《風と共に猿》

風と共に猿  1850/1200  風属性  獣族  ☆☆☆☆
このカードが戦闘を行ったターンのエンドフェイズ時、このカードとフィールド上のカード1枚を持ち主の手札に戻す。(hokuオリジナル:10月)

バウンス効果を内蔵した獣族風属性モンスター。
『N・グラン・モール』と『霞の谷の戦士』を足して割ったような効果。

バウンス効果の発動条件は
 ○このカードが戦闘を行い、エンドフェイズまでフィールド上に残る
 ○エンドフェイズ時にこのカード以外にフィールド上に1枚のカードがある
そして効果を処理する際に、対象となったカードがフィールドから離れない事が必要となる。従来のバウンスモンスターとしては発動が遅いうえにダメージステップ外でバウンス効果を発生させる為、対策されやすい。しかしながら戦闘によって相手を破壊しても問題ない為、成功すればフィールドアドバンテージを稼ぐ事ができる。相手ターン中はフィールドにいない事が多いので、魔法での対策も難しい。

元々フィールドには残りにくいものの、残しておくとコントロール奪取から悲惨な状況に追い込まれる事もある。それ1枚で自分のカードが3枚フィールドから消えたりする。また『野性解放』のデメリットを帳消しにしようとして、『魔法の筒』を発動されると目も当てられない。

効果対象は自分フィールドを選択する事もできる。『光の護封剣』で守りながら攻撃、というのはシンプルながら非常に強力。ただしバウンスに戦闘を介する必要がある為、フィフティフィフティでの採用は難しい。

攻撃力は下級アタッカーの水準を超え、決まればオリカデュエルでは禁止カードに指定された『N・グラン・モール』をも超える活躍を見せる事もある。しかし、オリカデュエルでは『押収』が制限に復帰し、『マインドクラッシュ』が準制限となっている。3積みも可能なスペック故に、自身の効果で手札に溜まりまとめて墓地へ、というのも珍しくはない。

《風神結界》《鵺》と合わせて使ってもいいだろう。自身を戦闘サポートとしつつ、手札に戻る事でこれらの効果をさらに活かしやすくする。獣族にはこれとシナジーするカードは少ないが、『レスキューキャット』や『野性解放』によって決定した自爆から逃がしてやるといった使い道もある。

  • 言うまでもなく名前のネタは「風と共に去る………」だろう。

  • 効果は強制効果、相手ががら空きの時は自分のフィールドを荒らしてくれる可能性がある。
最終更新:2008年11月03日 11:07
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