今、何を感じていますか?
自分のパフォーマンスを高く保つためには「演じる」ことが必要です。
そしてそのために、
「ウソでいいから」演じてみること、
というアドバイスをしました。
そしてもうひとつ、
今日アドバイスしたいことは、
「いま、本当はどんな感情を持っているかを知っておく」ということです。
「演じる」ということは、本当にそうならなければならないということでは
決してありません。
と同時に、「本当の自分の感情を、なかったことにする」ということでもないのです。
分かりやすく説明します。
ファイナルセット5-5で迎えた自分のサービスゲーム。
大事なことは堂々と自信を持ってプレーをすることです。
そのためには「胸を張って目線を上げて自信を持った自分」や
「大きく深呼吸をしてリラックスした自分」を演じる必要があります。
でも、実はあなたは相当緊張しているでしょうし、
ビビっていることでしょう。
ここで大事なことは、
「あ、おれ緊張しているな」とか、
「かなりビビってるな」と、自分の感情を知っておくことです。
「いや、おれは緊張していない!!」とか
「びびるわけがない」というように、
強がって自分の感情を見ないふりをするのは
決していいことではありません。
「緊張している」「ビビっている」という自分の感情に目をつむるのではなく、
まず「緊張している」「ビビっている」自分を素直に認めること。
その上で、“ウソでいいから”「自信を持った自分」や「リラックスした自分」を
演じるべきなのです。
なぜなら、蓋をした感情はいつか爆発をしてしまうのです。
見て見ぬふりをして無視し続けた結果、
最後の最後であふれ出る感情をおさえきれない、というのはよくあることです。
そうではなくて、自分の感情は味わっておくこと。
本当の自分を認めてあげることでしか、
その感情から解放されることはありません。
自分の感情を認めておかなければ、
「強い理想の自分」を演じ続けることは決してできないのです。
最終更新:2009年01月20日 21:50