personal note内検索 / 「花とアリス」で検索した結果

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  • 花とアリス
    花とアリス 監督: 岩井俊二 出演:鈴木杏 、蒼井優 、郭智博 、相田翔子 、阿部寛 ショートフィルムとしてウェブで配信されていた作品の劇場公開版という性格か、サザエさんみたいに断片的なつながりがあって面白いしそれが監督のウリか。 岩井作品は「リリィ・シュシュのすべて」でひとつの極限に達したと思ったけれどあの映画を好きか嫌いか、興味あるかないかで、結構分かれるものがあって、それはなにか僕らが抱えるものをシンクロさせていると思わせたかどうかということだったような。 かつて助監督をしていた行定監督がどんなに大きな仕事をしても、こんな映画は撮れないと思う。あるいはめざすところが違うのだろうけど、どちらと言えば「春の雪」よりは面白かったと思う。2006-02-26/k.m コメントをぜひ ...
  • 映画
    ...と苦虫女 県庁の星 花とアリス 華氏451 華氏911 見えない嘘 転々 逆噴射家族 過去のない男 階段・・映画的 隠された記憶 雨女 雨月物語 霧の中の風景 音楽(映画) 鬼が来た! 鬼火 鬼畜大宴会 2006・今年のベスト6 5時から7時までのクレオ MOVIE大学 PARTY7 映画について、あれこれ。 映画って、日々新しい作品と古い作品が同時に増えていく印象があります。これはどの分野にも言えることなのかもしれませんが、知るほどに知らないことが増え、同時に新しさをも考察したい。と言うような。膨大な作品は見られるきっかけを待っています。ここでまた新たな出会いを発見できれば。 目次 今までに取り上げた映画リスト 目次 お聞きしてみたいこと [#e5ac0e08] あなたの印象に残っている作品を教えて下...
  • ヨーロッパの不思議な町
    ヨーロッパの不思議な町 ヨーロッパの不思議な町 巌谷國士 シュルレアリスム研究家のヨーロッパ紀行エッセイ。東欧から南欧、北欧、イギリスなど、その遍歴は幅広い。 僕はシュルレアリスムにはまったく無縁なのだが、「不思議な町」というタイトルが妙に興味をひいた。 旅行をして、初めて訪れる町に「不思議」を感じることはある。それが著者の言う「不思議」とは別の次元であるのかは別としても。旅行の前に情報を集めて、あらゆるシュミレーションをしてみたところで、行ってみたときの驚きは別の所にある。それを「不思議」な感覚と言ってしまえば、そうなのかも知れないが、著者の感じる「不思議」は、そのヨーロッパへの膨大な知識によって「不思議」である感覚を楽しみ、また語りへと還元していく味わいがある。 予めその町の歴史的背景を知っているのと、そうでな...
  • マリオ・ジャコメッリ展
    マリオ・ジャコメッリ展 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (03.jpg) また見つかった、永遠が。 会期:2008年3月15日(土)~5月6日(火) 会場:東京都写真美術館2階展示室 イタリア北東部のセニガリア生まれ。ほとんどの作品をその街で撮り続けたアマチュア写真家。まとまった展覧会としては日本初だそう。 すばらしい写真ばかり。とても強いコントラストで画面が白く浮き立ち、人物が地についてなく幻想的な像を作っている。しかも細部がきっちり写っているのでリアリズム色は強い。だからこそ詩的な情景となって迫ってくる。危険なまでの美しさを感じる作品たち。 セルフタイマーで撮られたシリーズ「この憶い出を君たちへ」は、同時期に開催されていたシュルレアリスムの写真群よりも、はるかにシュールで...
  • ひかりのまち
    ひかりのまち (WONDERLAND) 99年 イギリス 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:ジナ・マッキー シャーリー・ヘンダースン モリー・パーカー イアン・ハート ジョン・シム スチュアート・タウンゼンド 他 http //www.asmik-ace.com/Wonderland/index.html k.m えー久しぶりの映画館でした。渋谷のプライム。開演30分前であわてて入り込みましたが、2番目のお客でした。拍子抜けしましたが、上映も来週までだし、ミニシアター系ではよくあることです。 ひかりのまち。原題はwonderland。不思議の国。主人公の兄弟に生まれた子供の名が、アリス。そこから取っているのでしょうか。けれど放題のタイトルのほうがしっくりきている作品です。 まあ日常を淡々と描く映画と言...
  • レイアウトの法則-アートとアフォーダンス
    レイアウトの法則-アートとアフォーダンス レイアウトの法則―アートとアフォーダンス 佐々木正人著 2,300円 春秋社 2003.7 著者略歴-1952年、北海道生まれ。筑波大学大学院心身障害学専攻終了。現在、東京大学大学院情報学環・教育学研究科教授。アフォーダンス理論(生態心理学)研究の第一人者。著書に、『知覚はおわらない』(青土社)、『知性はどこに生まれるか』(講談社現代新書)、『アフォーダンス』(岩波書店)、他。 私たちは身のまわりの環境をどうやって理解しているのか? いままで普通に見えていた「モノゴト」が、これを読むとがらっと変わってしまうようだ。もちろん変わったのはこちら側の認識で、物自体はなにも変わらないのだから、それはもう仏教の言語系にもちかかったりするのだろうか。しかし長年親しんできた認...
