「自己コントロールとは欲から入っていかに欲から離れるか」

この言葉はこの本からの抜粋です。


―― 以下 あとがき より抜粋 ――

私は「自己コントロールとは、欲から入っていかに欲から離れるか」が
最重要だと信じる。
これが勝負事における最大のテーマだと考えている。
絶好球が来たと思って、ほんの0.何秒かあせってバットを振り、
チャンスをふいにする。
最後はストレートで格好よく三振を取りたいと欲を出して痛打を浴びる。
欲から入って欲を離れることができず、
失敗した例をこれまでにも数多く見てきた。

だからといって、欲望そのものがなくなっては進歩がない。
では、進歩とは何か。
私は自問自答する。


――(以下続くが省略)以上抜粋 ―― 


もちろんテニスにおいてもまったく同じことが言えるでしょう。

でも、ビビってダブルフォールトや簡単なミスをしたことは、
試合が終わってしばらくたっても覚えているものなのに、
もう勝てると思って、
余裕を見せたプレーをしてしまった結果、逆転負けしたり、
ゲームポイントで気分よくエースを取りにいったがために
リズムを崩して、そのゲームを落としたり、
といった出来事にはなかなか気づきにくいものです。


あなたが試合に勝てなかった本当の原因は、
実は「欲から離れられなかった」からかもしれない、と
一度真剣に考えてみるのも良いかもしれませんね。

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最終更新:2008年10月22日 00:33
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