ジョン・レノン対火星人
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「ジョン・レノン対火星人」復刊コメント(てきとうに抜粋:復刊ドットコム )
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高橋源一郎の最高傑作との声もある本著を読めないのはつらい。
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さようなら、ギャングたちにハマった。 タイトルだけで買いたくなる。
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未読ですが高橋作品の最高傑作と位置付ける方が多いようなので是非読んでみたいです。
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この本が絶版だなんて、やれやれ、ほんとに幻滅するね。
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ある雑誌でこの本が名作だと知り、それ以来読みたいなあと思っていました。私のような新しい読者のためにもぜひ復刊をお願いします。
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高橋文学において最重要とも言える作品だから。
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高橋源一郎全作品中、もっとも「ふつうな」小説と言えるでしょう。 とてもよいです。
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このころの作品は本当に名作です。
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高橋源一郎の小説作品が、現在入手困難なのは、おかしい。人気以前に現代小説の歴史的価値として、出版されていてほしい。
さて、上にあるように手ごわい小説(?)である。と言うか、僕には未だ高橋源一郎そのものが不可解だ。しかし、一度はあきらめかけたこの絶版小説ながら、思わぬ方からお借りすることが出来た(有難うございます!)。
とは言え・・あっさり読み終わってしまう。この「あっさり」ではきっとだめなのだろう。別に引っかからないのだったらいいじゃん。例えば・・「すばらしい日本の戦争」がものすごく死体描写が綿密で、「石野真子」ちゃんが治療して、「パパゲーノ」がどうの、「資本論おじさん」がどうした・・という、本来人物にあたるところに、過剰な意味性ある言葉をあてがうことにより生まれてしまう「暴力性」みたいなものは感じる。
けれどこの場合「暴力性」といっても単に「めちゃくちゃ」という印象から、「果てしなく複雑な関係性」にまで、ものすごい段階があって、どこを掴んでしまうのかはやっぱり人それぞれで、「ツボ」にはまる方と、そうでない方とがいて、そうでない場合はホントに読んでしまったことを後悔するような思いではないか。
かといって自分はまだどちらとも言えず、志向性のある分だけ、減滅せずに驚愕したいのだった。だから分かるまで、次に進もう・・。2003-12-03/k.m
コメントをぜひ
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k.m>文芸文庫版の『ジョン・レノン対火星人』のゲラ直し、といっても、直すところなんかないのだが。読み返しているが、もしかしたら、ぼくの最高傑作はこれかもしれん。とにかく、ムチャクチャな小説だ。二度と書けないことだけは確か。これを書いた時は、間違いなく頭がイカレていたと思う。●2004-02-14 (土) 16:36:07
カテゴリー-小説
最終更新:2009年06月01日 09:52