  • ポルノスター
    ポルノスター 監督 豊田利晃 脚本 豊田利晃 出演 千原浩史/鬼丸/杉本哲太/広田レ オナ/緒沢凛 ほか 製作年 1998年 仲間とともに渋谷でデートクラブを経営し、ヤクザへ上納金を納める毎日を送る上條(鬼丸)は、ある日、荒野(千原)という男と出会う。無表情にヤクザを殺すミステリアスな男で、二人は反発しながらも似たものを感じ行動を共にするようになる。し かし、デートクラブの女・アリス(緒方)が大量のLSDを手に入れてから事態は急展開する。阪本順治の「王手」、「ビリケン」で脚本を手掛けた豊田利晃の初監督作。 どこから来たのか、何をしたいのか、不可解な男、荒野(千原)。荒野(千原)は、上條(鬼丸)のもう一方の気持ち<虚像>。 渋谷の街で上條(鬼丸)といえば泣く子も黙る様な存在でありながら、チンピラからあがれず、坂の上の...
  • ドイツ零年
    ドイツ零年 監督・原作・脚本:ロベルト・ロッセリーニ 出演:エドムント・メシュケ、エルンスト・ピットシャウ、インゲトラウト・ヒンツ、フランツ・グリューゲル ネオレアリスモの父、ロベルト・ロッセリーニの作品。 ドキュメンタリ−作品を思わせる無味乾燥なスタイル。俳優はすべて素人を採用。 第二次世界停戦後、べルリンの廃墟。 生き延びたある家族の話。小さなアパートへ居候する4人の家族は、皆生きていくことが精一杯で、不満をぶつけ合う毎日。病気に伏した父が、家族を結びつけている絆でもあり、反面つらい時代の中、足手まといとなっていた。末っ子のエドムントは、幼いにも関わらず、家族のために闇で働く。 病気で嘆く父を楽にしたい思いと、家族の行く末を不安に思う気持ちのなか、もとナチ党員の教師へ、「弱い者は死ぬべし」という勢いじみた言葉を聞かされ...
  • カリスマ
    カリスマ 監督; 黒沢清 出演; 役所広司,池内博之,大 杉漣,洞口依子,風吹ジュン 1時間43分 普段至近距離で、人混みの中を歩いている。そのストレスは以外と大きなものかもしれない。反面、なにか大きな自然に接したときの清々しさ。そこには開放感と同時にどこか恐怖感を伴わないだろうか。自分の世界観を支える社会的な基盤のなにも存在しない大地。 移動の時間的短縮によって、気持ちの移動が追いつかないことがある。それは山登りですら、自然をどこかフィクションとして受け止めさせてしまう。本当の自然とはどんなものなのか。森の奥深くにはいったいなにがあるのか。 都市と都市とを結ぶ線の途中へ、省略されるかのような山並みは、踏み鋳ることのない別世界だ。安部公房「砂の女」は、砂に埋もれた集落に閉じ込められた男の孤独なたたかいを描いていた。...
  • ベアトリス・ダル
    ベアトリス・ダル 人名BEATRICE DALLE ベアトリス・ダル 誕生日・性別1964/12/19 WOMAN 出身仏ルマン 1986年 ベティ・ブルー 愛と激情の日々(仏). 1988年 サバス(伊) 1989年 ボワ・ノワール 魅惑の館(仏) 1989年 シメ−ル(仏) 1990年 女の復讐(仏) 1991年 ナイト・オン・ザ・プラネット(米) 1992年 ベティ・ブルー インテグラ(仏) 1992年 ブリジット 女が男を奪うとき(仏) 1994年 彼女たちの関係(仏) 1994年 パリ、18区、夜。(仏) 1996年 L.S.D. LOVE、SEX&DRUG(仏・ポルトガル・蘭) 1997年 ブラックアウト(米・仏) 2001年 ガーゴイル(...
  • フランス映画史の誘惑
    フランス映画史の誘惑 中条省平著 集英社新書 0179 \760 映画を見るのには体力がいる。2時間近い間(最近では3時間超えも多い)じっとして集中力を高めなくてはいけない。緊張感をたもち流れをつかみ、時に監督の意図を読み、時にシチュエーション独自の空気を読み。そのようにしてある「ふんぎり」のようなものを必要とすからだ。それでも映画には魅了される。いや、それだからとも言える。 字幕はさらに体力を要する。絵と文字を同時に追い、両者の伝える像を一瞬にして読みとる能力。では日本映画は楽かといえばそうでもない。字幕の要らないぶん、また描かれる環境、人物が身近な存在だけに、感情の細部に至るまで徹底して読んでしまうから、かえって疲れるのだ。そしてまた魅了される。 フランス映画は特にやっかいだ。絵と字幕のコンビネーションへさらに...
  • ヴェルナー・パントン展
    ヴェルナー・パントン展 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 東京オペラシティ アートギャラリー  2009年10月17日(土)~2009年12月27日(日) ヴェルナー・パントン(1926-98)は、デンマークに生まれ、ポール・ヘニングセンやアルネ・ヤコブセンなど、同国を代表するデザイナーと交流し、多くの名作デザインを世に送り出しました。 靴を脱いでの展示は、すっかりとこの美術館のウリになっているように思う。話題の展示だけれど思ったほどボリュームはなく、こじんまりしていた。もちろん、ファンタジー・ランドスケープだけで十分行く価値はありますけど。キューブリック「時計じかけのオレンジ」を思わせるカラフルな空間。「2001年宇宙の旅」もそうだけど、キューブリック映画は本当にスタイリ...
