「聞いてくれよエイト~、ゼシカがこの前俺にさ~
“バカッ”って言ってきたんだよ、“バカッ”って…
それがさあ、すっごい顔赤くしちゃって、
こうなんか恥らった感じに俯いちゃって、すっげー可愛いーの!
普段だったら結構軽ーくあしらってくるのに、
微かに震えてて小動物みたいで…
なんかもういっぱいいっぱいって感じに“バカッ”だぜ?“バカッ”!
ああもうどれだけ俺を誘惑するつもりなんだ?って思ったね。
“バカッ”があれほど破壊力のある言葉だって知らなかったよ。
下手に好き~とかカッコイイーとか言われるより絶対くるもんあるよ、うん。
なあ、エイトもそう思わないか?」
「ごめん、考え事してて何も聞いてなかった」
最終更新:2009年04月02日 16:43