《トイ・エンペラー》

トイ・エンペラー  2300/800  地属性  戦士族  ☆☆☆☆☆☆
このカードが相手モンスターを破壊したとき、デッキから罠カード1枚を手札に加えることができる。(アニメGXオリジナル:8月)

罠カードをサーチする効果を持った上級モンスター。
OCG中唯一あらゆる罠を直接手札に呼び込める効果を持つ。

上級モンスターとしてはやや物足りないステータスだが、その効果は強力。一度でも攻撃を通してしまうとその後の対抗が難しい。戦士族の上級モンスターとしての運用は勿論、パーミッション系のデッキでも活躍が期待できる。『砂塵の大竜巻』や『キックバック』など、罠対策カードへの対策カードをデッキに仕込んでおきたい。

攻撃を通すためには相手の罠を潰したいが、自身の効果故に『王宮のお触れ』などを張るわけにはいかない。種族や属性のシナジーはないが、『漆黒の戦士 ワーウルフ』や『ミラージュ・ドラゴン』と並べてやれば安心して攻撃する事ができる。自分の『次元幽閉』、『ライジング・エナジー』などを相手のカウンター罠に妨害される事がないのもポイント。

『トーチ・ゴーレム』と相性がいい。守備で出した『トーチ・ゴーレム』は格好の獲物になり、トークンは生け贄要員とし使う事ができる。このカードの効果により攻撃表示で晒されるトークンを守るのが容易なので危険性も薄い。特に『死のデッキ破壊ウイルス』を即座にサーチする光景は驚異そのもの。『強制転移』と絡めて『魔のデッキ破壊ウイルス』、『闇のデッキ破壊ウイルス』をサーチしてもいい。

『炸裂装甲』『落とし穴』のような汎用性の高い除去カードをサーチしてもいいが、相手を除去し尽くしてしまうと餌となるモンスターがいなくなってしまう。直接除去するカードよりは『重力解除』『銀幕の鏡壁』のように、戦闘破壊のチャンスを作れるカードのほうがいい場合もある。

  • 『ライオウ』には注意したい。戦闘面では問題ないのだが、例え破壊してもこのカードの効果が発動する時点では『ライオウ』は場に残っている為、その永続効果によりサーチ効果は封じられる。

  • 『フェンリル』などと同じく、相打ちでも効果が発動する。トークンを破壊しても大丈夫なので『リバイバル・ギフト』で相手の場に破壊可能なトークンを発生させてやってもいい。


  • 原作、アニメ、他作品において―
    アニメGXのナポレオン教頭の使用するモンスター。「ナポレオンVSクロノス」戦でのみ登場。その効果により落とし穴をサーチしてセットするが、対象を取る罠を無効にする『古代の機械工兵』によって突破されてしまう。
    アニメでは全く活躍しなかったが、PSPソフトTagForce2にオリジナルカードとしても登場。やはりナポレオン教頭が使い、専用のサポート魔法『皇帝の戴冠式』によってデッキから飛び出し、『落とし穴』『奈落の落とし穴』『粘着落とし穴』を次々とサーチしてセットしてくる。罠への対策をしっかりしておかないと手がつけられない状態になりかねない。
最終更新:2008年09月26日 22:55
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