  • ラ・ジュテ
    ラ・ジュテ 監督:クリス・マルケル 出演:エレーヌ・シャトラン/ダヴォス・ハニッヒ/ジャック・ルドゥー/アンドレ・アンリシュ/ジャック・ブランシュ /ピエール・ジョフロワ/-エチエンヌ・ベッケル/フィリベール・フォン・リフシッツ/リジア・ボロフチク/ジャニーヌ・クライン/ウィリアム・クライン/ジェマール・ファチェッティ 脚本:クリス・マルケル 美術:ジャン=ピエール・シュドル 音楽:トレヴァー・ダンカン 朗読:ジャン・ネグロニ 1962年/フランス/28分/白黒/ヴィスタ これは、クリス・マルケルの名を不動のものとしたとされる記念碑的作品で、第3次世界大戦後の廃墟のパリを舞台に、ある男の過去と未来への時間旅行を切なく美しく描いたSF作品です。 この作品の大きな特徴の一つである静止画像でストー...
  • ツィゴイネルワイゼン
    ツィゴイネルワイゼン 監督:鈴木清順 プロデューサー:荒戸源次郎 脚本:田中陽造 撮影:永塚一栄 出演:原田芳雄、大谷直子、藤田敏八、大楠道代、樹木希林 1980年に公開された鈴木清順監督作品。 ツィゴイネルワイゼンってこんな映画だったっけ?。ほとんど覚えていないことへ愕然としながら、昔見た時は単に前衛的な!、という括りでしたが、今見てみればとっても良く出来た作品なんだと。そして、なんて奇妙な映画なんだろうという興味は尽きなくって。とりあえず気になった所をメモ。 大谷直子がちぎるこんにゃくがあんなに量がおおかったこと、大楠道代はいつも何かを食べているシーンばかりで、最初に登場する藤田敏八との食事シーンでは、何を食べているのかよくわからないけれど、お椀のような食器がすごくたくさん並んでいること、そのあとの腐った桃を食べるシーンがなんともエロティックで...
  • ランド・オブ・プレンティ
    ランド・オブ・プレンティ 監督:ヴィム・ヴェンダース 出演:ミシェル・ウィリアムズ、ジョン・ディー 2004年アメリカ・ドイツ ヴェンダースのロードムーヴィというだけで見る前から満足なんだけど、やはり良かった。『パリ・テキサス』での美しく哀しい荒野をまた見ることが出来た。音楽も素晴らしい。両者の組み合わせが、ヴェンダース映画特有のカタルシスを与えてくれる。けれど浄化できない苦悩の大きさを思い知る映画でもあった。 亡き母親の伯父への手紙を預かって10年ぶりにアメリカに帰ってきたラナ(姪)。伯父ポールは911事件から、ベトナム戦争のトラウマに悩まされながらテロを未然に防ごうと実生活全てを犠牲にして個人パトロールを行なっている。という設定。 ちょっと極端なくらい伯父の人間像はヒステリー化されていたが、きっとアメリカはそれ...
  • ロードムービー
    ロードムービーが好き imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ロードムービーについて 人間は大地の上をひたすら車で走っていて、荒野の中へ小さくある賑わいが街で、何かへ動かされるままに失踪したり再開したり、そしてぶつかり合ったりするのがまた人間なんだと感じさせる映画。 人生を旅にたとえるとか移動の中へ心の葛藤を見るとかの「抽象さ」ではなくって、動くもの、あるいは「動かなさ」の視覚的な確認であり、フレームへ納まったままの姿を受け入れる行為なんだと感じさせる映画。 ストーリーとか物語などの前に、全体として心を動かされる映画。映画を見続けられることが一番うれしいとか、見続けていないと映画は楽しめないと感じさせる映画。実際こんな映画ほど疲労感は大きく、しばらく離れたくなる気も...
  • ブロンド少女は過激に美しく
    ブロンド少女は過激に美しく 監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ 原作:エサ・デ・ケイロス『ブロンド少女の異様さ』 出演:リカルド・トレパ、カタリナ・ヴァレンシュタイン ポルトガル・フランス・スペイン映画 64分 なんでしょう、この見終わって心がざわざわする感じ、映画館を出て、空調で冷えたからだへなまぬるい風が心地よく当たり、節電で暗いビルの谷間へスターバックスが見えて、誰かとこの映画について語り合いたいような人恋しい気分になりつつ。 1時間ちょっとの短い作品。冒頭の電車の中で切符を切るシーンでいきなり5分くらい?の長回し。見ているこちらがハラハラしちゃうような時間の使い方、100歳超えの監督にはコワイものありません的なオーラで。 リスボンから郊外へ向かう列車。男は隣席に座った見ず知らずの女性へ身の上話を始める。伯父の店の2階で働いていた男は、道を挟んだ...
  • 家族を容れるハコ家族を超えるハコ
    家族を容れるハコ家族を超えるハコ 上野千鶴子著 \2,200 平凡社 東雲キャナルコート あまり関係ないけど模型による住宅のスタディーなども。 この本を読んでいると、住宅を考えるときの問題点が、もはや弱者(育児・介護など)を取り入れたときのそれに集約されているのだということに気がつく。それ以外の家族形態については、どのような家にだって生活は可能であり、それについて深く思考することを必要としていないようだ。建築家の作る住宅と言うのは、後者のケースがほとんどで、言い換えれば、どの様な家にだって住める人達のための建築ということになる。 確かにそのような前提があってこそ、純粋に建築としてのたち現れ方、行為という細分化された空間単位に連続性をもってデザインすることの条件が整っているかのようにも見える。社会学的な視点を...
