足を滑らせたゼシカ

クク「ゼシカ、足元危な…」
ゼシ「キャッ…!」

クク「……………セーフ。間に合って良かった」
ゼシ「あ、ありがとう、ククール…、支えてくれて」
クク「言った傍から躓いているんだもんな、あまりヒヤヒヤさせてくれるなよ」
ゼシ「ごめんなさい」
クク「ま、ゼシカの常に前を見て突き進んでいる感じ、いいと思うけどね。
 転ばない程度には下にも目を向けてくれよ」
ゼシ「分かったわ…これからは気をつける」

ゼシ「…………ところでククール。もう大丈夫だから、放してくれない…?」
クク「…んー……」
ゼシ「──って、余計腕に力入ってない?」
クク「いやー、なんか、放しがたくて」
ゼシ「な、なんでよ、ふざけてるの?放さないと怒るわよ?」
クク「ゼシカってこう、なんつーか俺の腕にぴったりはまるんだよな。
 始めからこうするためにここに在る感じ…」
ゼシ「な、何言ってるのよ!」
クク「本当すっげージャストフィットサイズ♪俺とゼシカって元々一つだったんじゃない?」
ゼシ「~~~な訳ないでしょッッ!いい加減放しなさいッッッ!!!」

ヤン「兄貴、あのバカップルの声、随分遠くから聞こえてきやがりやすけど
  ペース少し落とします?」
主「この辺の敵はそんなに強くないし、足元にさえ、
  気をつけていれば大丈夫だからほっとこう」

付き合っている訳でもないのに
周りからの認識は既にバカップルなククゼシ二人…。


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最終更新:2009年04月02日 17:14
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