「前半のギャグ路線さえ我慢すれば、まあ楽しめる」というウワサはよく耳にしていたZZ。心構えばっちりで挑んだわけだけど、早くも第1話で面食らう。シャアのMSクイズってなんだよ!「ベストワンMSと言えば、もちろん百式だよね☆」とかもう何言ってるんだよ!まさかシャアがギャグキャラにされるとは思っていなかった…。しかもZZ全話で、出番ここだけ。

ま、第1話はプロローグということで、本編は2話目から。確かにあからさまにギャグチック。でも、そんなにキライじゃないなあ。マシュマー、キャラは、後半の強化人間になってしまった状態より、前半パートのギャグキャラだったほうが、楽しくて好きなぐらい。
でも、シャングリラのチンピラ達がアーガマで好き放題してるのはちょっと腹たった。特にビーチャ。百式乗ったりネェルアーガマの艦長気取ってみたり、いろいろムカムカ。

そんなヌルい世界観のなか、ハマーンだけが一貫してシリアスキャラで通っていたのはほっとした。

後半、シリアスパートになってからは普通に楽しめるようになったのだけど、盛り上がりには少し欠けるかな。自軍がアーガマ一隻とラビアンローズのみいうのはどうなんでしょう。最終戦なんかは両勢力の戦力総動員で、艦隊戦やらコロニーレーザーやら飛び交うものなのに、ZZではなんと、MSの一騎打ちで決着。うーむ。

そんな感じで可もなく不可もなく、なZZだけど、一番嬉しかったのはカミーユの後日談があったこと!精神崩壊状態で主人公たちを助けてくれるところは感動したし、最後に復活してるっぽいのはとっても嬉しかった。
Zを観た段階ではこんな後日談が描かれるとは思いもよらず、精神崩壊するところでカミーユの物語は終了だと思っていたので、「TV版の鬱エンド悲しすぎー。映画版最高!」だなんて思っていたけど、ZZを見終わってみると、Zは鬱エンド派に乗り換えました。断然!




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最終更新:2006年09月13日 00:36