  • シャンドライの恋
    シャンドライの恋 監督: ベルナルド・ベルトルッチ 原作: ジェームズ・ラスダン 脚本: クレア・ペプロー/ベルナルド・ベルトルッチ 出演:デビッド・シューリス/サンディ・ニュートン/クラウディオ・サンタマリ アフリカから亡命したメイド、シャンドライと、彼女の夫を救うためにすべての財産を投げ打つ音楽家、キンスキーの「無償の愛」を描いたもの。 無償の愛というのも、難しいテーマだ。描かれる人物が、あまりに出来過ぎていても入り込めないし、かといって宗教的すぎる慈悲愛にもリアリティーを感じない。ヨーロッパの人なので、キリスト教的慈悲の愛かと思うが、アジアへのこだわりを見せるベルトルッチなので、やはりブッダの唱える仏教的な慈悲なのだろうか。 個人的に、「リトル・ブッタ」は、西洋からのオリエンタリズムにしか見えず、まだジャン・ジャック・アノー監督の「...
  • どんてん生活
    どんてん生活 [監][脚][編][出]山下敦弘  [脚][編]向井康介  [音]赤犬  [出]山本浩司  宇田鉄平  康季丹  前田博通  今枝真紀  柴田剛  神田新  加茂浩志  [制作データ] 1999スローラーナー [上映時間] 90分 山下敦弘監督の作品をまさかDVDで見られるとは思わなかった。「リアリズムの宿」公開の影響だろうか。ともかくTUTAYAの新作コーナーにこの「どんてん生活」を見てちょっと感激した。なにをそんなに惹きつけられるのだろうか。自分でもよく分からないまま興味だけは尽きず、見逃していた映画にまたあえた満足感で見るのだった。 特にどうと言うわけでもない。あっさりしたものだ。けれど「カウリスマキ風」と語られるらしいが、そんな趣はある。アメリカン・ニューシネマの雰囲気もある。...
  • ミッション・インポッシブル3
    ミッション インポッシブル3 監督:J・J・エイブラムス 出演:トム・クルーズ 、フィリップ・シーモア・ホフマン 毎回楽しみにしているけど今回も良かった。何だかんだ言っても続きものではがんばっていると思う。 『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンはとても悪そうな感じで怪演っていうの?あれ。 最後は愛の力っていうのもトム・クルーズの好きそうな感じだ。それとアメリカならでは。2006-12-03/k.m コメントをぜひ 名前 コメント ...
  • クロダ
    クロダさん勝手に僕が自己紹介のページ作成させていただきました。 いずれここを書き換えてくださればと思います。(k.m) クロダさんのサイト デジカメコロコロ 駐車場クレイジー 未承諾広告コレクション 以下、発言ページのリストです。 pn tiefblau 「不自由」論 カンバセイション・ピース クロダ 六本木ヒルズ 攻殻機動隊 片山博文展 趣都の誕生-萌える都市アキハバラ 対話 k.m 写真とか一つ載せていただければ・・・。2003-04-12 (土) 14 14 20 クロダ 自己紹介しなくちゃなーと思いつつやり方調べるのめんどくさくて放置してしまいました。すみません、ありがとうございます。また来ます〜。2003-04-13 (日) 14 22 43 k....
  • インテリア
    インテリア INTERIORS 93 分/製作国 アメリカ /1979 監督: ウディ・アレン 製作: ロバート・グリーンハット、チャールズ・H・ジョフィ 脚本: ウディ・アレン 出演: ダイアン・キートン、ジェラルディン・ペイジ、E・G・マーシャル E.G.、 クリスティン・グリフィス、モーリン・ステイプルトン、サム・ウォーターストン、メアリー・ベス・ハート、リチャード・ジョーダン  「自分の部屋をインテリア雑誌のように飾っているヤツは神経症だよ」みたいなことが金井美恵子の小説にでてきたことを思い出した。自分がそれを職業としていることでやや敏感に反応してしまうのだろう。以前はそんな風に了解した。そのとき調べた神経症の状態には以下のようなものがあった。 心が一個所に止まって動かなくなる ...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月30日-ロンドン→パリ移動日
    2000年1月30日-ロンドン→パリ移動日 今日は移動日、そしてそれはロンドンで最後の目玉である、ウォータールー国際駅の見学でもある。空港に匹敵する程の規模を持ちながら、都心に位置する駅。ヨーロッパ随一の利用客をカバーする、ヴィクトリア時代の旧駅への増築であるこの建物。見所はまさに、ダイナミックな新旧の接点ではないだろうか。ユーロスター改札口に面したその空間は、保存すべき偉大な建築と、それに負けないアイデンティティを持って、過去から現代へと繋ぐ空間のコラボレーションを見るかのようで、とても感動的だった。 すばらしいガラスの上屋を持つ旧駅。雑誌でみた上空からのウォータールー国際駅は、その旧駅に追いやられているかのような、狭い敷地に見えた。しかし、アーチ状でながく敷地なりにうねったガラス屋根は、昨夜バスから見た夜景の迫力と共に今だに頭へ鮮明に残っている。30メートル以上...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年2月1日-パリ3日目
    2000年2月1日-パリ3日目 さすがに疲れの出てくる頃だが、今日はホテル近くの国立図書館から見学。付近は建設ラッシュで、クレーンが立ち並ぶ。集合住宅の建設が、ここでも目立つ。 4冊の本を開いて互いに向き合ったようなタワーは、内部の広大なヴォイドを予感させている。ドミニク・ペローがヴォイドを説明的に言うには、「パリの広場」としての役割を担う存在である、と言うことだ。今後開発の進む、パリ13区のスタート・ポイントとして、必要なのもは、スペースとエンプティネス。確かに明快な考えと、歴史への参照という姿勢の伺える提案に思える。それはまた、タワーと広場という、都市のランドマークとして、パリのみならず、ヨーロッパの街々ほとんどに共通した理念を持ち込んでいる。 読書する者への、家としての落ち着つける空間と、国立という威厳を、慎重に表現された内部空間だ。回廊から見え...
