プロゴルフプレーヤーの宮里藍選手が書いた本を読みました。
そのなかで、プロになったばかりの宮里選手が
当時のトッププレーヤーであり、憧れのプレーヤーでもあった
カーリーウェブ選手との間にあったこんなエピソードが
特に印象にのこりました。
――以下p97~99より、一部内容抜粋――
05年のオーストラリアで行われたANZレディース・マスターズで
初めてカーリーウェブ選手と優勝争いを演じた宮里選手は
最終日に4打の差をつけて憧れのウェブ選手と最終組でまわることになりました。
しかしウェブ選手の気迫はすばらしく、
出足の3ホールでバーディー・バーディー・イーグルと
一気に4打差を追い詰められてしまったそうです。
当時は精一杯楽しんでゴルフをすることを課題にしていた宮里選手は
「勝ちたい」という気迫や執念を忘れてしまっていたと考え、
3ヵ月後に再会したウェブ選手にこんな質問をしたそうです。
「ゴルフを楽しんでやりたいけれど、でも勝負にもこだわりたい。
そのどちらを優先させたらいいのか悩んでいる。
そのふたつは両立させることはできるのでしょうか?」
それに対してウェブ選手が答えたことは、こんな内容でした。
「狙ったところに思い通りのショットを100%打てる自信があっても、
だからといって試合に勝てるわけではない。
ショットがいいために、自分に期待しすぎると、
気持ちが空回りして勝てないことが多い。
つまり勝とうという気持ちが強すぎると、勝てないということ。
勝負にこだわりを持ちすぎるよりも、流れに任せてチャンスを待ち、
好機が来たときにそれを逃さずにつかみ取る。
自分からアクションを起こすより、
自分を信じて待つことのほうが大事だ」
――以上 p97~p99より、一部抜粋 ――
このウェブ選手のアドバイス、
テニスの試合でももちろん役立つようなものであると思いますが、
いかがでしょうか?
最終更新:2008年10月22日 00:36