g++に潜む悪魔。
C++プログラマの助言者にして、いつか超えるべき強敵。
コンパイルエラーの際に"instantiated from ~"や"included from ~"といった形式で現れ、
エラーメッセージを数倍から数十倍に増大させる。
また、パスに含まれる多数の".."との相乗効果により、コンソールに絶望を映すことがある。
すなわち、圧倒的な物量による飽和攻撃である。
大量のfromが召喚される際の原因として多いものは、templateの具現化の失敗による副作用が挙げられる。
templateはエラーを現出させやすく、また一つのミスが大量のfromを呼び寄せることも多い。
templateはプリプロセッサと並んで通常のコードよりも高位の存在でありながら静的型に干渉できる性質を有した強力な魔道具であるため、プログラマは危険と知りながらもtemplateに頼らざるを得ない場面は多々存在する。
最終更新:2011年02月26日 01:03