  • FormattingRules
    #nofollow #norelated テキスト整形のルール 通常は入力した文章がそのまま出力されます。 HTMLのタグは効果がありません。書かれた文章はそのまま(「 font color="red" text /font 」といった形のまま)表示されます 段落と段落の区切りには空行をはさんで下さい。空行をはさまず、連続している複数の行は同じ段落と解釈されます (連結して表示されます) これに加えて、特定のルールによるテキスト整形を行うことができます。以下では、プラグインについてはよく使われるものだけを簡略に説明しています。プラグインのオプションなど詳細な説明については PukiWiki/1.4/Manual/Plugin を参照してください。 テキスト整形のルール [#oca54177] ...
  • イタリア旅行記/2000年12月25日
    イタリア旅行記/2000年12月25日 12月25日。今日はミラノを経ちヴェネツィアへと向かう日だ。先日の雪ですっかり街は白くなっていた。駅までスーツケースを運ぶのが大変だったが、一面の雪景色でなんだが楽しい気分になった。 ミラノ中央駅から長距離列車に乗っていく。それにしてもこの街はクリスマスだからといって、なにか特別な雰囲気があるようには感じられなかった。東京でのミレナリオがきっとお祭り騒ぎなのだろう。ミラノでは確かに様々な通りで思い思いの電飾が見られたが、それらはどれも「ささやか」で自然だった。この時期は外出せずに家族とゆっくり過ごすのだろう。こんな時期に遠出するのは我々観光客くらいなものか。 ヴェネツィアへ向かう列車は、6人単位が個室になっているコンパートメントだった。僕らの個室には4人の家族連れが同席していた。出発寸前まで、見送りの人へ手を振り名残惜しんでいた...
  • バベル
    バベル 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、 ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子 モロッコの場面、冒頭から何か息苦しさがあり銃を受け渡されてそれをもてあそぶ兄弟の危なっかしさ。彼らにはどこか殺伐とした空気があって、それは思春期特有のものかも知れないが、銃を持っているせいか断絶感が漂っていた。 一方でブラッド・ピットら演じるアメリカ人夫婦は行き詰っていて、旅行中なのにくつろぐ気配もない。さらに舞台が日本へうつり菊地凛子演じる女子高生(無理あり)で息苦しさは頂点に達しそうだった。心に響く切ない音楽、広大で荒涼とした大地。コミュニケーション不全に溺れる夫婦、そして女子高生。 不全と息苦しさはこの後も続き、様々な場面で展開される。そして不法労働者の乳児が子供を連...
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    カテゴリー一覧 ネット 作家 写真 小説 展示 建築 旅行 映画 監督 リンク元一覧 申し訳ありませんが、recent_ref プラグインは提供を終了し、ご利用いただけません。 人気一覧 最近のノート 近況 写真 テレビ朝日を見学 近況-2005-2-2006-1 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドン MenuBar 決壊 欲望 k.m 六本木ヒルズ 近況-2003-7 ツィゴイネルワイゼン 近況-2006-8-2008-1 近況-2003-6 「せんだい」 回路 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月29日-ロンドン アンダー・コンストラクション−アジア美術の新世代 近況-2004-7-2004-12 近況-2003-8 eanak クリエイターズ 近況-2003-9 WALKABOUT美しき冒険旅行 Invit...
  • その街の今は
    その街の今は 柴崎友香 (著) 保坂和志がほめるから気になるけど、本当に近づいていく感じがする。けれど短いせいか「読んでいる時間のなかへ」存在する小説的なものが少ない。まだ『きょうのできごと』のほうが感じられたような。けれど今回は「都市の記憶」というか、環境あるいは物理的な街へ定着していった人々の行為やしぐさの断片とその集積。そんなことに力が入っていて、風景描写について注目させられた。最近の風景「写真」へ感じるリアリティと結びつくような、ないような。2006-11-07/k.m コメントをぜひ 名前 コメント ...
  • ドストエフスキー
    ドストエフスキー 名前(フルネーム)は、フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー。 ( 旧表記など、別の表記もあり。) ロシア語書きでは、 Фёдор Михайлович Достоевский  ( 英語などの表記。) トルストイと併称される、19世紀のロシアの文豪(小説家)。          近代化途上の帝政ロシアの当代の都会ペテルブルグを中心にした小説舞台で、様々な人間模様や彼らの抱く思想や魂の苦悩を演劇的手法で描いた、時に幻想的作風も見せる都会派のリアリズム作家。 ロシア文学史上、最初の「職業作家(専業作家)」とされている。  引用元 コメントをぜひ 人物紹介じゃなくて、ご感想を言っていただいたほうがいいかと・・すいませんね生意気言って。 -- ...
