吉川晃人は北九州予備校の数学講師。
経歴
- 〜年度生まれ。
- 高知県出身。
- 琉球大学理学部数学卒業。
授業
- 先生の授業の特徴は「Approachを用いて、問題の解法を抽象化し、自力で問題を解けるような手がかりをくれる」授業をなさるところである。
- Approachとは、各分野や単元ごとに抑えるべき解放や考え方を手短にまとめた、要点である。
- テキストの復習の際は、このApproachを思い出しながら復習し、仮に問題が解けなかった際にも、まずは板書全体ではなく、Approachを見て、次に板書をを見返えすようにと仰る。
- 実際、解答を安易に見る復習ばかりを繰り返すと、解放暗記にのみに走ってしまいがちである。ある程度までは伸びるものの、少しでも知識にない問題に出会うと困ってしまうため、抽象化した内容から具体的な問題に取り組む練習は有効だと思う。
- 二学期の授業では、発展的な問題を扱った際に、「一学期の〜の問題で扱ったApproachを使えるよね」と過去にやった問題と同様の考え方ができることを教えてくださる。
- Approachは、ただ解放を並べたものから、その分野における考え方の原理的なものまで幅広く存在している。
- 厳密な論証や数学を好まれるものの、授業や生徒のレベル、時期を見て、その厳密さとわかりやすさを天秤にかけた説明をしてくださる。だから、たまに「これ、数学的には正しくないんだけど…」や「これ、大学範囲で考えると必ずしも正しいとは言えないけど…」などと、一部厳密さを各説明をする場合は、その旨をきちんと教えてくれださる。
- 板書はまとまっていて、さらに、字は綺麗で、多色を用いてカラフルな板書をなさるので、一目で動きや展開が追いやすいように工夫してくださっているので、復習がしやすい。
- 毎授業毎に、問題の解答解説と添削課題のプリントをくださる。また、必要に応じて、紙面の許す限り、類題や補題、テキストでなされなかった証明(主に、数学Bの確率と統計的推測の分野で)を載せてくださる。
- プリントの配布は、年度によって変わっていて、前年の結果からそのスタイルを変えているらしいので、最新年度は違うかもしれない。(上は2025年現在)
- 沖縄校では、数学の担当が先生が1人のため、横断的に1人の講師から教わるので、混乱が生じにくい。(わかりやすい吉川先生に全範囲を教われるのは生徒目線助かるのだが、普通に先生の体調が心配である。
ブラック予備校恐るべし)
- その年の数学の入試問題は毎年解いているそうで、二学期になると昨年の傾向を教えてくださる。
質問対応
- とても丁寧に対応してくださる。特に、反例やわかりやすい例(例えば、確率では区別できない物も区別することを『1等が1つ、2とうが2つ、ハズレが97個入ってるクジは、97個のハズレを区別しなければ1等が1/3になる』といった具体例)を交えて分かりやすく教えてくださる。
- 「まさか、この世の全ての問題を暗記しているのでは?」と錯覚するほど、質問を聞いた後に解説をしだすまでの時間が短い。アルバイトで来てくださっている医学生(受験生の中では恐らく数学の実力は最上位)の人たちと比べ物にならないほど、速い。しかも、その解説がとても分かりやすすぎるので恐ろしい…
- 個人的に、練習問題が欲しい等の要望を伝えると対応してくださることがある。(非常に優しい。)
- その際、できるだけ詳しく自分の悩みや課題を伝えると、より的確な練習問題をくださる。(⚠︎個人的な練習問題は、先生の善意なので、感謝して失礼のないように!!)
人物
- 以下、VOD撮影時に「知らない人が個人情報を知っているのは怖い」という旨の発言を過去になさっていたので、あまり個人的なことは書き込まないようにしている。
- 授業の節々から感じられるほど、数学がとても好きだそう。
- 日常生活中も数学のことを考えてり、退勤後帰宅して息子と会うまで数学を考えているのはザラだそう。
- 声は高く大きいので、声が小さくて聞こえないということは絶対にない。
窓が開いていたものの、3階での授業の声が、外まで聞こえてたことまであったとか
- 子供想いでいいパパ。
- 雑談の中で度々息子が登場するが、息子さんの可愛らしい様子と、数学ガチ勢の吉川先生のギャップが本当に面白い。
- 振りかぶったボケはしないものの、授業中に時折してくださる雑談は、高い打率で笑いを誘う。(
たまに、数学ネタが高度すぎて伝わらない時がある)
- メガネをかけていて、お髭が生えていらっしゃる。
- 普段のシャツにネクタイの時は感じないが、カジュアルな半袖のシャツを着られている時は、若く見えた。
- ベクトルでよく見かけるt:(1-t)と置くのを
語録
- 「赤のビコビコと、青のビコビコが〜」
- 「ここの界隈(不連続点付近や±無限の場所)どうなってるかなって気になって欲しいんよ」
- 「数学はいつも…?(生徒へ投げかける)そう、『図か式か』ですよね」
- 「ポケットにはいつもは帰納法と漸化式入れといてね」
最終更新:2025年07月15日 22:44