《黒犬獣バウ》

黒犬獣バウ  1400/1200  闇属性  獣族  ☆☆☆☆
このカードが召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した時、フィールド上に表側表示で存在する闇属性モンスターの数×400ポイント攻撃力がアップする。(遊戯王Rオリジナル:10月)

攻撃力を上昇させる効果を持つ闇属性の獣族モンスター。
その気になれば『キラートマト』から攻撃力3000が飛び出すのも夢ではない。

攻撃力が決定するのは場に出た瞬間であり、『超熱血球児』のように展開したモンスターを維持する必要はない。その分上昇量は緩い為工夫が必要だが、『幻銃士』や『終焉の焔』により意外に簡単に高い攻撃力を持つ事が出来る。

自身が闇属性の為、実質的に攻撃力1800のアタッカーとして十分活躍が期待出来るだろう。相手フィールドのモンスターも含む為、『DNA移植手術』などにより強制的に属性を変える価値もある。『リバイバルギフト』ならば一度に3体の闇属性モンスターを出し、自身を含めて攻撃力が3000にまで達成する。チューナーがいればシンクロ素材になってしまいがちではあるが、、このカードなしでもシンクロ出来る状況であれば攻撃力3400+強力なシンクロモンスターが並ぶという事もありうる。

『レスキューキャット』で呼べないうえに闇属性を要求する為、獣族としての本分を発揮するのは難しいだろう。属性や攻撃力の都合から『怒れる類人猿』のほうが、純粋な獣族デッキとしてはアタッカーとして使いやすいか。

『地獄の暴走召喚』と極めて高い相性を持つ。永続的に変化するモンスターとは違い、召喚時の誘発効果な為に『地獄の暴走召喚』を発動する事が可能なのだ。単純にこのカードが3体並ぶので攻撃力2600が3体は約束され、相手フィールドや他の自軍モンスターの状態によっては3800、それ以上さえも狙う事が出来る。攻撃力増加、そして確実に相手を仕留める為に『軍神ガープ』が出ている状態で使えば必殺レベルだろう。

高い攻撃力を期待出来るものの、他の永続的に攻撃力を変化させるモンスターとは違い『収縮』に致命的に弱い。攻撃力を再計算される為、どんなに自身の効果で攻撃力が上がっていようと700という数値にまで落ち込んでしまう。ビートダウンならほぼ確実に1、2枚は入ってる事が予想出来るので注意が必要となる。『地獄の暴走召喚』など腐りやすい魔法も併用している場合、『八式対魔法多重結界』をスタンバイしておいてもいい。


  • 原作、アニメ、他作品において―
    遊戯王Rの「闇遊戯VS百野真澄」戦にて、闇遊戯が使用。元は効果を持たない攻撃力1800のモンスターである。『小天使テルス』を戦闘で破壊し、次のターンに『闇紅の魔術師』の生け贄になった。
最終更新:2008年11月04日 14:02
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