  • 建築的反省
    建築的反省 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 新建築6月号/丸山洋志氏 青木さん、伊東さん、妹島さんなどの、メディアへ多く取り上げられる建築家。彼らへ共通にみられる言葉。「自由な感覚」「柔らかな境界」などにうんざりだ、というちょっとショッキングな意見。もちろん、それらの分かり易さには、なにか見落としている視点、あるいは履き違えた感覚がつきまとうものなのかもしれない。 「分かる」ということ、理解とはものごとの分割と整理からはじまる。しかしこれは裏返せば、思考がときに誤った分割から出発し、したがって初めから終わりまで、徹頭徹尾誤ったまま理解だけが進むことがある。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画...
  • リンダ リンダ リンダ
    リンダ リンダ リンダ 監督・脚本:山下敦弘 脚本:向井康介、宮下和雅子 出演:ぺ・ドゥナ、香椎由宇、前田亜季、関根史織 さすが山下監督!。好きだなーこの感じ。あの「間」の良さはどこから来るのだろう。映画ならではの贅沢な空気だと思う。 チラチラっと描かれるメンバーの生活ってのが、『リアリズムの宿』や『ばかのハコ船』での「切実な笑い」を思い起こさせるので嬉しくなった。 しかもけっしてクライマックスを大音量の歌で飾り、イワユルここ数年続いた「スポ根的・バンドもの」に系列されていくだけじゃない所がよい。 元々が無気力なままを描いてるせいか、そのゆるさが「デフォルト状態」として意識されず、盛り上がることへイヤラシイ演出はいらないのだろう。 そんな空気を描く同時代としての映画は、きっと将来に渡って参照されるの...
  • eanak
    I think and walk, therefor I am. identity office worker in Tokyo now occuppied changing my job!! こちらのページの目次です。 こちらのページの目次です。 [#n8b15cb1] 発言ページのリストです。 [#db1b2358] 対話 [#h6151729] 英語、ボケ、そしてお笑い [#fd9210b6] 読書談義 [#l4e32058] 漱石とか。 [#k18e3eda] 漱石など。 [#v23e0c37] 漱石デビュー。 [#b3e01d18] ちょっと宣伝。 [#o8f5b102] ご無沙汰です。 [#t9a3c5b6] 発言ページ...
  • 音楽
    『音楽』 まだあまり三島由紀夫を読んでいないのだけど、著者の作品へは「耽美的」なイメージがある。そして僕のそんなイメージを押し進めるのに、この小説はとても機能を果たした。 三島由紀夫 新潮文庫 400円 まず主人公である精神分析医・汐見にかかった患者・麗子の病症を、「音楽」と言う一つの象徴に見立てて巡ったドラマであること。その設定はまさに先日観た映画「青い夢の女」そのもので、安楽椅子にくつろいで自らの性癖歴を語る美女、というものが映像の再現のように目に浮かぶようだった。あの映画では「精神分析医とは滑稽な存在だな」という感想が大きく、コミカルさばかりが目立っていたが。 精神分析ものは基本的に好きだ。それは三島の小説の中で出てくる分析という行為が、とても誠実に学術的でありながら、多くの分析書が難解な症例を通じて語るしぐ...
  • レインメーカー
    レインメーカー 監督・脚本・製作総指揮:フランシス・F・コッポラ 原作:ジョン・グリシャム 出演:マット・デイモン/クレア・デーンズ/ジョン・ボイト/ダニー・グローバー/ダニー・デビート/マリー・ケイ・プレイス/ミッキー・ローク/ロイ・シャイダー マットデイモン主演、若き弁護士の映画。 アメリカ映画にはめずらしく、淡々としたストーリー。 もっぱら、デイモンの独白的せりふはこびが多く、人間の内面を描きたいというねらいが、伝わってくる。 負け知らずのやり手弁護士に勝ったのは、その純粋な正義感だった。ただ大きな勝利の感触が、勝つことを目的へと換えて行き、やがて自分も堕落してしまうことを悟ったデイモンは、弁護士という職業の限界を感じる。そして弁護士を育てる「教師」への道を選ぶのであった。 契約社会として、この日本よりも断然...
  • インランド・エンパイア
    インランド・エンパイア 監督: デヴィッド・リンチ 製作: デヴィッド・リンチ、メアリー・スウィーニー 脚本: デヴィッド・リンチ 出演: ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ハリー・ディーン・スタントン とにかく、こんなに無謀で実験的な映像が3時間もあって見事に成立していることに驚き。人間の頭の中は統一的な見方をいつでも追いかけてしまうけれど、それを何度も何度も裏切られて、けれど微妙に配置された前後の辻褄にまどわされてやはり統一させようともがく。その繰り返しで後半は見続けるのもシンドかった。 けれどラストの抜けるようなダンスシーンで、救われはしないけれどヤラレタ感はつよく、なんともカッコよい映画だと悔しさがつのった。デジタルビデオカメラのチープな映像で、しかも徹底的に常識的なアングルを回避したカットは、一方で素人の自分をウソでも励ましてくれたw。 ...
