるんじゃないかと、そんな事まで思うようになっちまってた……」


「エッチ、エッチエッチ」
「そうだな、返す言葉もねえよ」
「でも、でも……京介。そんな欲望拗らせたままだといつか本当に取り返しのつかないことになりそうだから
そうならないように、あたしが……」

字数制限がきたみたいだからこの後の話は省く。だから一言だけ、
桐乃の生まれたままの姿は、本当に綺麗だった。
あと、桐乃に言わせれば、俺の生まれたままの姿は、逞しくて素敵とのことだったぜ。




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最終更新:2011年07月20日 23:47