アロ「全くあの子ったら。無鉄砲で、後先考えずに動くんだから」
クク「ええ。俺もそれでゼシカには散々苦労させられています」
アロ「直情的で、思い立ったら即実行。痛い目見ても諦めようとしないから、見ている方は生きた心地がしないわ」
クク「本当懲りないですよね」
アロ「頭に血が昇りやすく、周りが見えなくなる事も多いし…」
クク「そのうえ妙に生真面目で、いちいち考えすぎてしまう面もあったり、かと思えば全く考えてなかったり」
アロ「警戒心の低さも心配だわ。あんなに肌を露出して、異性の視線というものを少しは気にして欲しいものだわ」
クク「同感です。俺の事は最初めちゃくちゃ警戒していたくせに、なんたって他の男連中の下心には、
あそこまで無頓着なのか理解できません」
アロ「あの子は…そうね、良くも悪くも純粋すぎるのよね」
クク「分かります。バカみたいに素直な部分もあって、大人びているかと思えばやけに幼かったり…」
アロ「しっかり者なのか、抜けているのかよく分からないのに、自分じゃとってもしっかりしているつもりなのよね」
クク「危なっかしくって放っておけませんよ」
アロ「どうしてあんなにおてんば場で手のかかる子に育ってしまったのかしら…」
クク「でも、そんなゼシカだからこそ、俺は他の誰よりも彼女に惹かれて止まないんだと思います」
アロ「あの子の事をそんな風に仰ってくれて嬉しいです。母親の私が言うのも何だけど可愛いところも沢山ある子なのよ」
クク「知ってます。俺は、ゼシカの全てが可愛くて仕方がないです」
アロ「まあ…。ふふ、あなたとはつくづく気が合いますね、ククールさん」
クク「俺も同じように思っていたところです」
最初はゼシカに対しての愚痴?を二人で言い合っていたのに
気がついたらゼシカ萌え話になっている
親バカツンデレアローザさんと、愛妻家ククールとか…。
最終更新:2009年09月05日 03:17