リゲイリア星間帝国(リゲイリア せいかんていこく 英: Intersteller Empire of Regalia IER)は、カイバー及びセイルナシア星系を支配し、その交易により莫大な富を得、大規模の星間帝国軍を維持している。と言うよりも、星間帝国軍が帝国の政治、行政の多くを動かしており、事実上帝国の基盤となっている。グスターヴからの変名の理由は、皇帝陛下の趣向変化によるもの。略して、リゲイリア、または星間帝国と称す。本項以降では特記以外では星間帝国と記する。
概要
≪星間帝国の成り立ち≫
星間帝国は、カイバー及びセイルナシア星系の星間の宙域を支配する為に、宙域内に存在する惑星を帝国領に編入していきました。しかし、帝国領とは名目に過ぎず、星間帝国はその惑星の地上社会に於ける物事には殆どの場合、興味を持つことはありません。星間帝国は、帝国領に編入した後、その惑星の住民を領民と呼称し、臣民とは区別します。臣民には帝国への絶対忠誠を誓う義務を科しますが、領民には帝国への絶対忠誠を期待しません。領民は領民代表を選出し、その代表を主席と称します。主席は、領民政府の代表としてその惑星及び領民を統治します。星間帝国からは、爵位を有する帝国貴族がその惑星の領主として封ぜられ、派遣されます。主席は各種交渉をその領主と行なうことになります。ただ領主は、辺境に派遣されることを好まないため、自らは赴かず、代官を派遣することが大勢です。つまりその代官と主席は各種交渉を行なうわけです。無論、代官がその領民政府の行政を妨げたり、領民から税を搾取することはなく、ある取締りだけを任務とします。その取締りとは、星間交易に関することです。星間帝国は、地上社会には放任主義的でありますが、唯二つ、領民政府に星間交易と星間航行可能な船の所有することを禁止させます。こうして星間帝国は支配地域を拡げ、自らの交易の利益を独占し続けることが可能なのです。
星間帝国は、皇帝を頂点とする中央集権型政治を実行しておりますが、それを全ての星系、惑星に浸透させることは不可能に近いことは明らかです。そこで、帝国は、あえて中央集権政治を元に、辺境惑星を直接統治下に組み込むことなく、影響下に置くことだけに専念するようになりました。
星間帝国の皇帝陛下のご出身王家はラヴァール・ルネ(ラヴァール公国)と呼ばれる公国を統治しています。ラヴァール公国はメトロポリタン二重惑星系(惑星プロシャ、コンジェント)及び帝都アンヴェールを統治下におき、皇帝陛下は王家特権として帝都を所領とし、バヴィエール皇太子殿下は惑星プロシャを所領とし、プラッシャ皇太子殿下は、惑星コンジェントを所領としています。ラヴァール公国他、ブルゴーニュ伯国、ネープスル伯国、ジネット伯国、イリンズ男爵領が存在しますが、イリンズ男爵領のみは無人天体、領民及び領民政府が存在せず、尚且つ領主も王家の者ではありません。ブルゴーニュはヴィレミア伯爵、ネープスルはシャルルロア伯爵、ジネットはテリーザ伯爵、イリンズ男爵領はウェルペ男爵が封ぜられています。
国名 |
リゲイリア星間帝国 |
国旗 |
制定中 |
国章 |
双翼の蒼龍 |
標語 |
眷族の復権 |
国歌 |
制定中 |
帝国標準通貨単位 |
スカール(scarh) |
帝国標準通貨補助単位 |
シェスカール(chésscarh、1スカールの1万分の1) |
支配領域
カイバー星系
- ラヴァール・ルネ(Laval lne:ラヴァール公国)
- 帝都アンヴェール政庁
- プロシャ領民政府
- コンジェント領民政府
- ブルゴーニュ伯国
- ジネット伯国
セイルナシア星系
- ネープスル伯国
- ネープスル領民政府
- ラース衛星開発局
- メイア衛星開発局
- イリンズ男爵領
またディルタニア、フェイルディナシア、ネルヴィル星系には星間帝国の出先機関である星系府を設置しており、各種外交交渉の場となる。
元首
プリュス・ラヴァール
本名:ラヴァール・ルネ=ヤーニュ・リゲイリア=アンヴェール・ルネー・プリュス
(ラヴァール公国のリゲイリア女帝のアンヴェール伯爵のプリュス)
帝国商船団
皇帝所有の星間船および乗員を貸与する機関。
星間帝国では、星間航行可能な船舶の私有は全面禁止されており、星間交易を行なう場合は星間船の貸与を受ける必要がある。
すなわち星系内航行船の私有は制限付きで認められることがある。
最終更新:2008年01月22日 02:07