  • なぜ、植物図鑑か
    なぜ、植物図鑑か 中平卓馬映像論集 先日アラン・ロブ=グリエの訃報があった時、昔途中で挫折した『迷路のなかで』を探して再度パラパラと読み、ちょっと面白そうだと思いつつ、結局またなげてしまった。無言の映像が流れているように独特な展開なのだけれど・・。 中平卓馬は冒頭の「なぜ、植物図鑑か」で、アラン・ロブ=グリエをたくさん引用している。「客観的な事物描写の徹底」などで知られる彼の小説だけではなく、ヌーヴォー・ロマンが行っていた伝統的小説の否定、作者の世界観を読者に「押しつける」ことの危険性になぞらえて、写真表現からの恣意性排除を叫んでいる。 写真はその現実を写し取ったかのようなリアリティーから、「世界を説明すること」を担わされてきた。ただしキャプションなどによって、いかようにも受け取る印象を左右できる「政治的な手段」となっていることも一方で僕らは知っている。 ...
  • コンテンツの思想
    コンテンツの思想 コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル 東 浩紀(著) 青土社 今年、非常に多くの著作を出している東浩紀。今のところ全て購入しているものの、『ゲーム的リアリズムの誕生』でちょっと挫折。それから遠ざかっていた。けれどこの本は分かりやすく(対談なので)、久しぶりに「面白い」と感じた。この勢いで残りも読み進みたい。 オタク文化を捉えてポストモダン社会全般に通じる「動き」を見出す『動物化するポストモダン』は鮮やかだったけど、次第にライトノベルとかゲームなど細部の話しに入ってしまうと分からなくてつまらなかった。この本ではそんな細部よりも一般性のある話題が中心になっていてよい。 (自分が好きだと感じられる)批評とは「今」を切り取る作業で、普段漠然と感じていることなどを明確な形でしかも角度を変えた鮮やか...
  • 夏の嵐
    夏の嵐 監督:ルキノ・ヴィスコンティ 原作:カミッロ・ボイト 出演:アリダ・ヴァリ、ファーリー・グレンジャー、マッシモ・ジロッティ、他 1954年/イタリア映画 2時間6分 ヴィスコンティの作品。 19世紀オーストリア支配下のベニス。 ヴィスコンティの作品はなんだか映像に重厚感をとても感じる。 貴族の華やかさと美しさ、反面人間の堕落ぶりと残酷さ。 二つの世界が常に隣り合わせな恋愛物語。 盛り上がる伯爵夫人の行く末には堕落の影が見えてくる。 すべてを捨てて行く夫人の勢いへ、いつも男達はうろたえ、受け止めきれずに裏切りや逃避的な行動になる。女性の激情あふれるこの作品へ、またしても男との世界観の差を見た気がした。 祖国の運命をかける男達の大事な軍資金も、自らの恋を貫く手段として使ってしまう夫人の激情ぶりは...
  • 夕子ちゃんの近道
    切実さと「ゆるさ」が同居する作品 長嶋 有 (著) 小説の終盤、わずかにパリが登場する。けれど読み始めてまもなくヨーロッパというか、それに近い場所のイメージを思い浮かべてもいた。主人公を含む登場人物たちの「旅先」としてパリは登場するのだけど、彼(主人公)は自分がずっと旅を続けていたのだと語る。 それは初めから最後まで彼が匿名な存在として居続けたからで、匿名な街のある店の2階へ居候をし、身のうちを明かさないまま違和感もなく生活を続けていく姿の中へ「旅」を感じていたからだと思う。小説の中の彼も、そして自分も。 匿名な存在であることの気楽さと不安へ、読んでいる内に感情移入する。まるで放浪する無頼のようにモラトリアムな生活と、様々に交わすコミュニケーションの断片へ。 けれど終盤、このフィクションが与える妙なリアリティーは、むしろ現実の生活...
  • どん底
    どん底 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 原作:マクシム・ゴーリキー 上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ マクシム・ゴーリキーの原作をアマゾンで購入しつつ結局読めないままこの日を向えてしまった。正直、ケラリーノ・サンドロヴィッチ がなぜこんなに人気を呼んでいるのか、こんなに大きな企画を成し遂げてしまうのか分からなかったけれど、今日の舞台をみて納得。素晴らしい。 何度も鳥肌の立つ場面があって、映画の構成とも似ていて、大きな空間をもつ舞台のダイナミズムを充分に発揮していた。小劇場での面白さに比べて芸能人の出ているものはどこか軽視していたけれど、お金払う価値のアルものを実感した。 数ページ読んだ限りでセリーヌ『夜の果ての旅』なんかを思いだす貧民窟...
  • ハンニバル
    ハンニバル 監督; リドリー・スコット 出演; アンソニー・ホプキンス,ジュリアン・ムーア,ジャンカルロ・ジャンニーニ,レイ・リオッタ 著作を読んでいないので、前作の余韻で見に行っています。先行オールナイトでは初めてのほぼ満席でした。 レクターと言う奇怪な食人を犯すサイコスリラー、FBIで苦労しているクラリス、二人が繰りなす物語。ハンニバルって古代屈指の戦略化ってなにかに載っていましたが、この映画でのレクター博士はなぜかスーパーマンのようでした。 FBIというエリート集団のなかで、ひたむきに任務へ打ち込んでいるのだが、卑小な感情がし向ける、ささいな判断のずれから大量に死者を出させてしまう、つまらないがそれも社会の構造とも言えるものへ、言われようもないやるせなさを感じていたクラリス。そこへ10年前の悲劇であり名誉でもあるレク...
  • 過去のない男
    過去のない男 2002フィンランド/ユーロスペース 監督・製作・脚本:アキ・カウリスマキ 撮影:ティモ・サルミネン 出演:カティ・オウティネン/マルッキィ・ペルトラ/マルコ・ハーヴィスト&ポウタハウカ/アンニッキ・タハティ/ユハニ・ニエミラ/カイヤ・パカリネン/サカリ・クオスマネン ああ、このテンポ!。と思わずにはいられないカウリスマキ節。昭和歌謡のようなマッタリした曲調を連続させ、さらに磨きをかけた独自の世界観ではないか。見ていてとても嬉しくなってしまう不思議な映画だ。 人々の連帯意識と殺伐とした都会の空気とが入り交じっていて、でも全体的には心あたたまる人間関係ばかりでもあって、感情を抑制していることがかえってそのような気分がありありと伝搬してきて、モノや事象が等価に存在して、時間の感覚が無いばかりでなく、 すべ...
  • チンピラ
    チンピラ 監督:青山真治 原作・脚本:金子正次 音楽:鮎川誠  出演:大沢たかお、ダンカン、片岡礼子、寺島進、光石研、青山知可子、石橋凌 不揃いな2人 かつて川島透が映画化した金子正次の原作を再映画化。昭和59年の川島版は、主演が柴田恭兵とジョニー大倉だったが、青山版は大沢たかおとダンカンの主演。 それにしても寺島進はなにか哀しい。人間の器としてやや希薄な印象を表現するのがウマイ。彼あっての大沢たかお、ダンカンだと思った。友情劇というものにも見れるが、それにしては特異な感じもする。はたしてダンカンと大沢たかおの間に友情があったのかというのも気になる。 不器用で社会に馴染めず、臆病でヤクザにもなれず、中途半端な生き方へリアリズムを感じるダンカンと、ヤクザに憧れ上京し、中途半端な存在を嫌い、真っ直ぐなと...
  • ガーゴイル
    ガーゴイル 2001仏=日本/キネティック 監督・脚本:クレール・ドゥニ 製作:ジョルジュ・ベナユーン/ジャン=ミッシェル・レ/フィリップ・リエジョワ 脚本:ジャン=ポール・ファルジョー 撮影:アニエス・ゴダール 音楽:ティンダースティックス 出演:ヴィンセント・ギャロ/トリシア・ヴェッセイ/ベアトリス・ダル/アレックス・デスカス/フローランス・ロワル=カイユ/ニコラ・デュヴォシェル ヴィンセント・ギャロ(性的な欲望が高まると殺人を犯してしまう奇病に苦しんでいる人。)と「ベティー・ブルー」のベアトリス・ダル(同様な奇病でさらに深刻な状態。)が共演。しかも「パリ18区、夜」のクレール・ドゥニ監督。これだけでもう、ミニ・シアターファン必見の映画と言える作品。 このデータベース的な...
  • 写真
    今までに取り上げた写真関連リスト 近況-2004-4-2004-6 MenuBar Self-Reference ENGINE photographers #039;gallery なぜ、植物図鑑か アンリ・カルティエ=ブレッソン サイト・グラフィックス展 シルバーウィークにアレコレ・感想4つ フォトグラファーの仕事 マーティン・パー写真展 ランドスケープ 柴田敏雄展 ヴォルフガング・ティルマンス展 写真展と写真集メモ 写真新世紀-2006 土田ヒロミのニッポン 映画と写真は都市をどう描いたか 最近の冬 東京国立近代美術館の写真作品 野口里佳の展示を見て 銀座で写真展2つ 写真-覚書 2013-07-16 片山博文「Facts in Flatness 」■アンドレアス・グルスキーが写真をデジタル加工し、コンセプチュアル性を高めているのに対し、彼は写真...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドン
    2000年1月28日 ロンドン ヨーロッパへの上陸は、ロンドン・ヒースロー空港。テムズ河が縫うように蛇行し、一部の高層ビル以外は低層の建物が多く、過密ながらも落ち着いている。タワーブリッジやビッグベンが見えた。ロンドン西端のヒースローからバスで中心街へと向かった。かつての貴族達が残した大邸宅の一部がときおり見える。 レンガ造りの建物が目立つ。19世紀ヴィクトリア朝時代にほぼ完成された都市となったロンドン。明治時代の日本はイギリス建築に学んだため、都内にもある様な洋館が多い。中心街近く、ハマースミス高架道あたりには、ラルフ・アースキン設計のアークが見える。道路へ迫りながらすり鉢上に広がるボリュームは、ちょっとコミカルながらインパクトは大きい。オフィス内部が夜景に浮かび上がって近未来的な光景だ。 ホテルへ荷物を置き、日は沈んでいたがさっそくミレニアムドームを目指す...
  • 多重化するリアル
    多重化するリアル 心と社会の解離論 (ちくま文庫) (文庫) 香山 リカ (著) 著者は「リアリティ喪失」の問題を考えるきっかけとして、離人症性障害を取り上げる。以下、定義を引用。 1)自分の精神過程または身体から遊離して、あたかも自分が外部の傍観者であるかのように感じている持続的または反復的な体験。 2)離人体験の間、現実吟味は正常に保たれている。 3)離人症状は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。 4)離人体験は、精神分裂病、パニック障害、急性ストレス障害、またはその他の解離性障害のような、他の精神疾患の経過中にのみ起こるものではなく、物質(例:乱用薬物、投薬)またはその他の一般身体疾患(例:側頭葉てんかん)の直接的な生理学的作用によるものでもない。 上記の症例は解離性障害...
  • 監督
    今までに取り上げた監督さんリスト 小津安二郎 カテゴリー カテゴリー コメントをぜひ。 名前 コメント
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